「ドキドキ! プリキュア」第41話「ありすの夢! 花がつないだともだち」の感想です。
今回から、ストーリー解説を混じえての自分の感想部分は、字を斜体にします。
~ オープニング前 ~
今回は、ありすの家の庭から。庭に咲く沢山の花に水をあげるありす。
ありすは花を育てる事が好きで、学校では園芸部に入ってるほど。また、幼い頃は、お花屋さんになるのが夢でした。
しかし、今は、父の仕事を継ぎたいと考えていて、その夢は諦めたようです。そんなありすに、「だったら、その夢を叶えてあげるよ!」とマナは言い、何かを思い付きました。
~ Aパート ~
マナが考えたのは、フリーマーケットで花を売る事。ありすは、一日だけとはいえ、夢を叶える事ができて嬉しい、と笑顔です。
並べられた花は、それほど華やかなものはなく、もっと華やかなものも出した方が良いのでは、と亜久里は言います。しかし、ありすは、季節の花には、その季節に合った美しさがある、と言います。
ちょうどその時、高飛車な笑い声が聞こえます。声の主は、五星 麗奈。13話に出てきて、ジコチューにされた子です。麗奈は13話と同じく、贅沢な背景を使って名乗ります。やはり、六花より数字が1つ少ない事にツッコむべきでしょうか?(笑)
麗奈は、ありすが出店すると聞いて、対抗心を燃やしていました。巨大なビニルハウスで育てた、四季折々の花を売る事で勝負に挑みます。とはいえ、ありすは、麗奈と一緒に花を売る事ができて嬉しい、と喜んでいます。
早速、ありすの所には、彼女に花を贈りたい、と言う男性が来ました。ありすはゼラニウムの花を勧めますが、麗奈は真っ赤なバラを勧めます。また、麗奈の店では、超高級な花を30分の1の値段で売っています。超激安という事で、男性は麗奈の店に行きます。
売価30分の1って、明らかに原価割れするだろ、これ。まあ、元々1,000円のものを30倍の30,000円で売っていたとかなら、話は別ですけど。(笑)
麗奈は、もはや勝負がついたも同然と、傲慢になり、ありす以外の4人は、卑怯だと返します。いやいや、これ、自分の首を絞めてるだけだと思うよ? 収益の問題で。(笑)
しかし、ありすは気にした様子はなく、いつ見ても本当に綺麗な花ばかりだと感心します。
時間は正午を過ぎました。麗奈の店に客を取られている事もあり、ありすの所には全然人が来ません。それでも、こっちはこっちで頑張ろう、とマナは励まします。
その時、近くを通りかかった男性客が、ありすの笑顔を見て、花を買おうとします。男性はコスモスの花を取ります。ありすは、この花を見ると心がふんわりする、と説明し、男性客はコスモスを購入し、何だか元気が出てきた、とお礼を言います。
六花は、本当のお花屋さんみたいだった、と賞賛します。真琴は「お花屋さんって、花と一緒に愛も届けているのかもね」と言います。
マナが「あたしもレジーナにそんな花を贈りたいな」と言うと、そんなのいらない、と言って、レジーナが現れます。
マナは、花を見ると元気にならないか、と聞きますが、レジーナは、自分よりも美しいものは許せない、と返して消えます。これも13話で言っていた事ですね。
公園の別の場所では、ある少年が、フリーマーケットのせいでラジコンを飛ばせずに不満を感じ、花なんか枯れてしまえばいい、と感じます。そこをレジーナに突かれ、ジコチューにされます。
ジコチュー召喚バンクが、まさかの大幅カット。あのカワイくチョコチョコ動くのをカットするとは・・・。そうか、これは、麗奈の店の売りっぷりを見て、過剰サービスは身を滅ぼす事を覚えちゃったんですね。麗奈達め、余計な事を・・・!(たぶん関係ないと思います(笑))
その直後、周りの花がどんどん枯れていきます。しかし、ジコチューの鼓動は感じられません。
ありすは花が枯れるのを悲しみますが、まだ残っている芽を見て、元気が出ます。
その直後、ありすは、麗奈が枯れた花を見て涙を流しているのを目にします。ありすは麗奈の元に駆けつけ、周りの花を見て、まだ残っている芽を発見します。
そして、麗奈に、緑の葉が1枚でも残っていれば、再生の可能性がある、と励まし、応急処置をします。
麗奈は、いつも意地悪ばかりする自分に何でここまで優しくするのか、とありすに聞きます。ありすは、この応急処置は麗奈が教えてくれた事、そして、麗奈が花に沢山の愛情を注いでいる事を知っている、と言います。
ありすと麗奈が初めて会ったのは、幼少の頃。ありすは周りの綺麗な花に感動し、麗奈は、花は自分を美しく飾ってくれるから大切に育てている、と言います。
ありすは自分の育てたガザニアが元気がなくて困っていました。麗奈は、このままでは枯れてしまう、と応急処置の仕方を教えました。
「あの時から、麗奈さんは私の大切なお友達ですわ。」
麗奈は、13話でジコチューにされる直前に、本当は友達がほしい、と言っていた事を思い出し、泣き出します。
その直後、セバスチャンが現れます。財閥の人工衛星で、花が枯れた原因を突き止めたようです。成層圏上にいるジコチューが花を枯らすジャネジーの種を振りまいていたのが原因です。
このジコチューは、さっきレジーナが召喚したもの。あまりにも遠過ぎて、闇の鼓動を感じられませんでした。
ジコチューを止めに行きたいところですが、どうやって行くのか? 財閥のジェット機で向かいます。ああ、やっぱり。今後何か困った事があったら、政府や自治体よりも、四葉財閥を頼った方が良いですね。(笑)
ありすはジェット機の操縦もできるようです。しかし、ジェット機は1人しか乗れないため、ありすだけでジコチューの元に向かいます。
~ Bパート ~
成層圏に出たありすはジコチューを発見。ジェット機から離脱し、変身します。
ロゼッタはレジーナと対面し、花を枯れさせるのを止めるよう言いますが、聞き入れません。人間は花を見ると元気になる、という事で、前話同様、心を弱らせる事が目的です。ロゼッタは、花を見ると元気になる理由について、
「そこに命があるからです! 花は枯れ果て、残ったのは小さな葉っぱだけです。でも、それでも、必死に生きようとしています。その姿は、花と同じくらい美しいと思いませんか? レジーナさんの中には、美しいものを素直に美しい、と感じる心があるはずです。私はそう信じています!」
と言います。そして、
「受け取って下さい! この愛を!」
と言い、さっきの応急処置で移し替えた芽を見せます。レジーナは、一瞬、青目に戻ったものの、すぐに我に帰ります。
ジコチューの攻撃で、ロゼッタは地球に落ちていきます。ロゼッタは心の中で、花を元に戻せなかった事を麗奈に謝ります。しかし、コスモスの芽を見て、そこに命がある限り諦めてはいけない、と感じます。
それと同時に、ラブリーハープの力で、ロゼッタの背中から翼が出ます。ハート達4人も来ていました。麗奈がジェット機を操縦して、来たようです。
この財閥もすごいなあ。どうやら、「四葉財閥よりも1つ数字が多い」というのは、口だけではなかったようですね。っていうか、この2財閥だけで、世界を掌握できるんじゃないのか?(笑)
麗奈は、キュアロゼッタ=ありす、である事を知っていました。ハート達が事情を話したようです。ありすは麗奈に礼を言います。
「お礼を言うのは、私の方です。これまで私が意地悪をしていたのは、あなたと友達になりたかったから・・・。それなのに、あなたは既に私を友達と思ってくれていた・・・!」
「はい。初めて会った時から!」
麗奈は泣き出し、大切な友達をよろしく、とハート達に言います。
その直後、レジーナはハートを呼び出し、話を聞いてほしい、と言います。ハートは喜々として、レジーナの元に向かいます。
レジーナはハートに、そういう友達ごっこはムカつくと言い、ジコチューに攻撃させます。これは、ロゼッタがリフレクションで助けます。
すぐに、レジーナが槍のエネルギー波で攻撃しますが、ダイヤモンドとソードが助けて、回避します。その後、エースがレジーナと直接ぶつかりますが、返り討ちにされます。ジコチューの追撃で、5人はピンチになります。
ジコチューは特大の種を地球に落とそうとしますが、ロゼッタがリフレクションで抑えます。しかし、このままでは生命エネルギーが失われる、とエースは懸念します。
それでも、負けない、とガードし続けます。しかし、守るだけでは何もできません。
「それでも構いません! 花はそこにあるだけで、人々を笑顔にします。マナちゃんや麗奈さん達は私にとって花と同じ。ならば、私に出来る事は全力で、その花を守り抜く事です! そして、レジーナさんも、守るべき花の一つなのです!」
ロゼッタの言葉に、レジーナは胸の鼓動を感じ、槍のエネルギー波で攻撃します。
「あなたに、コスモスの花言葉を贈ります。花言葉は『乙女の純真』。本当のあなたは純真な心にあふれています。そして、その心は愛にあふれています。」
レジーナの攻撃が止み、一気に咲いたコスモスを見て、胸の熱さを感じます。同時に、ジコチューが弱体化し、ロイヤルラブリーストレートフラッシュで浄化します。レジーナは悔しがりながら、撤退します。
その後、花は元に戻り、街の人に笑顔が戻ります。
また、ありすと麗奈は友情の証として、花を交換し合います。
ありすは今日一日、花屋をやれて良かった、と言い、新たな夢ができた、とも言います。
「これまでは漠然と、人々の笑顔を守りたいと考えていましたが、それには、大いなる愛の力が必要だと分かりました。」
「大いなる?」「愛の力?」
「か弱くても、そこにいるだけで人々を笑顔にする花のような存在を大いなる愛の力で守り抜く。そのために、私は、四葉財閥をさらに大きく育てていきます!」
感涙するセバスチャン。
「あたしも、いつか愛の力でレジーナを・・・。」
「はい。私も全力で、お手伝いさせていただきますわ。」
今回は、これで終了です。
次回:「みんなで祝おう! はじめての誕生日!」
亜久里メイン回。
亜久里は、自分の星座はおろか、誕生日も知らないらしいです。
誕生日を知らないなら、いつお祝いしても良いだろう、という事で、マナは亜久里の誕生パーティーを開くそうです。
余談ですが、朝日放送公式ホームページの30秒予告によると、マナはしし座、六花はおとめ座、ありすはふたご座、真琴はさそり座のようです。クッ、私と同じ星座の子はいないか・・・。(笑&私の星座を知りたい方はこちら)
あと、シャルル、ラケル、ランスの人間態ktkr! しかし、半袖かよ・・・。次回放送時は、もう12月だというのに・・・。まあ、プリキュアのコスチュームやレジーナの服も半袖ですし、気にしたら負けですね。(笑)
また、レジーナ説得は次回が山場になるでしょう。
亜久里は、青目のレジーナを見た事がなく、レジーナに愛はあると認めてはいるものの、まだまだ敵対感情が強いように思え、今回のありすや前話の真琴のような決定打は出せないと思います。
ここで、レジーナに悪印象を与えると、真琴とありすのレジーナへの思いが水泡に帰す怖れがあります。この2人ほど思いは伝えられなくても、少しでも多くレジーナの良いところを認めて、盤石の六花とマナにバトンを渡したいところですが、果たして・・・!?
【まとめ】
メインを飾ったありすについては、今回も、物事や他人の良いところなどの冷静な判断が光っていたと思います。
意地悪ばかりしていた麗奈の花好きなところをしっかり見ていただけでなく、レジーナの本質を見極めていたのも、さすがだな、と感心しました。
また、麗奈についても、ありすと再び仲良くなれたのは良かったです。13話では、「本当は友達がほしい」という思いに、何の進展も与えられず、未消化で終わってしまった分を上手く消化できた、と思っています。
たぶん、13話を未消化で終わらせたのは、この回のためだったのでしょう。13話でも、それなりの進展を与える事はできたのでしょうけど、バトル終了後の尺が2分もなかったのと、今のレジーナと照らし合わせた方が効果的に描けると判断して、あえて13話を未消化で終わらせたのだと、私は思っています。
今のレジーナも、再登場直後の麗奈も、少し前までは仲の良かった友達が何かをきっかけに意地悪や嫌がらせをする点は、かなり似ています。
麗奈については、ありすが、13話で様々な嫌がらせをされた事に目を捉われず、幼少時の花好きなところをしっかり見極めていて、そこをずっと信じていたのが、今回の進展に繋がりました。
今のレジーナについても、良いところを信じ続けていれば、絶対にまた仲良くなれる。今回の麗奈の進展は、そんなメッセージがあるように思いました。そう考えると、13話の未消化を今回にまわしたのは正解だったと思います。
最後に、レジーナについては、前話と同じく、惜しくも元には戻りませんでした。
ですが、今回ありすが「美しいものを素直に美しい、と感じる心がある」と指摘したのは、見事に本質を突いているな、と思いました。確かに、レジーナはジャネジーを注入されてからも、思った事や感じた事をそっくりそのまま表に出すところは変わってません。この子の美徳は失われておらず、前話の真琴の歌で笑顔を見せたのも、今回一瞬だけでも青目に戻ったのも、間違いなく、2人の思いを素晴らしいものと受け止めている、と確信しています。
それでも、2人の愛を拒絶しているのは、父親のキングジコチューのせいでしょうね。たぶん、ヤツが「プリキュアとの共存は不可能」と思い込んでいて、愛を受け入れれば死ぬ、と考えているんじゃないか、と思います。
そして、その考えはレジーナにも伝わり、自分がマナ達の愛を受け入れれば、大好きな父親を裏切ってしまう。その思いが、前話、今回と愛を拒絶する結果になっているような気がします。
本当は、レジーナは、マナ達も父親も同じくらい大好きで、一緒に過ごしたい、と思っているのでしょうけど、どちらかしか選べなくさせてしまってるんでしょうね。それは、子どもにとっては辛いものです。この子はワガママですけど、そのくらいのワガママは叶えさせてあげてほしいですよね。
マナ達はその思いを尊重しているでしょうから、やはりキングジコチューが今の考えを改める事が必要でしょう。愛娘を捨ててまで自分の欲望を貫くのか。それとも、愛娘の身を案じて自分の欲望を譲歩するのか。キングジコチューの次のアクションにも注目したいところです。私としては、後者を選んでほしいのですが・・・。
今回から、ストーリー解説を混じえての自分の感想部分は、字を斜体にします。
~ オープニング前 ~
今回は、ありすの家の庭から。庭に咲く沢山の花に水をあげるありす。
ありすは花を育てる事が好きで、学校では園芸部に入ってるほど。また、幼い頃は、お花屋さんになるのが夢でした。
しかし、今は、父の仕事を継ぎたいと考えていて、その夢は諦めたようです。そんなありすに、「だったら、その夢を叶えてあげるよ!」とマナは言い、何かを思い付きました。
~ Aパート ~
マナが考えたのは、フリーマーケットで花を売る事。ありすは、一日だけとはいえ、夢を叶える事ができて嬉しい、と笑顔です。
並べられた花は、それほど華やかなものはなく、もっと華やかなものも出した方が良いのでは、と亜久里は言います。しかし、ありすは、季節の花には、その季節に合った美しさがある、と言います。
ちょうどその時、高飛車な笑い声が聞こえます。声の主は、五星 麗奈。13話に出てきて、ジコチューにされた子です。麗奈は13話と同じく、贅沢な背景を使って名乗ります。やはり、六花より数字が1つ少ない事にツッコむべきでしょうか?(笑)
麗奈は、ありすが出店すると聞いて、対抗心を燃やしていました。巨大なビニルハウスで育てた、四季折々の花を売る事で勝負に挑みます。とはいえ、ありすは、麗奈と一緒に花を売る事ができて嬉しい、と喜んでいます。
早速、ありすの所には、彼女に花を贈りたい、と言う男性が来ました。ありすはゼラニウムの花を勧めますが、麗奈は真っ赤なバラを勧めます。また、麗奈の店では、超高級な花を30分の1の値段で売っています。超激安という事で、男性は麗奈の店に行きます。
売価30分の1って、明らかに原価割れするだろ、これ。まあ、元々1,000円のものを30倍の30,000円で売っていたとかなら、話は別ですけど。(笑)
麗奈は、もはや勝負がついたも同然と、傲慢になり、ありす以外の4人は、卑怯だと返します。いやいや、これ、自分の首を絞めてるだけだと思うよ? 収益の問題で。(笑)
しかし、ありすは気にした様子はなく、いつ見ても本当に綺麗な花ばかりだと感心します。
時間は正午を過ぎました。麗奈の店に客を取られている事もあり、ありすの所には全然人が来ません。それでも、こっちはこっちで頑張ろう、とマナは励まします。
その時、近くを通りかかった男性客が、ありすの笑顔を見て、花を買おうとします。男性はコスモスの花を取ります。ありすは、この花を見ると心がふんわりする、と説明し、男性客はコスモスを購入し、何だか元気が出てきた、とお礼を言います。
六花は、本当のお花屋さんみたいだった、と賞賛します。真琴は「お花屋さんって、花と一緒に愛も届けているのかもね」と言います。
マナが「あたしもレジーナにそんな花を贈りたいな」と言うと、そんなのいらない、と言って、レジーナが現れます。
マナは、花を見ると元気にならないか、と聞きますが、レジーナは、自分よりも美しいものは許せない、と返して消えます。これも13話で言っていた事ですね。
公園の別の場所では、ある少年が、フリーマーケットのせいでラジコンを飛ばせずに不満を感じ、花なんか枯れてしまえばいい、と感じます。そこをレジーナに突かれ、ジコチューにされます。
ジコチュー召喚バンクが、まさかの大幅カット。あのカワイくチョコチョコ動くのをカットするとは・・・。そうか、これは、麗奈の店の売りっぷりを見て、過剰サービスは身を滅ぼす事を覚えちゃったんですね。麗奈達め、余計な事を・・・!(たぶん関係ないと思います(笑))
その直後、周りの花がどんどん枯れていきます。しかし、ジコチューの鼓動は感じられません。
ありすは花が枯れるのを悲しみますが、まだ残っている芽を見て、元気が出ます。
その直後、ありすは、麗奈が枯れた花を見て涙を流しているのを目にします。ありすは麗奈の元に駆けつけ、周りの花を見て、まだ残っている芽を発見します。
そして、麗奈に、緑の葉が1枚でも残っていれば、再生の可能性がある、と励まし、応急処置をします。
麗奈は、いつも意地悪ばかりする自分に何でここまで優しくするのか、とありすに聞きます。ありすは、この応急処置は麗奈が教えてくれた事、そして、麗奈が花に沢山の愛情を注いでいる事を知っている、と言います。
ありすと麗奈が初めて会ったのは、幼少の頃。ありすは周りの綺麗な花に感動し、麗奈は、花は自分を美しく飾ってくれるから大切に育てている、と言います。
ありすは自分の育てたガザニアが元気がなくて困っていました。麗奈は、このままでは枯れてしまう、と応急処置の仕方を教えました。
「あの時から、麗奈さんは私の大切なお友達ですわ。」
麗奈は、13話でジコチューにされる直前に、本当は友達がほしい、と言っていた事を思い出し、泣き出します。
その直後、セバスチャンが現れます。財閥の人工衛星で、花が枯れた原因を突き止めたようです。成層圏上にいるジコチューが花を枯らすジャネジーの種を振りまいていたのが原因です。
このジコチューは、さっきレジーナが召喚したもの。あまりにも遠過ぎて、闇の鼓動を感じられませんでした。
ジコチューを止めに行きたいところですが、どうやって行くのか? 財閥のジェット機で向かいます。ああ、やっぱり。今後何か困った事があったら、政府や自治体よりも、四葉財閥を頼った方が良いですね。(笑)
ありすはジェット機の操縦もできるようです。しかし、ジェット機は1人しか乗れないため、ありすだけでジコチューの元に向かいます。
~ Bパート ~
成層圏に出たありすはジコチューを発見。ジェット機から離脱し、変身します。
ロゼッタはレジーナと対面し、花を枯れさせるのを止めるよう言いますが、聞き入れません。人間は花を見ると元気になる、という事で、前話同様、心を弱らせる事が目的です。ロゼッタは、花を見ると元気になる理由について、
「そこに命があるからです! 花は枯れ果て、残ったのは小さな葉っぱだけです。でも、それでも、必死に生きようとしています。その姿は、花と同じくらい美しいと思いませんか? レジーナさんの中には、美しいものを素直に美しい、と感じる心があるはずです。私はそう信じています!」
と言います。そして、
「受け取って下さい! この愛を!」
と言い、さっきの応急処置で移し替えた芽を見せます。レジーナは、一瞬、青目に戻ったものの、すぐに我に帰ります。
ジコチューの攻撃で、ロゼッタは地球に落ちていきます。ロゼッタは心の中で、花を元に戻せなかった事を麗奈に謝ります。しかし、コスモスの芽を見て、そこに命がある限り諦めてはいけない、と感じます。
それと同時に、ラブリーハープの力で、ロゼッタの背中から翼が出ます。ハート達4人も来ていました。麗奈がジェット機を操縦して、来たようです。
この財閥もすごいなあ。どうやら、「四葉財閥よりも1つ数字が多い」というのは、口だけではなかったようですね。っていうか、この2財閥だけで、世界を掌握できるんじゃないのか?(笑)
麗奈は、キュアロゼッタ=ありす、である事を知っていました。ハート達が事情を話したようです。ありすは麗奈に礼を言います。
「お礼を言うのは、私の方です。これまで私が意地悪をしていたのは、あなたと友達になりたかったから・・・。それなのに、あなたは既に私を友達と思ってくれていた・・・!」
「はい。初めて会った時から!」
麗奈は泣き出し、大切な友達をよろしく、とハート達に言います。
その直後、レジーナはハートを呼び出し、話を聞いてほしい、と言います。ハートは喜々として、レジーナの元に向かいます。
レジーナはハートに、そういう友達ごっこはムカつくと言い、ジコチューに攻撃させます。これは、ロゼッタがリフレクションで助けます。
すぐに、レジーナが槍のエネルギー波で攻撃しますが、ダイヤモンドとソードが助けて、回避します。その後、エースがレジーナと直接ぶつかりますが、返り討ちにされます。ジコチューの追撃で、5人はピンチになります。
ジコチューは特大の種を地球に落とそうとしますが、ロゼッタがリフレクションで抑えます。しかし、このままでは生命エネルギーが失われる、とエースは懸念します。
それでも、負けない、とガードし続けます。しかし、守るだけでは何もできません。
「それでも構いません! 花はそこにあるだけで、人々を笑顔にします。マナちゃんや麗奈さん達は私にとって花と同じ。ならば、私に出来る事は全力で、その花を守り抜く事です! そして、レジーナさんも、守るべき花の一つなのです!」
ロゼッタの言葉に、レジーナは胸の鼓動を感じ、槍のエネルギー波で攻撃します。
「あなたに、コスモスの花言葉を贈ります。花言葉は『乙女の純真』。本当のあなたは純真な心にあふれています。そして、その心は愛にあふれています。」
レジーナの攻撃が止み、一気に咲いたコスモスを見て、胸の熱さを感じます。同時に、ジコチューが弱体化し、ロイヤルラブリーストレートフラッシュで浄化します。レジーナは悔しがりながら、撤退します。
その後、花は元に戻り、街の人に笑顔が戻ります。
また、ありすと麗奈は友情の証として、花を交換し合います。
ありすは今日一日、花屋をやれて良かった、と言い、新たな夢ができた、とも言います。
「これまでは漠然と、人々の笑顔を守りたいと考えていましたが、それには、大いなる愛の力が必要だと分かりました。」
「大いなる?」「愛の力?」
「か弱くても、そこにいるだけで人々を笑顔にする花のような存在を大いなる愛の力で守り抜く。そのために、私は、四葉財閥をさらに大きく育てていきます!」
感涙するセバスチャン。
「あたしも、いつか愛の力でレジーナを・・・。」
「はい。私も全力で、お手伝いさせていただきますわ。」
今回は、これで終了です。
次回:「みんなで祝おう! はじめての誕生日!」
亜久里メイン回。
亜久里は、自分の星座はおろか、誕生日も知らないらしいです。
誕生日を知らないなら、いつお祝いしても良いだろう、という事で、マナは亜久里の誕生パーティーを開くそうです。
余談ですが、朝日放送公式ホームページの30秒予告によると、マナはしし座、六花はおとめ座、ありすはふたご座、真琴はさそり座のようです。クッ、私と同じ星座の子はいないか・・・。(笑&私の星座を知りたい方はこちら)
あと、シャルル、ラケル、ランスの人間態ktkr! しかし、半袖かよ・・・。次回放送時は、もう12月だというのに・・・。まあ、プリキュアのコスチュームやレジーナの服も半袖ですし、気にしたら負けですね。(笑)
また、レジーナ説得は次回が山場になるでしょう。
亜久里は、青目のレジーナを見た事がなく、レジーナに愛はあると認めてはいるものの、まだまだ敵対感情が強いように思え、今回のありすや前話の真琴のような決定打は出せないと思います。
ここで、レジーナに悪印象を与えると、真琴とありすのレジーナへの思いが水泡に帰す怖れがあります。この2人ほど思いは伝えられなくても、少しでも多くレジーナの良いところを認めて、盤石の六花とマナにバトンを渡したいところですが、果たして・・・!?
【まとめ】
メインを飾ったありすについては、今回も、物事や他人の良いところなどの冷静な判断が光っていたと思います。
意地悪ばかりしていた麗奈の花好きなところをしっかり見ていただけでなく、レジーナの本質を見極めていたのも、さすがだな、と感心しました。
また、麗奈についても、ありすと再び仲良くなれたのは良かったです。13話では、「本当は友達がほしい」という思いに、何の進展も与えられず、未消化で終わってしまった分を上手く消化できた、と思っています。
たぶん、13話を未消化で終わらせたのは、この回のためだったのでしょう。13話でも、それなりの進展を与える事はできたのでしょうけど、バトル終了後の尺が2分もなかったのと、今のレジーナと照らし合わせた方が効果的に描けると判断して、あえて13話を未消化で終わらせたのだと、私は思っています。
今のレジーナも、再登場直後の麗奈も、少し前までは仲の良かった友達が何かをきっかけに意地悪や嫌がらせをする点は、かなり似ています。
麗奈については、ありすが、13話で様々な嫌がらせをされた事に目を捉われず、幼少時の花好きなところをしっかり見極めていて、そこをずっと信じていたのが、今回の進展に繋がりました。
今のレジーナについても、良いところを信じ続けていれば、絶対にまた仲良くなれる。今回の麗奈の進展は、そんなメッセージがあるように思いました。そう考えると、13話の未消化を今回にまわしたのは正解だったと思います。
最後に、レジーナについては、前話と同じく、惜しくも元には戻りませんでした。
ですが、今回ありすが「美しいものを素直に美しい、と感じる心がある」と指摘したのは、見事に本質を突いているな、と思いました。確かに、レジーナはジャネジーを注入されてからも、思った事や感じた事をそっくりそのまま表に出すところは変わってません。この子の美徳は失われておらず、前話の真琴の歌で笑顔を見せたのも、今回一瞬だけでも青目に戻ったのも、間違いなく、2人の思いを素晴らしいものと受け止めている、と確信しています。
それでも、2人の愛を拒絶しているのは、父親のキングジコチューのせいでしょうね。たぶん、ヤツが「プリキュアとの共存は不可能」と思い込んでいて、愛を受け入れれば死ぬ、と考えているんじゃないか、と思います。
そして、その考えはレジーナにも伝わり、自分がマナ達の愛を受け入れれば、大好きな父親を裏切ってしまう。その思いが、前話、今回と愛を拒絶する結果になっているような気がします。
本当は、レジーナは、マナ達も父親も同じくらい大好きで、一緒に過ごしたい、と思っているのでしょうけど、どちらかしか選べなくさせてしまってるんでしょうね。それは、子どもにとっては辛いものです。この子はワガママですけど、そのくらいのワガママは叶えさせてあげてほしいですよね。
マナ達はその思いを尊重しているでしょうから、やはりキングジコチューが今の考えを改める事が必要でしょう。愛娘を捨ててまで自分の欲望を貫くのか。それとも、愛娘の身を案じて自分の欲望を譲歩するのか。キングジコチューの次のアクションにも注目したいところです。私としては、後者を選んでほしいのですが・・・。
ありすというのは、これくらいのスケールで描かないと!というスタッフ様の方針というか拘りを感じました。
まあ、米村さんが遊んでたようにも見えましたけど(^_^;)
渕上さんの演じ方で、ありすの今後が決まるというような話をどっかで読みましたが、これほど大人な中2になるとは(笑) セバスチャンも感涙しますよ。。
ぬおーシャルルがまたやってくれる!と思うだけで、身体の一部が元気に…(4^_^;刑)
Msk-Mtnさん、あの高校ご出身ですかー。C市民でかなりお勉強できる子が行く学校ですね。
私は定時制で甘やかされたので、大学もDQNですよorz
県立F…というとわかるかしら。。ローカルネタ申し訳ないですm(_ _)m
このブログへのコメントは、かなり久しぶりですね! 今回もコメント、ありがとうございます!
>(ありすが)これほど大人な中2になるとは(笑)
ホント、スキがなさ過ぎて、すごいですよね、ありすお嬢様。「ドキドキ」始まった頃に三十路さんが萌えまくっていたのもよく分かります。(笑)
マナとセバスチャンの影響が、ここまで素晴らしい子にさせたと思うと、感動します。
>ぬおーシャルルがまたやってくれる!と思うだけで、身体の一部が元気に…
1回限りの出番だと思っていたのが、次回で3回目と、優遇されてますよね、人間態シャルル。
ここ最近、お父様のお世話とかでお疲れ気味の三十路さんのためにも、1秒でも長く画面に出てもらいたいですね!
>C市民でかなりお勉強できる子が行く学校ですね
あー、星座のリンク先の記事を見て、色々と調べてみましたか。
まあ、市内には、もっと優秀な高校がありますが、私が通った高校は、市内ではかなり有名ですね。私は校風に惹かれて通ったクチです。
県立Fについても、だいたい分かりました。あと、ローカルネタも大歓迎ですよー!