「ハピネスチャージプリキュア!」第43話「ぶつけあう想い! ラブリーとミラージュ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話ラストで、クイーンミラージュの部屋に到着した、ラブリー、ブルー、妖精達。
ファンファンは、たとえ世界を不幸に染めたとしても、ミラージュは幸せになれない、と説得しますが、クイーンミラージュは幸せになったって仕方ない、幸せは永遠には続かず、最後は不幸になるだけ、と返します。
ブルーは、そう感じさせてしまった事に責任を感じ、クイーンミラージュは、その通りだと追い詰めます。しかし、ラブリーは、ブルーはいつも皆の幸せを願ってきた、とフォローします。
この言葉に、クイーンミラージュは、アクシアに封印するだけでは飽き足らず、今度は自分を消そうとするのか、と怒りを感じ、ブルーを拘束します。
その直後、クイーンミラージュの魔力により、部屋が変わり、ラブリーとクイーンミラージュの戦いが幕を開けます。
~ Aパート ~
「私かお前か、不幸か愛か、決着をつけましょう!」
「ミラージュ、幸せは消せないよ! あなたが何をしたって、絶対に消せない!」
そして、バトルスタート。
しかし、クイーンミラージュの力は強く、少しして、ライジングソードが壊され、追い詰められます。
ですが、諦めずに立ち向かいます。
しかし、その後のマシンガン攻撃も当たらず、渾身のパンチも止められてしまい、クイーンミラージュは分身を生み出し、反撃します。
ラブリーは、なす術なく、ダメージがかさんでいきます。
「この世の真実は、悲しみ、苦しみ、迷い、痛み、すべて不幸で占められている。『幸せ』って、世界を知らない人間の儚い夢に過ぎないのよ。」
その頃、3幹部との戦いを終えた、プリンセス、ハニー、フォーチュンが合流。ラブリーの元へ急ぎます。
「ムダなあがきは、やめなさい。お前がいくら頑張ったところで、不幸こそが世界の真理。世界に残るプリキュアもやがて、力尽きる。そして、皆、永遠の眠りにつくのよ。世界は確実に破滅へと近付いているわ。あなたに、それを止める事はできない!」
その直後、ラブリーも拘束されます。
「偽りの愛は消え、かりそめの幸せは潰える。そして、世界は終わるのよ!」
クイーンミラージュは、そう言って、拘束されているラブリーに容赦なく攻撃します。ディープミラーを通じて、この戦いを見ている謎の男は、そろそろジ・エンドだと、ほくそ笑みます。
ラブリーは大ダメージを受けて、気絶します。
「感じる。世界の悲しみの涙を。世界が不幸に包まれていく姿を。私の願いが叶うのよ。」
「違うでしょ。あなたの本当の願いは!」
ラブリーは、そう言って、立ち上がります。
「世界を不幸に染めて、ブルーを絶望の淵に追いやる。これが私の願いよ。」
「そんなのウソだよ! 私は、あなたの攻撃を受けて、あなたの本当の気持ちが、その想いの強さが分かった! 本当は、ブルーの事が好きで好きでしょうがないっていう事が!」
「何を言うか、バカバカしい!」
「バカバカしくなんてないよ! だって、それが、あなたの本当の気持ちなんだから!」
「お前に何が分かる!」
「私には、あなたの悲しみが、苦しみが分かる! だって・・・、だって、私も、ブルーの事が大好きだから!」
~ Bパート ~
その後、静寂が訪れましたが、少しして、クイーンミラージュが、ブルーはプリキュアとしてお前を利用してるだけ、ブルーをいくら愛したって、ブルーはお前を愛する事はない、と言います。
「それでも・・・、いいよ。」
「何?」
「これまでブルーと一緒に過ごした時の中で、私は、自分が本当の自分でいる幸せを学んだの。それまで見えていなかった、見過ごしていた世界が、ブルーと一緒にいると、キラキラと輝いて見えてきた。心を幸せで満たすって、こういう事だと、ブルーは私に教えてくれたの! その思いは、ブルーヘの愛が叶わないと分かったからって、消えたりしないよ! あなたも同じはず。一度見た幸せは、どんな苦しみや悲しみの中でも、なくなったりしないはずだよ!」
その直後、クイーンミラージュは、ブルーと一緒に幸せに過ごしていた時の事を思い出します。しかし、ブルーが離れていった時の喪失感も・・・。
「ミラージュ。ブルーを信じて。ここまで会いに来たブルーの思いを分かってあげて! 2人で愛したこの世界を、これ以上不幸にしないで!」
「お前に何が分かる・・・。愛ゆえの悲しみを知らぬお前に! 愛は、悲しみを呼ぶ力、最後には、不幸をもたらすだけ!」
「違う! 愛は、幸せになるための力だよ!」
「抜かせ!」
そして、バトル再開。しかし、今度は、苦戦する事なく、逆に、ラブリーがクイーンミラージュを追い詰めます。
「ミラージュ! あなたはブルーの世界を不幸にして、自分は、1人の世界に閉じこもって、それで満足なの!?」
「この世は不幸! それがすべてよ!」
「強がらないで! ミラージュ、あなたはずっと悲しんでいたんでしょ。ブルーも同じだよ! ブルーはアクシアに触れながら、いつも悲しい顔をしていたわ。ブルーの幸せには、ミラージュ、あなたが必要なの! あなたじゃなきゃ、ダメなの! 私は・・・、みんなに幸せになってほしい。ミラージュ、あなたにも幸せになってほしいの! 誰かが不幸でいるのに、幸せなんて感じる事はできないの!」
「キレイ事を!」
「私はね・・・、私は、みんなに幸せになってほしいのよ!」
その直後、ラブリーはイノセントフォームになります。
「愛する事を怖がらないで、ミラージュ。」
「愛する事・・・。私が、もう一度、愛する事ができる・・・。ブルー、この世界を・・・。私が・・・。」
しかし、ディープミラーのジャマが入ります。ディープミラーにより、クイーンミラージュの憎しみが強まり、クイーンミラージュは辺りを焼き尽くします。
「愛があるから胸が痛む。愛さなければ、苦しむ事もなかった。この世が愛から逃れられないのであれば、この世を壊してしまえばいい! 憎め!」
その間に、ラブリーはブルーを救出しましたが、すぐに、戦闘が再開されます。
ラブリーは、クイーンミラージュの強力な攻撃で大ダメージを負うものの、一瞬の隙を突いて、一気にクイーンミラージュの元に近付きます。
「何て強い力・・・。これがミラージュの命の力。ブルーが愛する。ミラージュ! 私は、あなたを救ってみせる! ブルーのため、すべての命の愛のために!」
ラブリーは、そう言って、力を込めると、愛の力が一面に広がり、周りの炎が消えていきます。
「ミラージュ・・・。あなたは強い。それは、愛する力が残っている証! その力があれば、幸せは、必ずあなたの元へ戻ってくる!」
それでも、クイーンミラージュは、幸せなど消し去ると、攻撃してきますが、プリンセス、ハニー、フォーチュンが間に入って、ガードします。
そして、4人は、イノセントプリフィケーションを発動します。
その後、鏡に閉じ込められた世界中の人々や、「プリキュアの墓場」に捕われていたプリキュア達が皆、解放されます。
ミラージュも元の青目に戻り、ブルーはミラージュを抱きしめます。
「ミラージュ。君を愛している。300年前からずっと。ミラージュ、もう君を離さない。絶対に!」
ミラージュは元に戻り、ラブリーは、本当に良かったと涙を流します。
その頃、Aパートに出てきた謎の男が動き出します。
「まさかミラージュを目覚めさせるとは。その鍵となったのは、愛のプリキュア、キュアラブリー。ブルーよ、お前に見せてやろう。身も心も焼き尽くすような不幸を。」
今回は、これで終了です。
次回:「新たなる脅威!? 赤いサイアーク!!」
ブルーの気持ちがミラージュに届き、世界は平和を取り戻しました。
世界中の人々を大きな愛の力で笑顔にできて、めぐみは喜びますが、ブルーの気持ちがミラージュに届いたために、ブルーが好きだっためぐみは失恋を味わいます。
そんなめぐみを励ますために、ひめ、ゆうこ、いおなは、めぐみの家でパジャマパーティーを開きます。
初見時、右の女の子を見て、「この子、誰?」って思っていました。(笑 & ゆうこですね)
また、赤いサイアークが現れます。
幻影帝国は消滅したのに、どういう事なのか? サイアークを召喚したのは誰なのか?
【まとめ】
ブルーの気持ちがミラージュに届いた事で、ミラージュは愛を取り戻し、幻影帝国が消滅しました。
今回も、38話と同じく、「愛は幻ではない」というのがテーマだったでしょう。
とはいえ、人間は、ちょっとした事で簡単に不幸に陥る弱い生き物であり、Aパートでミラージュが言っていた通り、「不幸」が世界の真理なのかもしれません。
ラブリーは「愛は幸せになるための力」だと押し通していましたが、めぐみは、ミラージュのような失恋を味わった事がなく、人生経験もミラージュと比べれば乏しいですので、めぐみの意見は世間知らずの綺麗事だと思う人も少なくはないでしょう。
しかし、それでも、人間は「愛」や「幸せ」を求めるようにできているんでしょうね。
まあ、中には、そういうのが下らないと感じて、犯罪に手を染めてしまう者もおり、そういうのは少なくはないとは思いますが、世界中を総じてみれば、「愛」や「幸せ」が価値のあるものだと感じる者が多いのだと思います。
たとえ、失恋などで、不幸を感じたとしても、失恋前の良き触れ合いは忘れられないのでしょうし、失恋後も、新たな愛や幸せを求めて動き出すものなのでしょう。だから、「愛は幻ではない」というのは正論なのでしょうね。
そんな訳で、今回で、ミラージュは愛を取り戻しましたが、私的には、もう少し、ブルーに見せ場を作ってあげてほしかったと感じています。
ブルーの見せ場は、バトル終了後に、ミラージュを抱きしめたシーンだけでしかなく、それまでは、ラブリーとクイーンミラージュの戦いでしかなかったのは、少し残念に感じました。
まあ、いざ参戦したところで、バリアを張るくらいしかできず、戦力は実質的になきに等しいブルーを激しいバトルに出させるのは難しい、と判断したのかもしれませんが、それでも何とかしてほしかったですね。愛を取り戻してほしい気持ちは誰よりも強かったですし、ミラージュを不幸にさせてしまった事に重い責任を感じていた訳ですから。
それに、前話で、ファンファンは、ミラージュの笑顔を取り戻せるのはブルーしかいない、と託していて、今回も、「ブルーの幸せには、ミラージュ、あなたが必要なの! あなたじゃなきゃ、ダメなの!」とラブリーが言っており、仲間の思いを繋げるためにも、やはり、ブルーの活躍はほしかったですね。ディープミラーによる強化前に、38話のような、元に戻る一歩手前くらいになるまでの説得をしてほしかったかな、と思いました。
とはいえ、バトルの盛り上がりは、前話、前々話よりも良かったと思っています。幻影帝国との最終決戦ラストにふさわしい良い戦いだったと感じています。
特に、ラブリーが愛の力で周りの炎をかき消したところは、劇場版を見ているような錯覚を感じました。あの後、ミラクルライトで、ラブリーが新フォームになったとしても、違和感ないな、と思いました。
他にも、Aパートラストで、ラブリーが「私も、ブルーの事が大好きだから!」と言ったところも、思い切った事したな、と驚かされました。今回の戦い、多少残念に感じた部分はあるものの、総じて見れば、良かったかな、と感じています。
幻影帝国が消滅した事により、世界は平和に戻り、ブルースカイ王国も元に戻った事でしょう。
ですので、ひめが久しぶりに両親に再会するシーンも近々あり、次回予告を見た感じでは、次回、そのシーンがありそうですね。次回は、そのシーンで号泣できるよう、今のうちに、しっかり涙を溜めておきますか。(笑)
しかし、世界が平和になっても、まだまだ気は抜けず、ラストに出てきた謎の男がどう動くのかが気になります。
その男は、見た目はイケメンで、どことなく、「プリキュア5」のナッツに似てるな、と思いましたが(そう思ったのは、私だけですかね?(笑))、世界中を不幸にしようと企んでいる事は間違いなく、危険な存在と言えるでしょう。
コイツが、ミラージュを操った真の黒幕と思われ、また、ミラージュがプリキュアとして倒した巨悪と強い関わりがありそうですね。このあたりは、次回で明かしてほしいと思います。
幻影帝国との戦いは終結しましたが、それに気を抜かず、これからも、プリキュアの活躍にしっかり注目していきたいと思います。
今回の感想は、これで終わりです。ここからは、次回の感想についてです。
本当に申し訳ございませんが、次回44話感想は、いつもよりだいぶ遅れて投稿する予定です。
放送日である14日(日)だけでなく、15日(月)から17日(水)の3日間も、用事があるために、感想を書く余裕がなく、18日(木)の投稿になると思います。
今作の感想は、毎回月曜に書き上げているために、3日以上も遅れてしまう事には心苦しく感じていますが、何卒、18日までお待ち下さい。よろしくお願いします。
~ オープニング前 ~
前話ラストで、クイーンミラージュの部屋に到着した、ラブリー、ブルー、妖精達。
ファンファンは、たとえ世界を不幸に染めたとしても、ミラージュは幸せになれない、と説得しますが、クイーンミラージュは幸せになったって仕方ない、幸せは永遠には続かず、最後は不幸になるだけ、と返します。
ブルーは、そう感じさせてしまった事に責任を感じ、クイーンミラージュは、その通りだと追い詰めます。しかし、ラブリーは、ブルーはいつも皆の幸せを願ってきた、とフォローします。
この言葉に、クイーンミラージュは、アクシアに封印するだけでは飽き足らず、今度は自分を消そうとするのか、と怒りを感じ、ブルーを拘束します。
その直後、クイーンミラージュの魔力により、部屋が変わり、ラブリーとクイーンミラージュの戦いが幕を開けます。
~ Aパート ~
「私かお前か、不幸か愛か、決着をつけましょう!」
「ミラージュ、幸せは消せないよ! あなたが何をしたって、絶対に消せない!」
そして、バトルスタート。
しかし、クイーンミラージュの力は強く、少しして、ライジングソードが壊され、追い詰められます。
ですが、諦めずに立ち向かいます。
しかし、その後のマシンガン攻撃も当たらず、渾身のパンチも止められてしまい、クイーンミラージュは分身を生み出し、反撃します。
ラブリーは、なす術なく、ダメージがかさんでいきます。
「この世の真実は、悲しみ、苦しみ、迷い、痛み、すべて不幸で占められている。『幸せ』って、世界を知らない人間の儚い夢に過ぎないのよ。」
その頃、3幹部との戦いを終えた、プリンセス、ハニー、フォーチュンが合流。ラブリーの元へ急ぎます。
「ムダなあがきは、やめなさい。お前がいくら頑張ったところで、不幸こそが世界の真理。世界に残るプリキュアもやがて、力尽きる。そして、皆、永遠の眠りにつくのよ。世界は確実に破滅へと近付いているわ。あなたに、それを止める事はできない!」
その直後、ラブリーも拘束されます。
「偽りの愛は消え、かりそめの幸せは潰える。そして、世界は終わるのよ!」
クイーンミラージュは、そう言って、拘束されているラブリーに容赦なく攻撃します。ディープミラーを通じて、この戦いを見ている謎の男は、そろそろジ・エンドだと、ほくそ笑みます。
ラブリーは大ダメージを受けて、気絶します。
「感じる。世界の悲しみの涙を。世界が不幸に包まれていく姿を。私の願いが叶うのよ。」
「違うでしょ。あなたの本当の願いは!」
ラブリーは、そう言って、立ち上がります。
「世界を不幸に染めて、ブルーを絶望の淵に追いやる。これが私の願いよ。」
「そんなのウソだよ! 私は、あなたの攻撃を受けて、あなたの本当の気持ちが、その想いの強さが分かった! 本当は、ブルーの事が好きで好きでしょうがないっていう事が!」
「何を言うか、バカバカしい!」
「バカバカしくなんてないよ! だって、それが、あなたの本当の気持ちなんだから!」
「お前に何が分かる!」
「私には、あなたの悲しみが、苦しみが分かる! だって・・・、だって、私も、ブルーの事が大好きだから!」
~ Bパート ~
その後、静寂が訪れましたが、少しして、クイーンミラージュが、ブルーはプリキュアとしてお前を利用してるだけ、ブルーをいくら愛したって、ブルーはお前を愛する事はない、と言います。
「それでも・・・、いいよ。」
「何?」
「これまでブルーと一緒に過ごした時の中で、私は、自分が本当の自分でいる幸せを学んだの。それまで見えていなかった、見過ごしていた世界が、ブルーと一緒にいると、キラキラと輝いて見えてきた。心を幸せで満たすって、こういう事だと、ブルーは私に教えてくれたの! その思いは、ブルーヘの愛が叶わないと分かったからって、消えたりしないよ! あなたも同じはず。一度見た幸せは、どんな苦しみや悲しみの中でも、なくなったりしないはずだよ!」
その直後、クイーンミラージュは、ブルーと一緒に幸せに過ごしていた時の事を思い出します。しかし、ブルーが離れていった時の喪失感も・・・。
「ミラージュ。ブルーを信じて。ここまで会いに来たブルーの思いを分かってあげて! 2人で愛したこの世界を、これ以上不幸にしないで!」
「お前に何が分かる・・・。愛ゆえの悲しみを知らぬお前に! 愛は、悲しみを呼ぶ力、最後には、不幸をもたらすだけ!」
「違う! 愛は、幸せになるための力だよ!」
「抜かせ!」
そして、バトル再開。しかし、今度は、苦戦する事なく、逆に、ラブリーがクイーンミラージュを追い詰めます。
「ミラージュ! あなたはブルーの世界を不幸にして、自分は、1人の世界に閉じこもって、それで満足なの!?」
「この世は不幸! それがすべてよ!」
「強がらないで! ミラージュ、あなたはずっと悲しんでいたんでしょ。ブルーも同じだよ! ブルーはアクシアに触れながら、いつも悲しい顔をしていたわ。ブルーの幸せには、ミラージュ、あなたが必要なの! あなたじゃなきゃ、ダメなの! 私は・・・、みんなに幸せになってほしい。ミラージュ、あなたにも幸せになってほしいの! 誰かが不幸でいるのに、幸せなんて感じる事はできないの!」
「キレイ事を!」
「私はね・・・、私は、みんなに幸せになってほしいのよ!」
その直後、ラブリーはイノセントフォームになります。
「愛する事を怖がらないで、ミラージュ。」
「愛する事・・・。私が、もう一度、愛する事ができる・・・。ブルー、この世界を・・・。私が・・・。」
しかし、ディープミラーのジャマが入ります。ディープミラーにより、クイーンミラージュの憎しみが強まり、クイーンミラージュは辺りを焼き尽くします。
「愛があるから胸が痛む。愛さなければ、苦しむ事もなかった。この世が愛から逃れられないのであれば、この世を壊してしまえばいい! 憎め!」
その間に、ラブリーはブルーを救出しましたが、すぐに、戦闘が再開されます。
ラブリーは、クイーンミラージュの強力な攻撃で大ダメージを負うものの、一瞬の隙を突いて、一気にクイーンミラージュの元に近付きます。
「何て強い力・・・。これがミラージュの命の力。ブルーが愛する。ミラージュ! 私は、あなたを救ってみせる! ブルーのため、すべての命の愛のために!」
ラブリーは、そう言って、力を込めると、愛の力が一面に広がり、周りの炎が消えていきます。
「ミラージュ・・・。あなたは強い。それは、愛する力が残っている証! その力があれば、幸せは、必ずあなたの元へ戻ってくる!」
それでも、クイーンミラージュは、幸せなど消し去ると、攻撃してきますが、プリンセス、ハニー、フォーチュンが間に入って、ガードします。
そして、4人は、イノセントプリフィケーションを発動します。
その後、鏡に閉じ込められた世界中の人々や、「プリキュアの墓場」に捕われていたプリキュア達が皆、解放されます。
ミラージュも元の青目に戻り、ブルーはミラージュを抱きしめます。
「ミラージュ。君を愛している。300年前からずっと。ミラージュ、もう君を離さない。絶対に!」
ミラージュは元に戻り、ラブリーは、本当に良かったと涙を流します。
その頃、Aパートに出てきた謎の男が動き出します。
「まさかミラージュを目覚めさせるとは。その鍵となったのは、愛のプリキュア、キュアラブリー。ブルーよ、お前に見せてやろう。身も心も焼き尽くすような不幸を。」
今回は、これで終了です。
次回:「新たなる脅威!? 赤いサイアーク!!」
ブルーの気持ちがミラージュに届き、世界は平和を取り戻しました。
世界中の人々を大きな愛の力で笑顔にできて、めぐみは喜びますが、ブルーの気持ちがミラージュに届いたために、ブルーが好きだっためぐみは失恋を味わいます。
そんなめぐみを励ますために、ひめ、ゆうこ、いおなは、めぐみの家でパジャマパーティーを開きます。
初見時、右の女の子を見て、「この子、誰?」って思っていました。(笑 & ゆうこですね)
また、赤いサイアークが現れます。
幻影帝国は消滅したのに、どういう事なのか? サイアークを召喚したのは誰なのか?
【まとめ】
ブルーの気持ちがミラージュに届いた事で、ミラージュは愛を取り戻し、幻影帝国が消滅しました。
今回も、38話と同じく、「愛は幻ではない」というのがテーマだったでしょう。
とはいえ、人間は、ちょっとした事で簡単に不幸に陥る弱い生き物であり、Aパートでミラージュが言っていた通り、「不幸」が世界の真理なのかもしれません。
ラブリーは「愛は幸せになるための力」だと押し通していましたが、めぐみは、ミラージュのような失恋を味わった事がなく、人生経験もミラージュと比べれば乏しいですので、めぐみの意見は世間知らずの綺麗事だと思う人も少なくはないでしょう。
しかし、それでも、人間は「愛」や「幸せ」を求めるようにできているんでしょうね。
まあ、中には、そういうのが下らないと感じて、犯罪に手を染めてしまう者もおり、そういうのは少なくはないとは思いますが、世界中を総じてみれば、「愛」や「幸せ」が価値のあるものだと感じる者が多いのだと思います。
たとえ、失恋などで、不幸を感じたとしても、失恋前の良き触れ合いは忘れられないのでしょうし、失恋後も、新たな愛や幸せを求めて動き出すものなのでしょう。だから、「愛は幻ではない」というのは正論なのでしょうね。
そんな訳で、今回で、ミラージュは愛を取り戻しましたが、私的には、もう少し、ブルーに見せ場を作ってあげてほしかったと感じています。
ブルーの見せ場は、バトル終了後に、ミラージュを抱きしめたシーンだけでしかなく、それまでは、ラブリーとクイーンミラージュの戦いでしかなかったのは、少し残念に感じました。
まあ、いざ参戦したところで、バリアを張るくらいしかできず、戦力は実質的になきに等しいブルーを激しいバトルに出させるのは難しい、と判断したのかもしれませんが、それでも何とかしてほしかったですね。愛を取り戻してほしい気持ちは誰よりも強かったですし、ミラージュを不幸にさせてしまった事に重い責任を感じていた訳ですから。
それに、前話で、ファンファンは、ミラージュの笑顔を取り戻せるのはブルーしかいない、と託していて、今回も、「ブルーの幸せには、ミラージュ、あなたが必要なの! あなたじゃなきゃ、ダメなの!」とラブリーが言っており、仲間の思いを繋げるためにも、やはり、ブルーの活躍はほしかったですね。ディープミラーによる強化前に、38話のような、元に戻る一歩手前くらいになるまでの説得をしてほしかったかな、と思いました。
とはいえ、バトルの盛り上がりは、前話、前々話よりも良かったと思っています。幻影帝国との最終決戦ラストにふさわしい良い戦いだったと感じています。
特に、ラブリーが愛の力で周りの炎をかき消したところは、劇場版を見ているような錯覚を感じました。あの後、ミラクルライトで、ラブリーが新フォームになったとしても、違和感ないな、と思いました。
他にも、Aパートラストで、ラブリーが「私も、ブルーの事が大好きだから!」と言ったところも、思い切った事したな、と驚かされました。今回の戦い、多少残念に感じた部分はあるものの、総じて見れば、良かったかな、と感じています。
幻影帝国が消滅した事により、世界は平和に戻り、ブルースカイ王国も元に戻った事でしょう。
ですので、ひめが久しぶりに両親に再会するシーンも近々あり、次回予告を見た感じでは、次回、そのシーンがありそうですね。次回は、そのシーンで号泣できるよう、今のうちに、しっかり涙を溜めておきますか。(笑)
しかし、世界が平和になっても、まだまだ気は抜けず、ラストに出てきた謎の男がどう動くのかが気になります。
その男は、見た目はイケメンで、どことなく、「プリキュア5」のナッツに似てるな、と思いましたが(そう思ったのは、私だけですかね?(笑))、世界中を不幸にしようと企んでいる事は間違いなく、危険な存在と言えるでしょう。
コイツが、ミラージュを操った真の黒幕と思われ、また、ミラージュがプリキュアとして倒した巨悪と強い関わりがありそうですね。このあたりは、次回で明かしてほしいと思います。
幻影帝国との戦いは終結しましたが、それに気を抜かず、これからも、プリキュアの活躍にしっかり注目していきたいと思います。
今回の感想は、これで終わりです。ここからは、次回の感想についてです。
本当に申し訳ございませんが、次回44話感想は、いつもよりだいぶ遅れて投稿する予定です。
放送日である14日(日)だけでなく、15日(月)から17日(水)の3日間も、用事があるために、感想を書く余裕がなく、18日(木)の投稿になると思います。
今作の感想は、毎回月曜に書き上げているために、3日以上も遅れてしまう事には心苦しく感じていますが、何卒、18日までお待ち下さい。よろしくお願いします。
ラブリーの愛情心や説得力はとても強く38話での闇テンダー戦でもミラージュを巻き込んだ説得で善意を取り戻す手前までいきました。今回の直接対決もほぼ1人でこれだけのことが出来るのは、ある意味最強のプリキュアと言えそうです。
それよりもクイーンミラージュも予想していた程大したことはなく闇テンダーより明らかに弱くオレスキートリオよりも少し強い程度だったのが少し残念に思います。(一応)名目上のラストボスなのでやはりイノセントフォーム状態での4人がかりでやっと浄化出来るくらいの強さにして欲しかったです。また1話で決着がついたのも予想外でもう少しミラージュ戦を展開して欲しかったです。またファントムもクイーンミラージュも良心を取り戻した中で、オレスキートリオの3人が犠牲になったのは本当に残念でなりません。トリオ3人も生きたまま悪意だけを浄化して帰って来て欲しかったです。
さて、クイーンミラージュが良心を取り戻しこれまで鏡に閉じ込められていた人や墓場に捕らわれていたプリキュアがすべて解放されたのはとても嬉しかったです。
ただ捕らわれていたプリキュアはハピプリ4人などに比べパワーアップにかなり遅れを取っているので頑張って追いつき最終決戦でも立派に戦えるように頑張って欲しいです。
今回のテーマもやはり「愛は幻ではない」というもので、21話(ひめとめぐみ、ゆうゆう)、28話(オリナとオハナ)、38話(いおなとまりあ)でも語られていて、人を思う心は大切だと実感します。これはプリキュアの世界だけでなく現実の日常生活にも当てはまることで思いやる心があればいじめや暴力、大げさなことを言えば戦争もなくすことが出来ます。こういうのは日常生活でも活用して欲しいものです。
次回44話予告ではひめが両親やブルースカイ王国の国民と再会、ブルーとミラージュ、いおなとまりあの友情も描かれていてとても楽しみです。またディープミラーに隠れていた新たな敵が動き出し新型のサイアークも召喚するようで、どのくらいの強さを持っているのか、また新たな浄化技を開発するのかも見逃せないです。
今回も、コメント、ありがとうございます!
>キュアラブリーは(最後のイノセント・プリフィケーションでの浄化除くと)クイーンミラージュ相手にほぼ1人で決着をつけるのは凄いことです
そうですよね。幻影帝国の大将を相手に1対1で大丈夫なのか、と心配していましたが、ラブリー1人でも勝てそうな勢いだったのは、本当に驚いています。30話のアンラブリー戦では、精神的に追い詰められて、1人だとなす術なくやられていた事を考えると、すごく成長したと思います。
>1話で決着がついたのも予想外でもう少しミラージュ戦を展開して欲しかったです
やろうと思えば、複数回かける事もできたでしょうね。たとえば、イノセントフォームでの単体技・ラブリーパワフルキッスで浄化寸前まで追い詰めて、そこで真の敵が現れて、クイーンミラージュをどこかへ連れ去る、なんて展開があっても良かったかもしれません。私も、1話完結は、少しあっさりだったかな、と思ってたりもしています。
しかし、めぐみの失恋後の心模様をじっくり描こうと考えて、今回で決着をつけさせたのでしょう。今回の戦いが1話完結で良かったかどうかは、今後のストーリーを見て、決めたいと思います。
>またファントムもクイーンミラージュも良心を取り戻した中で、オレスキートリオの3人が犠牲になったのは本当に残念でなりません
最終話の後日談で少しだけ出てくる可能性はあるかも? もしかしたら、最終決戦で加勢してくれるかもしれませんね。何にせよ、良い形での再登場を期待したいところです。
>思いやる心があればいじめや暴力、大げさなことを言えば戦争もなくすことが出来ます。こういうのは日常生活でも活用して欲しいものです。
もちろん、現実でも、その方向に動いてはいるのですが、物事に対する考え方が多種多様な上、人は不完全な生き物ですから、そこから、犯罪や戦争とかが起きてしまうのでしょうね。だから、人間は面倒であって、前回のバトルでナマケルダが言っていた事もよく分かるんです。
でも、そんな人間の弱さを知っていてもなお、前を向いて進もうとする強さが人間にはあり、それが人間の素晴らしさなんだと思います。そう思うと、人間って、面白い生き物だと感じますね。
>ディープミラーに隠れていた新たな敵が動き出し新型のサイアークも召喚するようで、どのくらいの強さを持っているのか、また新たな浄化技を開発するのかも見逃せないです
新たな浄化技が出るとすれば、ラスボスを倒す時だけに使われると思われ、当分は、イノセントプリフィケーションで浄化していくんじゃないかと思いますね。
ですが、新たなサイアークの実力は気になるところ。まだ、真の敵は本性を現していないですしね。次回は、真の敵の狙いは何なのか、注目したいと思います。