今話の名セリフ:「思った事を言い合えるなんて素敵じゃない! 何でも相手に合わせてたら、それこそ良い関係とは言えないもの!」
「デリシャスパーティ♡プリキュア」第9話「かみ合わないふたり? ここねとらんの合わせ味噌!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話の続きです。キュアスタでちゅるりんとして美味しい食べ物やお店を紹介しているらんは、ブンドル団に利用されていると知り、解決法を思い付きました。
それは、テイクアウトしたものを紹介する事。これならば、ほかほかハートが分散して、レシピッピが集まりにくく、ブンドル団にも狙われにくくなります。
ローズマリーは、キュアスタのアイコンもリニューアルしてみたらどうかと提案。
「ここねちゃんは、どれがいいと思う?」
「私は、これが・・・。」
「やっぱオススメは麺類かなー! 麺といえばラーメン。ラーメンといえば・・・。」
「はぅあ! ごめん! ここぴーは、どれがいいと思う?」
「パンダ。」
「ほえ? パンダ?」
「可愛いし、目立つから、目に止まる。」
「はうー? らんらんは、美味しそうな方に目が行っちゃうけどな・・・。」
「パンダでフォロワーが増えるかも。」
「ふぬー? でも、ぱんだ軒のイチオシとしてはラーメンだし・・・。」
「パンダもイチオシ・・・。」
「意見が合わないメン・・・。」
~ Aパート ~
その夜・・・、
「ふにゅー・・・、どうしよう・・・。」
「ラーメンにしないメン?」
「でも、ここぴーの言う事もそうだなって思うし・・・。」
「昨日も、らんらんのおしゃべりで邪魔しちゃったしな・・・。」
「はひょー! 美味しそうなパン!」
「あ! もしかして、ここぴー、パン好き? 何パンが好き?」
「私は、カレーパンとハートパンが好き。」
「ハートベーカリー、美味しいよね! 生地はふわもちで・・・。」
「はわー! ごめんね! 読書の邪魔しちゃった?」
「ううん。大丈夫。」
「あ、ここぴーって読書が趣味?」
「趣味・・・。メイクの方が好き・・・。」
「はわー・・・、そうなんだ!」
「らんらん、メイクとか分かんないから、どれがいいかさっぱりで・・・。」
「あ・・・。」
休み時間終了のチャイムが鳴り、らんは、ここねの読書の邪魔をしてしまった事を気にしました。
おしゃべりなのは、らんの良いところでもありますが、友達と話を合わせた方が良い時もあります。そこで、らんは、ここねの話をちゃんと聞くと決意しました。
同じ頃・・・、
「今日何食べる?」
「ラーメン食べたい!」
「えー? 私はサンドイッチの気分!」
「それならどっちも食べよう!」
「そうしよう!」
「だって、私達・・・。」
『お友達だもん!』
「やっぱり仲良しが一番パム!」
「私、らんに意見し過ぎたかな?」
「思った事を押し付けて困らせたかも・・・。ラーメンの方がらんっぽいのに・・・。」
「お友達なら意見を合わせなきゃ・・・。」
その翌日、ゆいは、パムパムとメンメンから、ここねとらんが昨日の事を気にしていて、2人が上手くいくきっかけを何か作りたいと思っている事を知ります。
直後、ゆいはパーティをしようと提案しました。ローズマリーは、まだらんにグラスを渡していないため、良い機会です。
その頃、ブンドル団のアジトでは・・・、
「レシピッピの捕獲はどうなっているのですか?」
「申し訳ありません・・・。情報源が様変わりしてしまい・・・。」
「何? 苦戦中? ってか、いつも苦戦してるか。」
「ご無沙汰ですね、ナルシストルー。例のものは完成したのですか?」
「まだ試作品だけどね。まあ、オレ様は天才だから、ほぼ完成しちゃってるけど。」
「そうですか。」
「っていうか、天才ならとっくに完成してるし・・・。」
新しい敵幹部が出ても小言は変わらないですね。さすが、セクレトルー。安定と信頼の小言役と言われるだけの事はありますね。(そう位置付けてるの、私しかいないでしょうけど(笑))
「これが正式に使えるとなったら、使い物にならないジェントルーは用なしだな。」
「くっ・・・、今度こそ必ず・・・。」
その後日・・・、
「はわわー・・・、お揃い? ありがとう!」
「それじゃあ、改めて、これからみんなで力を合わせて頑張ろう! かんぱーい!」
「ところで、どうしてたこ焼きパーティにしたの?」
「ここねの『お友達とやりたい事リスト』にあったパム!」
「見たの?」
「パム!? 机に隠してたのを買って見てなんてないパム!」
「見たのね。」
「お友達とやりたい事リスト」なんてものがあって、しかも、それを隠してるとか可愛いなあ・・・。リストには、やりたい事をびっちり書き込んでそう。給料1か月分出しますから、そのリスト見せて下さい。(笑)
少しして、たこ焼きが出来上がり、一口いただきました。
「おおー! デリシャスマイル~!」
「ここね、どうしたパム?」
「甘い・・・。」
「変わり種も食べたいと思って、甘い系も持ってきたんだ! どう?」
「おいしい・・・。けど・・・、甘いものは食後に食べるものじゃない?」
「ほえ? らんらんは、先に食べても美味しいと思うけどな・・・。」
「また意見が分かれたパム!」
「うちはいつもコースの最後にデザートが出るから・・・。」
「あ! ここぴーって、好きなものは後で食べるタイプ? もしや甘いもの好き?」
「今度から、ここぴーの話をちゃんと聞く!」
「はいや! ここぴーの言う通り、甘い系は最後がいいかも・・・。」
『お友達だもん!』
「でも、たまには先に食べてもいいかも! デリシャスマイル~!」
無理して食べて、ゆいの真似までしなくてもいいのに(笑)。ホント、こういう不器用なところ、可愛いですよね。
パムパムとメンメンは、ゆいを連れ出して、ここねとらんがどうすれば仲良くなるのか考えました。こんな時にゆいの祖母を大切な事を言っていたようですが、それが何なのかまでは思い出せず。
そんな中、コメコメが人間化。タコなしたこ焼きを食べさせました。それを見たパムパムは、新たな作戦を思い付きました。
~ Bパート ~
その後、ゆいとパムパムは、ここねとらんに、コメコメの世話をしてほしいとお願いしました。
「らん。甘いタコ焼き、本当に美味しかったよ。」
「コメコメ!」
「らんらんにお任せあれ!」
「すごいね、らん!」
「いつも妹と弟のお世話してるから、こういうの慣れてるんだ!」
「偉いね。お店手伝ってるし。」
「はにゃ? 全然偉くないよ? いつもお菓子の取り合いとかしてるし・・・。」
しかし、その直後、コメコメが泣き出してしまいました。ここねはお腹が空いたんじゃないかと考えますが、らんは、単に眠たいだけだと落ち着いています。
それでも、ここねはコメコメを心配しますが、らんは、コメコメは疲れただけだと重大に感じていません。
「慣れてるからって、ちょっと雑になってるんじゃない?」
「雑!? そんな事ない! ちゃんと分かって見てるもん!」
「らんは適当な時があるから!」
「ここぴーこそ頭カチコチだよ!」
その頃、ジェントルーはレシピッピを捕まえていました。
そして、ゆい達は、ハートキュアウォッチを通じて、それを知り、ジェントルーの元に。ジェントルーはウバウゾーを生み出しました。
すぐに、ローズマリーはデリシャスフィールドを展開。ゆい達3人はプリキュアに変身します。
バトルスタート。ウバウゾーの攻撃を、スパイシーがバリアを張って防ぎます。
すぐに、ウバウゾーの攻撃が止み、ヤムヤムがバリカッターブレイズを放ちますが、これは罠。ウバウゾーは、バリカッターブレイズを弾き、再度攻撃に出ました。
ヤムヤムはダメージを受けそうになりますが、スパイシーがバリアでガード。スパイシーがヤムヤムが無事で安心するものの・・・、
「ヤムヤムは人の話を聞かないから・・・。」
「それはヤムヤムも気を付けてるし・・・。でも、何もしないよりはいいかなって・・・。」
「ちゃんと対策を考えれば、良い方法が見つかる・・・。」
「でもでも、思い付きの方が上手くいくし!」
ウバウゾーは、言い合いになっている2人を見逃さず攻撃に出ようとしました。ですが・・・、
「駄目!」
「助かった・・・。」
「一体何があったの!?」
「だから言ってるパム!」
「2人とも仲良くするメン!」
「仲良く・・・。あ! 違う味が仲良くなれば、味噌も人も旨みが増す!」
「何の話?」
「美味しい合わせ味噌のコツ!」
「味が違えば違うほどいいって、お祖母ちゃん言ってた!」
『合わせ味噌?』
その直後、ウバウゾーが攻撃再開。このままでは、防御役のスパイシーの負担が大きくなります。
そんな中、ヤムヤムは突破口を見出しました。そして、ウバウゾーの足元にバリカッターブレイズ。ウバウゾーを転倒させました。
反撃開始。ピリッtoサンドプレスでウバウゾーにダメージを与え、プレシャスが500キロカロリーパンチで追加攻撃。
その後は、ヤムヤムラインズでウバウゾーを撃退。レシピッピを助ける事ができました。
「うう・・・。私は一体・・・。」
「操り人形の糸が切れかかっているようだな。」
それから少しして・・・、
「できた!」
「わあ、似合ってる!」
「素敵よ!」
「本当?」
「はわわー・・・。」
「良かった。どれを選んでいいか分からないって言ってたから。」
「ありがとう! らんらんも、これ!」
「可愛い・・・。ありがとう!」
「すごい! レシピッピだ!」
「これを参考にして、ハートパンデコったんだ!」
「スタンプがいっぱいパム!」
「らん、言い過ぎてごめんね・・・。」
「らんらんこそ、ごめんね・・・。」
「あら。思った事を言い合えるなんて素敵じゃない! 何でも相手に合わせてたら、それこそ良い関係とは言えないもの!」
「違うからこそ、自分にない世界を広げてくれる。」
「うん! おかげでレシピッピも助けられた!」
「いい感じになって良かったメン!」
「美味しい合わせ味噌になれそうパム!」
「うん! お祖母ちゃんのおかげかな!」
「コメコメ?」
「うれちいコメ!」
[あらあら、コメコメったら。嬉しくて、まだ一段と成長しちゃったわね!]
「すごいメン!」
「これでおしゃべりもできるパム!」
「ゆい!」
「立派になったね!」
「いや、急に成長し過ぎよ!」
「マシマシにびっくりだよ!」
「可愛い・・・。」
今回は、これで終了です。
次回:「泣かないでレシピッピ・・・ 誕生! ハートジューシーミキサー」
オムライス屋でレシピッピと触れ合うゆい達は、生徒会長のあまねに出会いました。
その後、お店にいたレシピッピ達が奪われてしまいます。ゆい達は、強化されたウバウゾーに苦戦してしまい・・・。
【まとめ】
今回は、色々と考えが異なるここねとらんが仲良くなる話。
考えの違いから気まずくなる場面は多々あったものの、最後は、自分にはない相手の考えを認め合うようになり、良い感じに絆を深められたように思います。
らんは相変わらずの顔芸で愉快にさせてくれた一方(笑)、ここねは、意外だと感じたところが数回ありました。
ここねが昼休みに読書をしていた時に、らんがおしゃべりしてきましたが、その時に、嫌な顔をせず、しっかり付き合っていたのは、そうですね。一方的に話しかけられて、自分の時間が作れないとなると、つい怒ったり注意する事が多いと思いますし。
らんは、読書の邪魔をしてしまったと感じていましたが、ここねは、そうは感じていないでしょう。それどころか、いっぱい話す事ができて楽しかったとか、もっと色々話したかったと思ってたように感じます。
ここねは、プリキュアになるまでは、周りからは雲の上の存在として避けられる事が多かったと思うと、らんと沢山話せた事はすごく新鮮に感じた事でしょう。今後も、ゆいやらんと色んな事をお話しできると良いですね。
「お友達とやりたい事リスト」も意外なところでしょう。高嶺の花が園児みたいな事を考えているとか可愛過ぎですよね。
あと、コメコメの世話で、らんは適切に面倒を見ているのに、雑じゃないかと指摘したのも意外なところでしょうか。ここねは賢いから、子供の世話に慣れているらんの言い分に納得するかと思っていましたが、難癖を付けてきたのは、「あれ?」と思いました。
コメコメを見てほしいと言われた時に、かなり嬉しい表情をしていたあたり、コメコメを世話したい思いは強かったんでしょう。なのに、全然役に立ってなく、それが焦りになって、らんに難癖を付けてしまったのかもしれませんね。
振り返ってみれば、良くも悪くも、ここねの意外なところが見られましたが、今後もそういうのは多く見られるでしょう。それは、ゆい、らんも同じ事。
そういったところから、後のストーリーをしっかり楽しみたいものですね。
一方、敵側では大きな動きがあり、まず、新たな敵「ナルシストルー」が登場。名前通りのナルシストなヤツでしたね。
コイツを見ると、前々作「ヒーリングっど」の敵達と対照的だと感じますね。「シンドイーネ」という名前なのに全然しんどくなかったりとか、「バテテモーダ」という名前なのに元気にあふれてたりとか。名前詐欺なヤツらは、「ヒーリングっど」でお腹いっぱいです。(笑)
ナルシストルーがほぼ完成させたと言っていた例のものは、ウバウゾーを強化させるアイテムでしょう。早ければ次回使われるでしょうね。
強化されたところで、プリキュアの新技の前に毎回倒されると思いますが、それでも、戦闘が激化するのは間違いないでしょう。ゆい達3人がこれまでよりも上手く力を合わせられるかどうかに注目ですね。
また、ジェントルーについても、バトルシーン途中で、あまねの意識が出てきており、見逃せないところ。
見た感じでは、あまねには、悪事に手を染めようという意思も、悪事を行わなければならない事情もなく、ブンドル団に操られて無理矢理悪事をさせられているのでしょう。早いうちに解放されてほしいと思いますが、それは、いつになるのか?
さて、次回は、タイトルを見た感じでは、最初のパワーアップイベントを迎えるでしょう。
という事は、ゆい達にとって大きな試練が待っていると思います。ゆい達はどう乗り超えていくのか、新技と合わせて注目していきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「デリシャスパーティ♡プリキュア」第9話「かみ合わないふたり? ここねとらんの合わせ味噌!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話の続きです。キュアスタでちゅるりんとして美味しい食べ物やお店を紹介しているらんは、ブンドル団に利用されていると知り、解決法を思い付きました。
それは、テイクアウトしたものを紹介する事。これならば、ほかほかハートが分散して、レシピッピが集まりにくく、ブンドル団にも狙われにくくなります。
ローズマリーは、キュアスタのアイコンもリニューアルしてみたらどうかと提案。
「ここねちゃんは、どれがいいと思う?」
「私は、これが・・・。」
「やっぱオススメは麺類かなー! 麺といえばラーメン。ラーメンといえば・・・。」
「はぅあ! ごめん! ここぴーは、どれがいいと思う?」
「パンダ。」
「ほえ? パンダ?」
「可愛いし、目立つから、目に止まる。」
「はうー? らんらんは、美味しそうな方に目が行っちゃうけどな・・・。」
「パンダでフォロワーが増えるかも。」
「ふぬー? でも、ぱんだ軒のイチオシとしてはラーメンだし・・・。」
「パンダもイチオシ・・・。」
「意見が合わないメン・・・。」
~ Aパート ~
その夜・・・、
「ふにゅー・・・、どうしよう・・・。」
「ラーメンにしないメン?」
「でも、ここぴーの言う事もそうだなって思うし・・・。」
「昨日も、らんらんのおしゃべりで邪魔しちゃったしな・・・。」
「はひょー! 美味しそうなパン!」
「あ! もしかして、ここぴー、パン好き? 何パンが好き?」
「私は、カレーパンとハートパンが好き。」
「ハートベーカリー、美味しいよね! 生地はふわもちで・・・。」
「はわー! ごめんね! 読書の邪魔しちゃった?」
「ううん。大丈夫。」
「あ、ここぴーって読書が趣味?」
「趣味・・・。メイクの方が好き・・・。」
「はわー・・・、そうなんだ!」
「らんらん、メイクとか分かんないから、どれがいいかさっぱりで・・・。」
「あ・・・。」
休み時間終了のチャイムが鳴り、らんは、ここねの読書の邪魔をしてしまった事を気にしました。
おしゃべりなのは、らんの良いところでもありますが、友達と話を合わせた方が良い時もあります。そこで、らんは、ここねの話をちゃんと聞くと決意しました。
同じ頃・・・、
「今日何食べる?」
「ラーメン食べたい!」
「えー? 私はサンドイッチの気分!」
「それならどっちも食べよう!」
「そうしよう!」
「だって、私達・・・。」
『お友達だもん!』
「やっぱり仲良しが一番パム!」
「私、らんに意見し過ぎたかな?」
「思った事を押し付けて困らせたかも・・・。ラーメンの方がらんっぽいのに・・・。」
「お友達なら意見を合わせなきゃ・・・。」
その翌日、ゆいは、パムパムとメンメンから、ここねとらんが昨日の事を気にしていて、2人が上手くいくきっかけを何か作りたいと思っている事を知ります。
直後、ゆいはパーティをしようと提案しました。ローズマリーは、まだらんにグラスを渡していないため、良い機会です。
その頃、ブンドル団のアジトでは・・・、
「レシピッピの捕獲はどうなっているのですか?」
「申し訳ありません・・・。情報源が様変わりしてしまい・・・。」
「何? 苦戦中? ってか、いつも苦戦してるか。」
「ご無沙汰ですね、ナルシストルー。例のものは完成したのですか?」
「まだ試作品だけどね。まあ、オレ様は天才だから、ほぼ完成しちゃってるけど。」
「そうですか。」
「っていうか、天才ならとっくに完成してるし・・・。」
新しい敵幹部が出ても小言は変わらないですね。さすが、セクレトルー。安定と信頼の小言役と言われるだけの事はありますね。(そう位置付けてるの、私しかいないでしょうけど(笑))
「これが正式に使えるとなったら、使い物にならないジェントルーは用なしだな。」
「くっ・・・、今度こそ必ず・・・。」
その後日・・・、
「はわわー・・・、お揃い? ありがとう!」
「それじゃあ、改めて、これからみんなで力を合わせて頑張ろう! かんぱーい!」
「ところで、どうしてたこ焼きパーティにしたの?」
「ここねの『お友達とやりたい事リスト』にあったパム!」
「見たの?」
「パム!? 机に隠してたのを買って見てなんてないパム!」
「見たのね。」
「お友達とやりたい事リスト」なんてものがあって、しかも、それを隠してるとか可愛いなあ・・・。リストには、やりたい事をびっちり書き込んでそう。給料1か月分出しますから、そのリスト見せて下さい。(笑)
少しして、たこ焼きが出来上がり、一口いただきました。
「おおー! デリシャスマイル~!」
「ここね、どうしたパム?」
「甘い・・・。」
「変わり種も食べたいと思って、甘い系も持ってきたんだ! どう?」
「おいしい・・・。けど・・・、甘いものは食後に食べるものじゃない?」
「ほえ? らんらんは、先に食べても美味しいと思うけどな・・・。」
「また意見が分かれたパム!」
「うちはいつもコースの最後にデザートが出るから・・・。」
「あ! ここぴーって、好きなものは後で食べるタイプ? もしや甘いもの好き?」
「今度から、ここぴーの話をちゃんと聞く!」
「はいや! ここぴーの言う通り、甘い系は最後がいいかも・・・。」
『お友達だもん!』
「でも、たまには先に食べてもいいかも! デリシャスマイル~!」
無理して食べて、ゆいの真似までしなくてもいいのに(笑)。ホント、こういう不器用なところ、可愛いですよね。
パムパムとメンメンは、ゆいを連れ出して、ここねとらんがどうすれば仲良くなるのか考えました。こんな時にゆいの祖母を大切な事を言っていたようですが、それが何なのかまでは思い出せず。
そんな中、コメコメが人間化。タコなしたこ焼きを食べさせました。それを見たパムパムは、新たな作戦を思い付きました。
~ Bパート ~
その後、ゆいとパムパムは、ここねとらんに、コメコメの世話をしてほしいとお願いしました。
「らん。甘いタコ焼き、本当に美味しかったよ。」
「コメコメ!」
「らんらんにお任せあれ!」
「すごいね、らん!」
「いつも妹と弟のお世話してるから、こういうの慣れてるんだ!」
「偉いね。お店手伝ってるし。」
「はにゃ? 全然偉くないよ? いつもお菓子の取り合いとかしてるし・・・。」
しかし、その直後、コメコメが泣き出してしまいました。ここねはお腹が空いたんじゃないかと考えますが、らんは、単に眠たいだけだと落ち着いています。
それでも、ここねはコメコメを心配しますが、らんは、コメコメは疲れただけだと重大に感じていません。
「慣れてるからって、ちょっと雑になってるんじゃない?」
「雑!? そんな事ない! ちゃんと分かって見てるもん!」
「らんは適当な時があるから!」
「ここぴーこそ頭カチコチだよ!」
その頃、ジェントルーはレシピッピを捕まえていました。
そして、ゆい達は、ハートキュアウォッチを通じて、それを知り、ジェントルーの元に。ジェントルーはウバウゾーを生み出しました。
すぐに、ローズマリーはデリシャスフィールドを展開。ゆい達3人はプリキュアに変身します。
バトルスタート。ウバウゾーの攻撃を、スパイシーがバリアを張って防ぎます。
すぐに、ウバウゾーの攻撃が止み、ヤムヤムがバリカッターブレイズを放ちますが、これは罠。ウバウゾーは、バリカッターブレイズを弾き、再度攻撃に出ました。
ヤムヤムはダメージを受けそうになりますが、スパイシーがバリアでガード。スパイシーがヤムヤムが無事で安心するものの・・・、
「ヤムヤムは人の話を聞かないから・・・。」
「それはヤムヤムも気を付けてるし・・・。でも、何もしないよりはいいかなって・・・。」
「ちゃんと対策を考えれば、良い方法が見つかる・・・。」
「でもでも、思い付きの方が上手くいくし!」
ウバウゾーは、言い合いになっている2人を見逃さず攻撃に出ようとしました。ですが・・・、
「駄目!」
「助かった・・・。」
「一体何があったの!?」
「だから言ってるパム!」
「2人とも仲良くするメン!」
「仲良く・・・。あ! 違う味が仲良くなれば、味噌も人も旨みが増す!」
「何の話?」
「美味しい合わせ味噌のコツ!」
「味が違えば違うほどいいって、お祖母ちゃん言ってた!」
『合わせ味噌?』
その直後、ウバウゾーが攻撃再開。このままでは、防御役のスパイシーの負担が大きくなります。
そんな中、ヤムヤムは突破口を見出しました。そして、ウバウゾーの足元にバリカッターブレイズ。ウバウゾーを転倒させました。
反撃開始。ピリッtoサンドプレスでウバウゾーにダメージを与え、プレシャスが500キロカロリーパンチで追加攻撃。
その後は、ヤムヤムラインズでウバウゾーを撃退。レシピッピを助ける事ができました。
「うう・・・。私は一体・・・。」
「操り人形の糸が切れかかっているようだな。」
それから少しして・・・、
「できた!」
「わあ、似合ってる!」
「素敵よ!」
「本当?」
「はわわー・・・。」
「良かった。どれを選んでいいか分からないって言ってたから。」
「ありがとう! らんらんも、これ!」
「可愛い・・・。ありがとう!」
「すごい! レシピッピだ!」
「これを参考にして、ハートパンデコったんだ!」
「スタンプがいっぱいパム!」
「らん、言い過ぎてごめんね・・・。」
「らんらんこそ、ごめんね・・・。」
「あら。思った事を言い合えるなんて素敵じゃない! 何でも相手に合わせてたら、それこそ良い関係とは言えないもの!」
「違うからこそ、自分にない世界を広げてくれる。」
「うん! おかげでレシピッピも助けられた!」
「いい感じになって良かったメン!」
「美味しい合わせ味噌になれそうパム!」
「うん! お祖母ちゃんのおかげかな!」
「コメコメ?」
「うれちいコメ!」
[あらあら、コメコメったら。嬉しくて、まだ一段と成長しちゃったわね!]
「すごいメン!」
「これでおしゃべりもできるパム!」
「ゆい!」
「立派になったね!」
「いや、急に成長し過ぎよ!」
「マシマシにびっくりだよ!」
「可愛い・・・。」
今回は、これで終了です。
次回:「泣かないでレシピッピ・・・ 誕生! ハートジューシーミキサー」
オムライス屋でレシピッピと触れ合うゆい達は、生徒会長のあまねに出会いました。
その後、お店にいたレシピッピ達が奪われてしまいます。ゆい達は、強化されたウバウゾーに苦戦してしまい・・・。
【まとめ】
今回は、色々と考えが異なるここねとらんが仲良くなる話。
考えの違いから気まずくなる場面は多々あったものの、最後は、自分にはない相手の考えを認め合うようになり、良い感じに絆を深められたように思います。
らんは相変わらずの顔芸で愉快にさせてくれた一方(笑)、ここねは、意外だと感じたところが数回ありました。
ここねが昼休みに読書をしていた時に、らんがおしゃべりしてきましたが、その時に、嫌な顔をせず、しっかり付き合っていたのは、そうですね。一方的に話しかけられて、自分の時間が作れないとなると、つい怒ったり注意する事が多いと思いますし。
らんは、読書の邪魔をしてしまったと感じていましたが、ここねは、そうは感じていないでしょう。それどころか、いっぱい話す事ができて楽しかったとか、もっと色々話したかったと思ってたように感じます。
ここねは、プリキュアになるまでは、周りからは雲の上の存在として避けられる事が多かったと思うと、らんと沢山話せた事はすごく新鮮に感じた事でしょう。今後も、ゆいやらんと色んな事をお話しできると良いですね。
「お友達とやりたい事リスト」も意外なところでしょう。高嶺の花が園児みたいな事を考えているとか可愛過ぎですよね。
あと、コメコメの世話で、らんは適切に面倒を見ているのに、雑じゃないかと指摘したのも意外なところでしょうか。ここねは賢いから、子供の世話に慣れているらんの言い分に納得するかと思っていましたが、難癖を付けてきたのは、「あれ?」と思いました。
コメコメを見てほしいと言われた時に、かなり嬉しい表情をしていたあたり、コメコメを世話したい思いは強かったんでしょう。なのに、全然役に立ってなく、それが焦りになって、らんに難癖を付けてしまったのかもしれませんね。
振り返ってみれば、良くも悪くも、ここねの意外なところが見られましたが、今後もそういうのは多く見られるでしょう。それは、ゆい、らんも同じ事。
そういったところから、後のストーリーをしっかり楽しみたいものですね。
一方、敵側では大きな動きがあり、まず、新たな敵「ナルシストルー」が登場。名前通りのナルシストなヤツでしたね。
コイツを見ると、前々作「ヒーリングっど」の敵達と対照的だと感じますね。「シンドイーネ」という名前なのに全然しんどくなかったりとか、「バテテモーダ」という名前なのに元気にあふれてたりとか。名前詐欺なヤツらは、「ヒーリングっど」でお腹いっぱいです。(笑)
ナルシストルーがほぼ完成させたと言っていた例のものは、ウバウゾーを強化させるアイテムでしょう。早ければ次回使われるでしょうね。
強化されたところで、プリキュアの新技の前に毎回倒されると思いますが、それでも、戦闘が激化するのは間違いないでしょう。ゆい達3人がこれまでよりも上手く力を合わせられるかどうかに注目ですね。
また、ジェントルーについても、バトルシーン途中で、あまねの意識が出てきており、見逃せないところ。
見た感じでは、あまねには、悪事に手を染めようという意思も、悪事を行わなければならない事情もなく、ブンドル団に操られて無理矢理悪事をさせられているのでしょう。早いうちに解放されてほしいと思いますが、それは、いつになるのか?
さて、次回は、タイトルを見た感じでは、最初のパワーアップイベントを迎えるでしょう。
という事は、ゆい達にとって大きな試練が待っていると思います。ゆい達はどう乗り超えていくのか、新技と合わせて注目していきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。