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ラブライブ!スーパースター!! 3期第4話感想

2024年11月02日 | ラブライブ!スーパースター!!
 今話の名セリフ:「涙を流したここから、もう一度、最高の笑顔を目指しますの! 雨の後のあの虹のように!」

 「ラブライブ!スーパースター!!」3期第4話「No Rain,No Rainbow」の感想です。


~ オープニング前 ~
    
「はぁ・・・。」
   
   
「姉者、ダメだったのですか・・・?」
「うるさい!」
「姉者は頑張りました! 毎日遅くまでずっと勉強していましたし!」
   
「むしろ、姉者の素晴らしさを分からないやつらこそ無能なのです!」
「ダメなものは、ダメだったんですの・・・。」
   
    
「ほとんどなくなってしまいましたの・・・。」
「姉者・・・。」
   
   


~ Aパート ~
 先日の代々木スクールアイドルフェスの反響はすごかったようで、ラブライブ連覇を目指すLiella!には追い風となりました。
 しかし、ラブライブに出場できるのは、1校につき1チームだけという事は変わりません。かのん達がいるトマカノーテにも勢いがある上、どちらも好きで応援している生徒は沢山います。一体、どっちがラブライブに出場できるのか?

 そんな中、かのん達は練習中。今日は、久々に冬毬が練習に出てきました。
 ランニングの途中、Liella!メンバーと遭遇しました。かのん達は、Liella!メンバーと違うランニングコースを走るつもりだったのですが、同じコースを走ってしまったようです。
「姉者。」
「え・・・。」
    
「姉者は本当に続けるつもりなのですか? スクールアイドルを。」
「当たり前ですの・・・。」
「2人とも、どうしたの?」
    
   
「四季の歌を聞いて思いましたの・・・。私ももっと輝ける・・・。さらに新しい光を見つける事ができるんじゃないかって!」
   
「だから、引き続きスクールアイドルという夢を追いかける、と?」
「ですの!」
   
「分かりました。では、私は全力で姉者に思い知ってもらいます。夢を追いかける事が、いかに無駄かという事を。」
   
   
「ちょっと! え・・・、速っ・・・。」
   
「すごい身体能力ね・・・。」
「あれだけ鍛えてるかのんちゃんが見送るしかないなんて・・・。」
   
「それよりも・・・。」
「夏美ちゃんもいないっす!」
「姉妹揃って消えマシタ!」
    
「心配ない。」
   
   
「これって・・・。」
「まさか発信器!?」
「今、ここ。」
   
「地下鉄の駅? みたいね。」
   
 発信機とか、まーた、高校生とは思えない奇行やってやがるよ。センターに立つのはプレッシャーを感じてたくせに、どうしてこういう事は堂々とやれるのか、コレガワカラナイ。(笑)

 その後、かのん達は、夏美と冬毬の後を追いました。
 着いた先は牛久駅。茨城県内です。本当にここにいるのかどうか疑わしいですが、間違いなくここにいるそうです。
「でも、なんで夏美は、こんな所に?」
「それは・・・。」
   
   
「これを見に!」
   
「こ、これは何デスカ!?」
「でかっ!」
「怖いかもっす・・・。」
「本当に、なんでこんな所に来てるの? あの子達・・・。」
   
「ここじゃない。」
「え・・・。」
「でも、かのんはこっちだって・・・。」
   
「いやー、せっかく久しぶりに、みんなと一緒だから、記念にって!」
「んな事してる場合じゃないでしょ!」
    
   
 「でも、記念写真には付き合うわ」って、マルガレーテさん、話のノリが分かってますね。そして、ギャラ子と四季は、自分の役割をよく分かってらっしゃる! もう両チームは1つになったって事でいいんじゃないかと思えてきました。(笑)

 少しして、かのん達が着いた先は・・・、
   
「もしかして、ここが・・・。」
「夏美さんの家?」
「ちょっと待て! じゃあ、2人とも、ここから毎日通ってるのか!?」
   
「おじいちゃんとか、おばあちゃんの家かもしれないよ。」
「とりあえず、確認。」
   
〈夏美はここですのー! 夏美はここですのー!〉
   
「夏美! うるさいわよ!」
「こ、これはスマホが勝手に・・・。」
   
「何ですの!? でっかい虫がくっついてますの!」
   
   
「夏美、ちゃん・・・。」
   
   
 こんな中でも「夏美はここですのー!」コールが鳴り続けているのがジワジワくるんですが。っていうか、副社長は、発信機つけられてる事に気付けよ。相変わらず四季のおもちゃにされていて、今日もLiella!は平和ですね。(笑)


~ Bパート ~
 ここが夏美の家である事には間違いありませんでした。
 夏美が結ヶ丘に入学した理由は、エルチューバーを極めるなら都会の学校に通う方が有利だと冬毬に勧められたからです。

「冬毬ちゃん、夏美ちゃんに言ってたよね? 夢を追いかける事が無駄だと知ってもらうって・・・。」
「はい・・・。それも全部、私が悪いんですの・・・。」
   
   

「私は、オリンピックで金メダルを取る、選ばれし人なのですの!」
   
   
    
「夏美は、ノーベル賞を取れる科学者になる事、間違いなしですの!』
「うんうん!」
   
「私はモデルになる! 世界を股にかけるスーパーモデルに!」
「うんうんうん!」
   
「あれもダメ・・・。これもダメ・・・。全部ダメ・・・。」
   
「夏美! ケーキ買ってきたよ!」
「いらない!」
   
   
    
「ない・・・。」
   
   
「お腹空いた・・・。」
   
   
「姉者、次はどんな夢を追いかけるのですか?」
   
   
   
「バカらしい・・・。」
   
「姉者、元気を出して・・・。」
「ありがとう、冬毬・・・。でも、もういい・・・。」
    
「まだ沢山叶えてみたい事があったでしょ? 1つダメになったからといって・・・。」
「1つではないですの・・・。2つ・・・。3つ・・・。いや、全部か・・・。」
   
   
「姉者・・・。」
「私には才能がないんですの・・・。夢を追う資格も、きっとない・・・。夢を追うなんて、無駄な行為ですの・・・。」
   
   
   
「あ、それならいっそ、お金でも貯めて、困らないように生きていこう! お金なら裏切らない! そう! これからはマニーが命ですの!」
    
「マニー・・・。」
「そう! 大切なのは夢なんかより現実! マニーですの!」
    
   
   
「夢なんかより、現実・・・。」
「え?」
   
「夢なんて・・・、持つものじゃない・・・。」
   

「それ以来、冬毬は、一切夢を語らなくなった・・・。」
   
「なのに、お姉ちゃんは突然スクールアイドルを始めちゃって・・・。」
「マニーよりも・・・。」
「夢を追いかけて・・・。」
「冬毬ちゃんは不服・・・。」
「って事っすよね・・・。」
    
「騒がしいですね。」
「冬毬ちゃん! お邪魔してます・・・。」
「遠路はるばる、ようこそ。」
   
「冬毬ちゃんは、夢を追いかけるなんて、意味がないって思っているんでしょ?」
「はい。」
「夏美さんは、すごく頑張っていますよ! Liella!の心強いメンバーです!」
   
「姉者が夢を追いかけても、無意味です。」
「そんな事分からないよ!」
「分からない? 何を根拠に?」
    
「夢を持っているから、自分が思っていた以上の力を出せる・・・。できない事や大変な事でも乗り越えられる・・・。」
   
「それは、かのん先輩に夢を叶える才能があるからです。」
   
「そんな事・・・。」
「あれだけの歌唱力を持ち、ラブライブという名の知れた大会で優勝した。才能がなければ、できない事ですよ。」
   
「それだったら、一緒に頑張った夏美ちゃんだって・・・。」
「やめて!」
    
「冬毬の言う事は分かる・・・。実際、私は、Liella!に入るまで、何一つ夢を叶えてこられなかったんだから・・・。」
「その通りです。」
    
「私だって、スクールアイドルを始めた時は半信半疑だった・・・。でも・・・。」
   
「あの決勝のステージの上で、私は最高に感動したの・・・。」
   
「もう一度、あそこで歌いたい。今度は、自分が中心になって、いつかかのん先輩達が卒業した後も、頼られるような存在になりたいって!」
「夏美ちゃん…。」
   
   
    
   
「私だけではありませんの。きな子、メイ、四季・・・。2年生の思いは、みんな同じなんですの! それが今の私の夢なんですの!」
「皆さん、そんな事を・・・。」
    
「実は・・・。」
「ミートゥー。」
「まったく、恥ずかしいから先輩達には言うなって話してたのに・・・。」
    
「私は、スクールアイドルがどんなものなのか、直接入部して学ぼうと判断し、行動しました。姉者が今言った夢は、可能か不可能か? 答えるまでもないと思います。」
   
   
「酷い・・・。」
「あんまりじゃねーか!」
「いくら努力しても、その夢は叶わないでしょう。」
    
「このヤロー!」
「待って! 冬毬ちゃん、言い過ぎだよ・・・。」
    
「すみません・・・。」
「決めつけたら終わりだよ・・・。まだ未来なんて、誰も分からないんだから・・・。」
    
「だから、続けても構わないと言うのですか? ダメだったら?」
「それは・・・。」
    
「あなたたちと姉者との関係は、スクールアイドル活動をしている間だけになるかもしれない。けれど、私は、これまでもこれからも、ずっと見ていくのです。姉者の事を・・・。」
   
「もう、傷付いてほしくないのです・・・。姉者に・・・。」
「冬毬・・・。」
    
   
   
    
    

 その翌日・・・、
「ナッツー、話しかけてもボーっとしてるデス・・・。」
   
「冬毬ちゃん、何もかもダメって訳じゃなくて、夏美ちゃんをすごく応援しているし、夏美ちゃんの事、大好きだよね・・・。」
「可可も、そう思いマス!」
「傷付いてほしくない、か・・・。」
    
「いた! やっぱり、ここだったのね!」
   
「な、ん、で、アンタが、ここにいるのよ! 敵の本部みたいな所でしょ! ここは!」
「敵とか言うのやめようよ・・・。同じスクールアイドルなんだよ・・・。」
「だから、アンタと組むのは嫌だって言ってんのよ! そんな甘い考え!」
   
「マルガレーテちゃんは?」
「は?」
「あの2人の事、どう思う?」
「ん?」
「夏美ちゃんの事。夢追いかけるって、意味のない事だと思う?』
   
「私だったら、誰が何と言おうと諦めないわ。」
   
「はは・・・。やっぱり、そうだよね・・・。」
「そういや、さっき、2年生が話していたわよ。その事について。」
   
『え? 2年生が?』
   

「悪いが、少し見させてもらった・・・。」
   
   
「これは・・・。」
「冬毬ちゃんに渡されたっす。夏美ちゃんが、どれだけ夢を追いかけてきたか・・・。そして、どれだけ諦めてきたか・・・。」
   
   
「皆さんも、冬毬と同じ考えですよね? こんな私が、夢を追いかけても、無駄だって・・・。」
「実際、自分達が先輩達より上だなんて思えないし・・・。」
「私達の力で優勝なんて・・・。」
「夢のまた、夢・・・。」
   
   
「昨日、冬毬と話しましたの・・・。」
   
「このままスクールアイドルを続けても、また、きっと傷付く日が来ます。」
「分かってる・・・。」
   
「叶わなかったら、高校でロストした時間の分だけ後悔する。」
「分かってる・・・。」
   
「マニーを稼げるようになって、姉者は落ち込まなくなった。いつも笑顔になったし、自信に満ちあふれていました。」
   
「私は、姉者の笑顔が好きなのです・・・。姉者には、ずっと笑顔でいてほしい・・・。」
    
「笑顔か・・・。」
「実際、冬毬の言う通りですの・・・。ここにいるメンバーで頑張っても、届かなかった時はきっと・・・。」
「傷付いて落ち込む・・・。」
   
「みんな・・・。」
   
   
「でも、きな子、このノート見た時感動したっす!」
「感動?」
「そうっす! 夏美ちゃん、こんなに沢山挑戦してきたんだって・・・。」
   
    
「全部失敗してきたんですのよ・・・?」
「私は、大して失敗もしてないのに、くよくよした事もあって、カッコ悪いな、自分、って思った・・・。夏美は、すげーよ!」
「メイ・・・。」
    
「夢を叶えようと思ったら、傷付いたり落ち込んだりするから、笑顔になれる日が来るんすよね!」
「きな子・・・。」
    
「No Rain,No Rainbow。」
「何だ、それ?」
「外国のことわざ。雨が降らなければ、虹は出ない。」
   
「素敵な言葉っすね! みんなで虹見たいっす!」
「おー! いいじゃんいいじゃん! どうせなら、でっかい虹がいいよな!」
   
「いつの間にか成長していくんだな・・・。」
「うん・・・。」
   

 しばらくして・・・、
    
    
「何ですか、これは?」
「冬毬、ありがとう・・・。私の笑顔を好きと言ってくれて・・・。」
   
   
「それは事実ですから。」
「落ち込む時や、傷付く時があったとしても、スクールアイドルに出会えて、初めて分かったの・・・。」
    
   
「本当に楽しいって思える笑顔・・・。マニーよりももっともっと素敵な、最高の笑顔になれる日が来ると信じているの・・・。」
   
   
    
    
「だから、これからも、私を見ていてほしい!」
   
「涙を流したここから、もう一度、最高の笑顔を目指しますの! 雨の後のあの虹のように!」
    
   
「オニナッツー!」
『ソングフォーオール!』
    

 今回は、これで終了です。


【まとめ】
 という事で、今回は、鬼塚姉妹がメインの話でした。
 2人が住んでいる場所が判明したり、2人の悲しい過去が明かされたり、2年生4人の成長が見られたりと、かなり見応えのあった一話だったと感じています。

 まず、鬼塚姉妹の家が牛久にあるというのが、驚きでした。まさか、都外に住んでいたなんて・・・。
 2人の家から牛久駅までも、そこそこ距離があったように感じましたので、通学時間は2時間近くといったところでしょう。これは大変だ・・・。
 そういや、ニジガクのしずくも、通学時間が同じくらいでしたっけ。家が鎌倉で、学校がお台場ですし。
 「ラブライブ!」や「サンシャイン」は、廃校の危機を何とかしようと奮闘していたと思うと、長時間通学や、海外からの入学は、時代が変わったな、と感じちゃいますね。

 また、夏美が結ヶ丘に入学した理由は、エルチューバーを極めるなら都会の学校に通う方が有利だと冬毬に勧められたからでした。
 エルチューバーを極めるために結ヶ丘って、え? 結ヶ丘は新設校で、音楽が特色であり、情報発信にはそんなに力を入れていないと思うと、エルチューバーを極めるための結ヶ丘入学というのは、疑問に感じちゃいますね。まあ、原宿は、流行に富んだ街ですけど。
 エルチューバーを極めるんだったら、虹ヶ咲学園が良かったんじゃないかと。あそこは、情報処理学科がありますし。まあ、結ヶ丘に行くより時間がかかる上、電車の乗り換えが面倒ですし、変な部や同好会が多い分、学費が結構かかりそうなのもネックですね。(笑)

 姉の影響で冬毬がすごく現実的になったというのは、前々話感想の予想通りではありましたが、実際に描かれると、結構きついですね・・・。
 叶えたい夢を沢山書いた「夢ノート」が無残に捨てられたり、夜中の暗い部屋で夏美が夢を追う事を諦めたり、姉を純粋に見ていた冬毬の目が徐々に曇っていったりとか、容赦なさ過ぎでしょ・・・。私達の心まで折りに来てるんじゃないかと思っちゃいましたね。

 冬毬は、失敗続きでも夢を追う姉の事が大好きで素敵だと思っていたでしょう。それだけに、度重なる挫折に耐えられず、夢を諦める姿を見ちゃったら、そりゃショックですよね・・・。
 とは言っても、夢を諦めないでほしいと、強く主張する事もできたでしょう。でも、尊敬する姉が折れてしまったのなら、自分がいくら励ましても苦痛にしかならない。だから、夢なんかよりも現実を追うべきで、大切なのはマニーだという姉の意見に同調したのでしょうね。

 こうして、冬毬は、夏美以上に現実的な性格となり、合理性や効率性を突き詰め、夢を語らなくなりました。
 しかし、姉が捨てた夢ノートを机の引き出しの中にしまっていたあたり、完全に夢を諦めた訳ではないのでしょう。姉に夢を追ってほしいとは思っているのでしょうけど、それを口にして、また夢を追ったら、また失敗して、また姉は傷付くかもしれない。だから、夢は語らず、黙々と現実を追う事にしてるのでしょうね。

 冬毬が持っていた夢ノートは、夏美以外の2年生3人に渡されました。夢を追う事の過酷さを3人に知ってもらうとともに、姉と一緒の夢を追いかけている3人になら、自分以上に姉を笑顔にできるかもしれない、という思いがあったのかもしれませんね。
 夢ノートを見た3人は、失敗続きでも沢山の事に挑戦した夏美の事をすごいと称えました。そう言ってくれる人がいると思うと、色んな事に挑戦した時間は決して無駄じゃないですよね。本当に良い仲間を持ったと思います。

 そんな素敵な仲間達と一緒に叶えたい夢は、かのん達3年生が卒業してからも、頼られる存在になる事。
 1年生の時は先輩達に付いていくのがやっとだと感じていたのが、そんな事を考えているなんて、成長しましたよね・・・。2年生の成長は、3期の楽しみな要素でしたので、ここで見る事ができたのは、本当に良かったと感じています。

 ただ、「スーパースター」は、かのん達3年生の卒業までを描き、そこから先は描かれないと思われます。
 となると、夏美達4人が最上級生となって後輩達を引っ張っていく姿は見れないと思いますが、それでも、かのん達からさらに頼られるよう、練習を頑張って、実力をつけてほしいもの。後に一緒に活動するかもしれない冬毬やマルガレーテにも、良い先輩っぷりを見せてほしいですね。今後の2年生4人のさらなる成長が楽しみです。

 さて、次回は、タイトルを見た感じでは、中国に行く話になりそうですね。となれば、可可の実家にも行く可能性も? 
 一体どんな理由で、かのん達は中国に行く事になるのか? そして、次回は、どんな結末になるのか? 次回も楽しみです。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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