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デリシャスパーティ♡プリキュア 第11話感想

2022年05月26日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
 今話の名セリフ:「勉強って、色んな事を知って、色んな想像ができるようになるためにするんだよって、お祖母ちゃん言ってた!」

 「デリシャスパーティ♡プリキュア」第11話「ジェントルーの罠! ゆいとらん、テストで大ピンチ!?」の感想です。


~ オープニング前 ~
「なぜ言わなかった!?」
「何の話?」
「捕獲箱に自分の力を注ぐと、レシピッピに大きなダメージがある事だ!」
   
「ああ、それ。言う必要ある? 君の使命はレシピッピを集める事。手段はどうだっていい。違う?」
   
「違う! 私は優雅にジェントルに仕事をこなしたい!」
「結果出してから言いなよ? レシピッピは盗めてない。プリキュアは始末できてない。何してたの?」
    
   
「策はある・・・。」
「そいつは楽しみだ。」
    
「あ、そうだ! 捕獲箱に注ぐ力を加減すれば、レシピッピは大して苦しまないよ?」
「なぜそれを先に言わなかった!?」
    
「いい顔。ただ、加減すると、前ほどウバウゾーは強くならない。どうするかは君次第。」
   
    
   
    
「ジェントルーの件、ゴーダッツ様に報告します。」
「そうだね。」
    

 ある朝、ゆい、ここね、らんは、校門の前で集合しました。
[おや? らんちゃん、朝からどうしたのかしら?]
   
「昨日見た夢がすごかったの!」
「どんな夢?」
「ポテトサラダのプールで泳いでた・・・。」
「えーっ!?」
   
[ポテトサラダのプール!?]
「泳げるの?」
[ここねちゃん、ごもっとも!]
   
「らんらん、平泳ぎ得意だから!」
「いや、そういう問題じゃなくて・・・。」
   
 まったくねえ。そういえば、前に、自分の家のラーメンのスープに素潜りして日本新記録樹立したいとか言ってたけど、美味しそうな食べ物を見たら泳ぎたくなる性質なんでしょうか。(笑)

「うらやましいな・・・。」
「うらやましい?」
「ポテトサラダ想像したら、はらペコった~・・・。」
「まだ朝だから・・・。」
   
    


~ Aパート ~
「はわわー・・・。頭の先から靴の先までポテトサラダだよ・・・。」
    
 それって、全身ポテトサラダって事だよな? うーん・・・、考えたくない・・・。やっぱ、変な子だわ、らんって(笑)。でも、こういうの嫌いじゃないですよ。

 その直後、生徒会長のあまねによる校内放送が流れました。
 内容は、今日の昼休みの後に、実力テストを行うというもの。テストで40点以下だった場合、補習を受ける事になります。

[あら。らんちゃんも勉強が苦手なようね。]
「今日、ポテサラ食べに行こうと思ってたのに・・・。」
   
「大丈夫だよ! あたしも今日、マリちゃんとパフェ食べに行く予定だし! テストまでの休み時間に一緒に勉強しよう!」
「そうね!」
[うんうん! 力を合わせれば、どんな強敵でもへっちゃら!]
   
[・・・な、はず・・・。]
   
 「な、はず」というフラグ発言は、いらねーです。ナレーションも、ボケてみたい気持ちが、そこそこにあるのでしょうか。(笑)

 という事で、テスト勉強開始。
「まず英語から。これを日本語に訳して。」
   
「簡単!」
「これは私のペンですか?」
「正解。」
   
「どうしたの?」
   
「それ、いつ使うの?」
「え?」
「これが自分のペンかどうか見れば分かるじゃん! どういう状況?」
    
「うーん・・・。あれじゃない? 友達と同じペンを持ってて混ざっちゃったとか!」
    
「それで友達に聞いてるの? 『これは私のペンですか?』って。それ聞かれても、混ざっちゃってるから、友達にも分かんないと思うんだよね!」
「どこに引っかかってるの!」
    
「どうやって自分のペンを見つければいいんだろう?」
「ゆいまで!?」
   
 ボケ2人に対してツッコミ1人って大変だな。なーに、いざとなったら、私がガシガシツッコんであげるよ。だから、ここねも気兼ねなくボケたっていいのよ?(笑)

「じゃあ、気分変えて国語。ことわざの問題ね。石の上にも?」
   
『うーん・・・。』
「サンドイッチ!」
「どういう意味?」
   
「天気の良い日、石の上にサンドイッチを置いたら、焼けてホットサンドになる!」
「違う。石の上に食べ物を置いちゃ駄目だし、焼けもしない・・・。」
    
「正解は、石の上にも三年。じっと我慢して続けていれば、結果が出るっていう意味。」
『おーっ!』
「はあ・・・。」
    
 とんでもない解答が返ってくると疲れるよね。でも、まあ、「サン」だけは合っているから、ボケ解答のセンスはあるな、と感心します。(笑)

「じゃあ、花より?」
『団子!』
「え、正解・・・。」
   
「棚から?」
『ぼた餅!』
   
「ぼた餅食べたくなってきた!」
「食べ物のことわざなら分かるんだ・・・。」
   
「はにゃー・・・。勉強って何のためにするんだろう?」
「うーん・・・。あたしもそう思って、お祖母ちゃんに聞いた事があるの! そしたら・・・。」
    
「お米が農家の人達に大切に育てられて、収穫されて、それを、お母さんが焚いてくれるところを想像してごらんって。」
    
   
「今までより美味しく感じられそうじゃない?」
「確かに、美味しさマシマシになるかも・・・。」
   
「勉強って、色んな事を知って、色んな想像ができるようになるためにするんだよって、お祖母ちゃん言ってた!」
   
「らんのキュアスタも、英語で投稿すれば、外国の人が見てくれるかもしれないし、お料理の材料がどこで作られたのかも書いたら、もっと色んな人が見てくれるかも・・・。」
「確かに! 材料がどこで作られたかって世界で習うもんね! なんか勉強したくなってきた!」
    
   
    
   

 小テストの時間が来ました。テスト問題は、あまねが直に配布。
 しばらくして、テストが終わると・・・、
「全然分からなかった・・・。」
「らんらんも・・・。」
   
「でも、全部ABCで選ぶ問題だったから、最後は鉛筆で転がして答え選んだ・・・。」
    
 前々作のひなたも同じ事やりそうだよなあ。「鉛筆転がしの極意」なんて本も買ってたくらいだし。やっぱり、ひなた族はこうじゃなきゃ!(何だよ、「ひなた族」って(笑))

 ここねはだいぶ解けたようですが、難し過ぎたんじゃないかと感じています。
 それも、そのはず。あまねが事前に、ゆい、ここね、らんの問題を難しいものにすり替えていたためです。

 そして、結果は・・・、
「鉛筆転がしたら、まぐれでめっちゃ当たってた・・・。でも、あと2点足りなかった・・・。」
「あたしは22点・・・。」
   
「ここねちゃんは?」
『90点!? すごい!』
    

「ごめん! マリちゃん!」
   
「えーっ!? 補習!? パフェは!?」
「また今度・・・。」
   
「そんな・・・。3日間もの間、甘いもの断ちをしておったのに・・・。」
   
「甘いもの・・・。甘味をおくれ・・・。」
「ごめん!」
    
 3日間甘いもの断ちとか、そこまでせんでもええのに・・・。そんなに甘いものが欲しいなら、スタッフ様に頼みなさい。私? 私は野郎には辛辣だから、100倍の代金を要求するかな。(笑)

 その後、ゆいとらんは補習に取り掛かりました。
 そんな中・・・、
    
    
「見つけたぞ・・・。」
   
 君、その格好でよく店内に入れたな。その格好は不審者と思われそうな気がしますが、重度のコスプレイヤーだと思われて、スルーされたんでしょうかね?(笑)
 まあ、そうだとしても、その格好は周りから注目されまくって、恥ずかしい思いをするんじゃないかと思いますが。もしかしたら、それが快感だと思ってたりして。前に感じたドM疑惑は、本当の事かもしれませんね。(笑)

 その直後、ジェントルーはレシピッピを捕獲。
 その情報は、ゆい達も伝わりましたが、ゆいとらんは補習中であり、終わらせないと、現場に向かえません。



~ Bパート ~
 ジェントルーはウバウゾーを生み出しました。
   
 その後、ここねとローズマリーは、ジェントルーとウバウゾーを発見。ジェントルーは、ウバウゾーに後を任せて、先に逃げます。
 ローズマリーは、ここねとウバウゾーをデリシャスフィールドに送り込み、ジェントルーの後を追う事に。ここねはプリキュアに変身します。

 その頃・・・、
「駄目だ! 全然終わらない!」
   
   
「拓海!?」
「よっ! 居残りさん! ったく、お前はご飯の事ばかり考えてるから!」
「ち、違うよ! めちゃくちゃ難しかったんだもん!」
    
   
「これ解くの手伝って!」
「ちょっ! ズルすんなよ!」
「ヒントだけでいいから!」
「分かったよ!」
   
「いや、圧すごっ・・・。」
   
 早くレシピッピを助けたい気持ちがあるとはいえ、JC2人にこうやって迫られるなんて、結構うらやましいよなあ。拓海になりたいと思う今日この頃です。(笑)

 一方、ローズマリーはジェントルーを追いかけ、スパイシーは単身でウバウゾーと戦っていました。強化されたウバウゾーに対して1人で戦うとなると、相手がかなり強く感じます。
 少しして、らんは補習が終わりました。

「らんちゃん!」
「大丈夫! 任せて!」
   
    
「何か約束でもあったのか?」
「あ、うん! ちょっとね・・・。」
   
「ローズマリーって人も一緒か?」
「うん・・・。何でそんな事聞くの?」
   
   
「いや・・・。オレ、見たんだよ。あのローズマリーって人が、怪物と何か、どっかに消えるの・・・。」
「え・・・。か、怪物?」
   
「アイツ、怪物の仲間なんじゃないか?」
「違うよ! そんなんじゃないよ! マリちゃんは!」
「あ・・・。そっか・・・。」
   
    
「怪物も変だよな・・・。」
「変って?」
「だって、別に街を壊したりしないしさ・・・。オレが見た時は、ただウオーって吠えてただけだし・・・。何がしたいんだろうな?」
   
   

 ローズマリーに追われていたジェントルーは、らんと出くわし、はさみうちに。
 直後、ローズマリーは、自身とらん、ジェントルーをデリシャスフィールドに。らんはプリキュアに変身。

「邪魔をするな!」
   
「ジャガイモは、農家の人達が大切に育ててくれたから、美味しいポテサラが食べられるの!」
    
「その味をめちゃくちゃにするなんて、農家の人達の気持ち、想像しなさい!」
    
   

 同じ頃、ゆいも補習が終わり、学校を出ました。
 すぐに、コメコメと合流して、プリキュアに変身。大ジャンプでデリシャスフィールドへ向かいました。

 そして、500キロカロリーパンチをウバウゾーにお見舞い。ウバウゾーが倒れて、撃破チャンスが来ました。
    
「キュアスパイシー! ハートジューシーミキサー!」
   
「シェアリン! エナジー! ミックス!」
    
    
「プリキュア! デリシャススパイシー・ベイキン!」
    
    
    
『ごちそうさまでした!』
   
   

「邪魔をするな!」
    
   
「ヤムヤム!」
「うん!」
   
   
「キュアヤムヤム! ハートジューシーミキサー!」
   
「シェアリン! エナジー! ミックス!」
    
    
「プリキュア! デリシャスヤムヤム・ドレイン!」
    
    
   
    
   
    
    
   
    
    
「おかえり!」
   
「ヤムヤム!」
「プレシャス! スパイシー!」
   
「ジェントルー・・・。あたし思ったの・・・。あなたは、本当はそんなに悪い人じゃないんじゃないかって・・・。」
   
   
「え?」
「どういう事?」
   
「あなたはレシピッピを奪おうとしてきたけど、でも、できるだけ被害が出ないようにしてた! 学校でも、みんなを守ろうとしてたんだよね?」
   
「それに、この前は、レシピッピを傷付けて、あなたも悲しんでた! 本当は、こんな事したくないんじゃないの?」
    
「やめろ! 私は・・・。」
    
   
   
「生徒会長・・・?」
「ほえ? 何で何で何で?」
「あなたがジェントルーだった・・・。」
    
    
    
「ここは・・・?」
   
   
「君達は・・・?」
   
   
「まだ君で楽しませてもらうよ。操り人形さん。」
   
   
「待って!」
   
   
「そんな・・・。」
   
   
「生徒会長・・・。」
   
   

 今回は、これで終了です。


次回:「小さじ一杯の希望! ジェントルーの本当の心
 ジェントルーの正体を知ったゆい達は、ウバウゾーと共に早朝に現れたジェントルーを追いました。
 そして、あまねを助け出そうと呼びかける事に。


【まとめ】
 さて、今話は、学力テスト、スパイシーとヤムヤムの新技披露、ゆい達へのジェントルーの正体バラシと、結構慌ただしい回でした。
 前話はプリキュアのパワーアップイベントがあったから今話はゆるりと話が進むだろうと思っていましたので、この展開は予想外でした。今回は、2話分の内容を1話に凝縮したような感がありますね。
 こう駆け足気味に話を進めたのは、3月中旬からの1か月強の放送休止期間による遅れを取り戻したい意図があったのかもしれませんが、それでも、今回は、じっくり話を進めた方が良かったんじゃないかと思っています。

 今話のタイトルには「テスト」とありましたが、今話を見終えた感じでは、正体バラシがメインになっていて、勉強の話はインパクトが弱かったと感じています。
 このアニメのメイン視聴層は、小学校入学前の女の子達。勉強の大切さや楽しさがよく分からない子達ばかりで、憶えなきゃいけない事が沢山あるために苦手意識を持っている子達も少なくはないと思います。
 それだけに、メインキャラ達を通じて、勉強の大切さや楽しさを伝える事にまるまる1話使っておけば、勉強に対して意欲的に取り組めるようになり、楽しい学校生活が期待できるでしょう。そう考えると、正体バラシについては、次回でも良かったと思いますね。

 まあ、そうは言っても、勉強すれば、農作物を作る事の想像力が上がって、ご飯がより美味しく感じられるとか、キュアスタの食レポの質向上に繋がるといったところは、「ご飯」をテーマとした今作らしさがあったと感じています。
 また、「石の上にサンドイッチ」とか、食べ物のことわざは即答できるといったところも、結構面白かったですね。

 ですが、そこまでだったと思います。その後のテストが難しかったために、ゆいとらんは落第点となってしまったというのは、いただけなかったですね。
 勉強したとしても、問題が難しかったから、あまり解けず、点数が良くなかったというのは、割とある話です。
 しかし、勉強の大切さや楽しさがピンとこない女の子達がメイン視聴層となると、それで済ませちゃいけないかな、と思いますね。勉強は苦手でも、ちゃんと頑張れば、結果はついてくる。それを示せば、勉強に興味を持ちやすくなると思うと、結果を残させてあげてほしかったですね。

 テスト勉強で培った想像力で難問をいくつか解いて、ゆいもらんもギリギリで40点以上を取り、補習を回避という展開もできたんじゃないのでしょうか。ジェントルーの正体バラシの尺を、そちらに割いた方が良かった気がしますね。
 今話のタイトルには「テストで大ピンチ!?」とありますが、「!?」は、そうはならない可能性もあるという事でしょう。実際、8話のタイトルには、「ちゅるりん卒業!?」とあり、「!?」が入ってますが、卒業はしてないですよね。
 ですので、今話も同様に、そうはならない方向に話を進めたとしても、違和感はなかったでしょう。つまり、難問を出されても、落第点にはならず、補習を回避でき、ジェントルーの目論見を打ち破る展開でもおかしくはないですし、勉強の大切さや楽しさを伝える事が主眼となると、その方が良かったと思いますね。

 と、微妙に感じた点を長々と述べてしまいましたが、ジェントルーの正体がゆい達に知られた事で、物語は面白くなってきたと思います。
 ジェントルーはそれほど悪人ではない上、正体は、自分達の通う学校の生徒会長。となれば、今後、ゆい達は、ジェントルーとは戦わずに、説得する方向へ進むでしょう。
 早ければ次回で決着がつきそうですが、一体どうなるのか? 次回は、すべてのキャラの行動に、しっかり目を配っていきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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