
「キラキラ☆プリキュアアラモード」第13話「ムリムリ! ひまり、まさかのデビュー!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、街の青果店近くで、いちか、ひまり、あおいの3人は、新作の「フラミンゴチュロス」をいただいていました。

ひまりは、チュロスは色んな形に作る事ができるが、断面がギザギザな星のような形なのが特徴だと力説。

その様子を見ていた青果店の店主は、商店街のPR動画のレポーターを探していると言いました。
いちか、あおいは、喜んで引き受け、ひまりもスイーツの事なら手伝いと言い、店主は、ひまりならレポーターに適任だと依頼します。
~ Aパート ~

「何で・・・、」

「何で、イチゴンなんすかー!?」

そりゃあ、「プリンセス」12話に出てきたアレといい、ツインテールな子は着ぐるみを着なきゃいけない伝統みたいなものがあるんだよ、きっと。(笑)
レポーターに抜擢されたのは、ひまり。

しかし、元々の引っ込み思案な性格がたたり、レポーターを務めるのは無理だと思っています。
あおいは撮影係。

ひまりは、あおいならバンドのステージで歌っているから、大勢の人からの注目を浴びても平気だと、あおいにレポーターを代わろうとしますが、あおいは、顔が映るのはダメだと断ります。
という事で、ひまりは、弱気ながらレポーターを頑張る事に。
撮影スタート。ひまりの紹介が回ってきましたが・・・、
「わ、わ、私は有栖川ひまり・・・。スイーツ大好き中学2年生・・・。」

「キ、キ、キラキラルの力で・・・、」

「伝説のパティシエ。プリキュアに・・・。」

慌てて駆け付けたいちか、あおいにより、それ以上しゃべるのは避けられました。

これは、最後まで言わせちゃっても良かったんじゃないかな。あまりに緊張し過ぎて、つい妄想が出ちゃったで済むんじゃないかと。(笑)
続いて、店内の撮影。ひまりは、客に声をかけようにも、緊張のあまり、転んでしまいます。

いちかの方は順調に撮影が進み、周りの人達の人気を集めていました。

一方、なかなか事が進まないひまり。そこに、ある男女2人組が、店のオススメが何なのか、ひまりに聞いてきました。

ひまりは、緊張のあまり答えられず、2人は場を去っていってしまいます。
「どうしても緊張しちゃうな・・・。」
「ひまりん・・・。」

それからしばらくして、店主は動画を投稿しました。再生回数は・・・、

「私がちゃんと・・・、スイーツの事、紹介できてたら・・・。」

その後、あおいは、アイドル作戦だと言いました。可愛いところを多く撮ろうというものです。


とはいえ、ひまりは、誰かに見られていると気付くと、恥ずかしがってしまいますが。

再び投稿。再生回数は・・・、

動画の再生回数を伸ばすため、踊ったり、マネしたり、相撲をとったりと、色んな事をやってみます。


ですが、スイーツとは関係ない方向に。
少しして、ひまりは、撮影から離れて、どうしたらいいか考えます。
「スイーツの事伝えたいのに、人に伝えるのって、とても難しい・・・。」

そんな時、リオが声をかけてきました。リオは、ひまりの頑張りを評価するも、他のやり方があるのではないかと言います。
「例えば・・・、プリキュア・・・。」
「え・・・?」

「聞いたよ。スイーツを守る5人の女の子。その子達を撮った方が、すごいPRになるんじゃない?」

「君が頑張る必要なんてない。もうやめなよ。それが、君のためだよ。」

「黒樹君・・・。私、撮影の続きがありますから! さようなら!」


その後、撮影に戻ったひまり。いちかは、気負い過ぎているひまりを見て、予定を変更して、あそこに行こうと言いました。
~ Bパート ~
いちか達が向かったのは、キラキラパティスリー。ここでリフレッシュしようというものです。
新作のフラミンゴチュロスは、お客さん達に好評でした。それを聞いたひまりは、笑顔を取り戻します。

そんな中、ある小さい女の子がお母さんに、チュロスの断面がギザギザになっている理由を聞きました。
お母さんもその理由が分かりません。ひまりは、その理由に答えようとするも、声をかける勇気がなく、女の子とお母さんは帰ってしまいました。
その後、ひまりは、その理由をノートに書き綴っていました。しかし、過去を思い出し・・・、
「私が今できる事・・・、あの子に伝えなきゃ!」

少しして、ひまりは、例の親子に声をかけました。ただ、声が大きかったため、周りから注目を浴び、恥ずかしがってしまいますが。

ひまりは、女の子を見て、再び過去を思い出します。

「プリンまんまるー。」

「おいしい! でも、どうして、プリンはまんまるなんだろう?」

「すごく不思議で、その答えを知りたいと思って、一生懸命調べて、研究した・・・。」


「大好きなスイーツの秘密を解き明かしたくて・・・。」

「その私が今できる事・・・。私自身がスイーツを調べて感じた事を、ただあの子に、教えてあげたい!」


そして、ひまりは、チュロスの断面がギザギザな理由を説明しました。
「チュロスはしっかりした生地なので、油で揚げると膨張して破裂する危険性があります。」

「なので、星のような形にする事で、均一に加熱し、破裂する事を防いでいるのです。」

しかし、女の子とお母さんはよく分かっていない模様。ひまりは、2人に謝って、深呼吸し、改めて説明します。
「チュロスはね、星形じゃないと爆発しちゃうんです。バンって!」

「え? ばくはつ?」
「そうです! でも、星のような形にすると、爆発しないんですよ。」
「どうして?」
「それは、表面積が・・・、」
「え・・・?」
「あ・・・。」

「お星様がね、爆発の元となる熱を満遍なく吸ってくれるからなんです!」

「ふーん・・・。なんかふしぎ!」
「そうなんです! スイーツには沢山不思議があって、美味しくなるための秘密がいっぱい詰まってるんですよ!」

「お星様は、チュロスが美味しくなる秘密の形なんです!」

その後、女の子はチュロスを一口いただくと・・・、
「おいしい! ギザギザのことわかったら、もっとおいしい!」

お母さんもチュロスをいただくと、笑顔になりました。


ちょうどその時、ジュリオが、親子に込められたキラキラルを吸い込みました。
ひまりは、2人に込められたキラキラルを返すよう言いますが、ジュリオは、自分から取り返せと返します。これを受けて、ひまり達は変身します。
バトル開始早々、ジュリオはノワールデコレーションで、ロッドを弓矢に変化させました。

ジュリオの攻撃を、ホイップ達は回避。しかし、強大な力を秘めています。
次は、矢を5本にして、1人ずつ攻撃。追尾性があるものの、ホイップ達は、何とかしのぎました。
「なるほどね。知識によって増幅したキラキラルが、これほどまでとは・・・。」

「これは実験だ! 楽しい実験だよ!」


「ふざけないで! あなたが奪ったキラキラルは、あの子がスイーツの不思議に気付いた気持ち・・・。スイーツにもっと興味を持ってくれた気持ち!」

ジュリオは、下らないと一蹴し、カスタードに矢を放ちましたが、カスタードは打ち破ります。
「大好きな気持ちへと繋がっていく、大切な気持ちなんです!」

「それを闇に染めるなんて!」

「あなたが奪ったキラキラルには、カスタードが必死に伝えた想いが詰まってるんだから!」
「それを勝手に奪って!」
「自分のために使うなんて!」
「許せる訳ないでしょ!」

しかし、ジュリオは気に留めず、上空に矢を放ち、そこから、矢の雨を降らせます。
「皆さん! ここは私に任せて下さい。絶対に、負けません!」

「キラキラキラル! カスタードイリュージョン!」

そして、大量の矢を粉砕。その後は、ワンダフルアラモードを放ち、弓矢を潰しました。
ジュリオは、実験は成功だと言い残して、撤退。親子から奪われたキラキラルは元に戻りました。
その後、PR動画の再生回数は、大幅に伸びました。

「グッジョブ! グッジョブだよ!」
「ありがとうございます!」

「皆さん、スイーツの世界を楽しんでいただけましたか? これからも苺坂商店街をよろしくお願いします!」

今回は、これで終了です。
次回:「お嬢さまロックンロール!」
今日は、あおいがボーカルをしているロックバンドのステージが行われました。
しかし、そこへ突然、あおいの保護者代理を名乗る黒服の男の人が現れて、あおいを連れ去ってしまいます。ライブを見に来ていたいちかとひまりは、あきらとゆかりを誘って、急いであおいの家に行ってみました。
すると、いちか達は、あまりにも大きな家に驚きます。あおいは、日本を代表する大会社の会長の娘だったようです。
あおいは、立神家の娘にロックバンドはふさわしくないと反対されており、キラキラパティスリーで働く事も反対されています。あおいは、このままバンドもキラキラパティスリーもやめてしまうのか?
【まとめ】
苺坂商店街のPR動画のレポーターを任されたひまりは、始めは緊張のあまり空回りしてしまいましたが、ある女の子にスイーツの不思議を伝えたい想いをきっかけに、良いPR動画が撮れました。
さて、今話は、初変身回であった2話以来のひまりメイン回。この回と比べると、大きな成長が感じられた良回だったと思います。
特に、スイーツの知識の伝え方については、すごく良かったと感じています。小さい女の子でも分かる簡単な言葉で、それも、女の子と同じ目線で話していたのが良かったですね。
ひまりは、スイーツの知識について人一倍詳しい子。それを饒舌に話すところからはすごさを感じますし、2話で話したプリンの種類については、Wikipediaで調べたくらいです。
しかし、いくら知識に長けていても、それを上手く他人に伝えられなければ、「変人」と捉えられてしまいます。2話でプリンの由来とか種類を長々と語っていたところは、いちかにドン引きされてましたし、引っ込み思案な性格の元になった幼少時の出来事もそうだったでしょう。
スイーツの知識について人一倍詳しいのはすごい事ですが、自分本位で知識を披露してしまって、他人が理解できないようでは意味がありません。それが、知識に長けている事がすごいかどうかを決める要素になっているでしょう。
そう思うと、今話は、女の子と同じ目線で分かりやすく話していたのが良かったですね。
確かに、「膨張」とか「均一」とか「表面積」とか出されても、小さい子には分かりにくいでしょう。それを「バンって爆発する」とか「お星様が熱を吸ってくれる」と言えば、完全には理解はできなくても、面白さは感じ取れるでしょうね。
その直後にチュロスを食べた親子が笑顔になっていたのも良い演出だったと思います。自分の知っている高度な知識が、他人に理解されて、幸せを与えられたとなれば、それは嬉しいもの。
ひまりは「勇気」が求められる子で、「勇気」を出せるかどうかは「自信」にかかっています。今話で、自分のできる事であの親子を笑顔に導けたのは、大きな自信に繋がったと思われ、良い感じに成長したと思いますね。
そして、その「自信」が、バトルシーンでは、良い見所として光っていたと思います。ジュリオが「実験」と言った事に、「ふざけないで!」と返したところとか、「ここは私に任せて下さい」と言っていたところが、どれだけ頼もしかったか!
プリキュア5人の中では最も小柄で臆病ではあるものの、芯の強さを感じた痺れるシーンでした。
過去作もでしたが、引っ込み思案でおとなしい子がメインの回って良いものですね。その子が成長して強くなるのは、見応えがありますし。
今話は13話と、最終回まで話数はまだまだ多くあります。ひまりメイン回も多くあると思われ、その時が来たら、ひまりの成長に大きな期待を持って見ていきたいと思います。
~ オープニング前 ~
ある日、街の青果店近くで、いちか、ひまり、あおいの3人は、新作の「フラミンゴチュロス」をいただいていました。

ひまりは、チュロスは色んな形に作る事ができるが、断面がギザギザな星のような形なのが特徴だと力説。

その様子を見ていた青果店の店主は、商店街のPR動画のレポーターを探していると言いました。
いちか、あおいは、喜んで引き受け、ひまりもスイーツの事なら手伝いと言い、店主は、ひまりならレポーターに適任だと依頼します。
~ Aパート ~


「何で・・・、」

「何で、イチゴンなんすかー!?」


そりゃあ、「プリンセス」12話に出てきたアレといい、ツインテールな子は着ぐるみを着なきゃいけない伝統みたいなものがあるんだよ、きっと。(笑)
レポーターに抜擢されたのは、ひまり。

しかし、元々の引っ込み思案な性格がたたり、レポーターを務めるのは無理だと思っています。
あおいは撮影係。

ひまりは、あおいならバンドのステージで歌っているから、大勢の人からの注目を浴びても平気だと、あおいにレポーターを代わろうとしますが、あおいは、顔が映るのはダメだと断ります。
という事で、ひまりは、弱気ながらレポーターを頑張る事に。
撮影スタート。ひまりの紹介が回ってきましたが・・・、
「わ、わ、私は有栖川ひまり・・・。スイーツ大好き中学2年生・・・。」


「キ、キ、キラキラルの力で・・・、」


「伝説のパティシエ。プリキュアに・・・。」


慌てて駆け付けたいちか、あおいにより、それ以上しゃべるのは避けられました。

これは、最後まで言わせちゃっても良かったんじゃないかな。あまりに緊張し過ぎて、つい妄想が出ちゃったで済むんじゃないかと。(笑)
続いて、店内の撮影。ひまりは、客に声をかけようにも、緊張のあまり、転んでしまいます。

いちかの方は順調に撮影が進み、周りの人達の人気を集めていました。


一方、なかなか事が進まないひまり。そこに、ある男女2人組が、店のオススメが何なのか、ひまりに聞いてきました。

ひまりは、緊張のあまり答えられず、2人は場を去っていってしまいます。
「どうしても緊張しちゃうな・・・。」
「ひまりん・・・。」


それからしばらくして、店主は動画を投稿しました。再生回数は・・・、

「私がちゃんと・・・、スイーツの事、紹介できてたら・・・。」

その後、あおいは、アイドル作戦だと言いました。可愛いところを多く撮ろうというものです。




とはいえ、ひまりは、誰かに見られていると気付くと、恥ずかしがってしまいますが。

再び投稿。再生回数は・・・、

動画の再生回数を伸ばすため、踊ったり、マネしたり、相撲をとったりと、色んな事をやってみます。




ですが、スイーツとは関係ない方向に。
少しして、ひまりは、撮影から離れて、どうしたらいいか考えます。
「スイーツの事伝えたいのに、人に伝えるのって、とても難しい・・・。」

そんな時、リオが声をかけてきました。リオは、ひまりの頑張りを評価するも、他のやり方があるのではないかと言います。
「例えば・・・、プリキュア・・・。」
「え・・・?」


「聞いたよ。スイーツを守る5人の女の子。その子達を撮った方が、すごいPRになるんじゃない?」

「君が頑張る必要なんてない。もうやめなよ。それが、君のためだよ。」

「黒樹君・・・。私、撮影の続きがありますから! さようなら!」



その後、撮影に戻ったひまり。いちかは、気負い過ぎているひまりを見て、予定を変更して、あそこに行こうと言いました。
~ Bパート ~
いちか達が向かったのは、キラキラパティスリー。ここでリフレッシュしようというものです。
新作のフラミンゴチュロスは、お客さん達に好評でした。それを聞いたひまりは、笑顔を取り戻します。

そんな中、ある小さい女の子がお母さんに、チュロスの断面がギザギザになっている理由を聞きました。
お母さんもその理由が分かりません。ひまりは、その理由に答えようとするも、声をかける勇気がなく、女の子とお母さんは帰ってしまいました。
その後、ひまりは、その理由をノートに書き綴っていました。しかし、過去を思い出し・・・、
「私が今できる事・・・、あの子に伝えなきゃ!」


少しして、ひまりは、例の親子に声をかけました。ただ、声が大きかったため、周りから注目を浴び、恥ずかしがってしまいますが。


ひまりは、女の子を見て、再び過去を思い出します。


「プリンまんまるー。」


「おいしい! でも、どうして、プリンはまんまるなんだろう?」


「すごく不思議で、その答えを知りたいと思って、一生懸命調べて、研究した・・・。」



「大好きなスイーツの秘密を解き明かしたくて・・・。」

「その私が今できる事・・・。私自身がスイーツを調べて感じた事を、ただあの子に、教えてあげたい!」


そして、ひまりは、チュロスの断面がギザギザな理由を説明しました。
「チュロスはしっかりした生地なので、油で揚げると膨張して破裂する危険性があります。」

「なので、星のような形にする事で、均一に加熱し、破裂する事を防いでいるのです。」

しかし、女の子とお母さんはよく分かっていない模様。ひまりは、2人に謝って、深呼吸し、改めて説明します。
「チュロスはね、星形じゃないと爆発しちゃうんです。バンって!」


「え? ばくはつ?」
「そうです! でも、星のような形にすると、爆発しないんですよ。」
「どうして?」
「それは、表面積が・・・、」
「え・・・?」
「あ・・・。」


「お星様がね、爆発の元となる熱を満遍なく吸ってくれるからなんです!」

「ふーん・・・。なんかふしぎ!」
「そうなんです! スイーツには沢山不思議があって、美味しくなるための秘密がいっぱい詰まってるんですよ!」


「お星様は、チュロスが美味しくなる秘密の形なんです!」


その後、女の子はチュロスを一口いただくと・・・、
「おいしい! ギザギザのことわかったら、もっとおいしい!」


お母さんもチュロスをいただくと、笑顔になりました。



ちょうどその時、ジュリオが、親子に込められたキラキラルを吸い込みました。
ひまりは、2人に込められたキラキラルを返すよう言いますが、ジュリオは、自分から取り返せと返します。これを受けて、ひまり達は変身します。
バトル開始早々、ジュリオはノワールデコレーションで、ロッドを弓矢に変化させました。


ジュリオの攻撃を、ホイップ達は回避。しかし、強大な力を秘めています。
次は、矢を5本にして、1人ずつ攻撃。追尾性があるものの、ホイップ達は、何とかしのぎました。
「なるほどね。知識によって増幅したキラキラルが、これほどまでとは・・・。」

「これは実験だ! 楽しい実験だよ!」



「ふざけないで! あなたが奪ったキラキラルは、あの子がスイーツの不思議に気付いた気持ち・・・。スイーツにもっと興味を持ってくれた気持ち!」


ジュリオは、下らないと一蹴し、カスタードに矢を放ちましたが、カスタードは打ち破ります。
「大好きな気持ちへと繋がっていく、大切な気持ちなんです!」


「それを闇に染めるなんて!」


「あなたが奪ったキラキラルには、カスタードが必死に伝えた想いが詰まってるんだから!」
「それを勝手に奪って!」
「自分のために使うなんて!」
「許せる訳ないでしょ!」

しかし、ジュリオは気に留めず、上空に矢を放ち、そこから、矢の雨を降らせます。
「皆さん! ここは私に任せて下さい。絶対に、負けません!」


「キラキラキラル! カスタードイリュージョン!」


そして、大量の矢を粉砕。その後は、ワンダフルアラモードを放ち、弓矢を潰しました。
ジュリオは、実験は成功だと言い残して、撤退。親子から奪われたキラキラルは元に戻りました。
その後、PR動画の再生回数は、大幅に伸びました。

「グッジョブ! グッジョブだよ!」
「ありがとうございます!」


「皆さん、スイーツの世界を楽しんでいただけましたか? これからも苺坂商店街をよろしくお願いします!」


今回は、これで終了です。
次回:「お嬢さまロックンロール!」
今日は、あおいがボーカルをしているロックバンドのステージが行われました。
しかし、そこへ突然、あおいの保護者代理を名乗る黒服の男の人が現れて、あおいを連れ去ってしまいます。ライブを見に来ていたいちかとひまりは、あきらとゆかりを誘って、急いであおいの家に行ってみました。
すると、いちか達は、あまりにも大きな家に驚きます。あおいは、日本を代表する大会社の会長の娘だったようです。
あおいは、立神家の娘にロックバンドはふさわしくないと反対されており、キラキラパティスリーで働く事も反対されています。あおいは、このままバンドもキラキラパティスリーもやめてしまうのか?
【まとめ】
苺坂商店街のPR動画のレポーターを任されたひまりは、始めは緊張のあまり空回りしてしまいましたが、ある女の子にスイーツの不思議を伝えたい想いをきっかけに、良いPR動画が撮れました。
さて、今話は、初変身回であった2話以来のひまりメイン回。この回と比べると、大きな成長が感じられた良回だったと思います。
特に、スイーツの知識の伝え方については、すごく良かったと感じています。小さい女の子でも分かる簡単な言葉で、それも、女の子と同じ目線で話していたのが良かったですね。
ひまりは、スイーツの知識について人一倍詳しい子。それを饒舌に話すところからはすごさを感じますし、2話で話したプリンの種類については、Wikipediaで調べたくらいです。
しかし、いくら知識に長けていても、それを上手く他人に伝えられなければ、「変人」と捉えられてしまいます。2話でプリンの由来とか種類を長々と語っていたところは、いちかにドン引きされてましたし、引っ込み思案な性格の元になった幼少時の出来事もそうだったでしょう。
スイーツの知識について人一倍詳しいのはすごい事ですが、自分本位で知識を披露してしまって、他人が理解できないようでは意味がありません。それが、知識に長けている事がすごいかどうかを決める要素になっているでしょう。
そう思うと、今話は、女の子と同じ目線で分かりやすく話していたのが良かったですね。
確かに、「膨張」とか「均一」とか「表面積」とか出されても、小さい子には分かりにくいでしょう。それを「バンって爆発する」とか「お星様が熱を吸ってくれる」と言えば、完全には理解はできなくても、面白さは感じ取れるでしょうね。
その直後にチュロスを食べた親子が笑顔になっていたのも良い演出だったと思います。自分の知っている高度な知識が、他人に理解されて、幸せを与えられたとなれば、それは嬉しいもの。
ひまりは「勇気」が求められる子で、「勇気」を出せるかどうかは「自信」にかかっています。今話で、自分のできる事であの親子を笑顔に導けたのは、大きな自信に繋がったと思われ、良い感じに成長したと思いますね。
そして、その「自信」が、バトルシーンでは、良い見所として光っていたと思います。ジュリオが「実験」と言った事に、「ふざけないで!」と返したところとか、「ここは私に任せて下さい」と言っていたところが、どれだけ頼もしかったか!
プリキュア5人の中では最も小柄で臆病ではあるものの、芯の強さを感じた痺れるシーンでした。
過去作もでしたが、引っ込み思案でおとなしい子がメインの回って良いものですね。その子が成長して強くなるのは、見応えがありますし。
今話は13話と、最終回まで話数はまだまだ多くあります。ひまりメイン回も多くあると思われ、その時が来たら、ひまりの成長に大きな期待を持って見ていきたいと思います。