
今話の名セリフ:「たとえ成人しようとも、伝説の魔法使いであろうとも、親から見れば子供だよ。」
「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」第4話「ひすいの秘密」の感想です。
~ Aパート ~
ネットに掲載されていた写真に写っていたアイルがエプロン姿だった事、みらいが見たアイルは本棚の前にいた事から、アイルは本屋の者ではないかと、みらい達は考えました。
その直後・・・、
「見せて!」
「勝手に取らないでって言ったでしょ! 子供のスマホの扱いには注意が必要って、ネットにあったわ!」

「なんで、子供はダメなの?」
「ゲームにネットとか、色んな誘惑があるからって、ネットに出てた!」

「ネットネットって、リコの方がネットじゃん!」
「ああ言えばこう言う・・・。反抗期かしら・・・。」

「だから返しなさいって!」

「ねえ、この人・・・。」
「はーちゃんモフ!」
「昔の写真をリコに送ってあげたんだ!」


「やっぱり、はーちゃんとひーちゃん、そっくりモフ!」
「全然似てないし!」
「やっぱり反抗期かな?」

その後、魔法ガールの依頼メールがきました。という事で、みらいは、魔法ガールとして出動する事に。
その時、リコは、誰かに見られている気配を感じました。
今日の魔法ガールの依頼は、10歳の女の子からで、飼っているネコを探してほしいというもの。

「情報も文章もしっかりしてる・・・。」

「ひーちゃんと違うって言うんでしょ!」
「そんな事言ってないし!」
「言わなくても思ってるよ!」

「やっぱり、パンケーキモフ・・・。」
「それを言うなら、反抗期(はんこうき)・・・。」

モフルンさん、1話に1回ボケかましてないかい? なんか、モフルンのボケがあざとく感じてきました。「まだまだニチアサのマスコットには負けんモフ!」と言わんばかりの気概を感じます。(笑)
とりあえずネコを探してみる事に。しかし、そう簡単には見つかりません。
そんな中・・・、
「違ったな、この格好・・・。まさか、こんな地味な捜索をしてるとは思わなかった・・・。」

「目立ってるモフ。」
「魔法ガールって、バレてるんじゃない?」
「大丈夫・・・。人前で魔法使わなければ、バレない、バレない・・・。コスプレ好きな大学生って事で・・・。」

いや、それも大丈夫じゃないだろ。「イタい、イタい、イタい! 美人な女子大生が魔法使いコスプレとか、イタ過ぎる!」って思われそうな気がするよ? まあ、いい歳こいて19年近くも「プリキュア」にハマり続けている私よりは何倍もマシでしょうけどね。(笑)
「そう? あの人、すっごく見てるよ!」


「かな!? まゆみ!?」
「本当だわ!」

「みらいとリコだ!」
「え?」

「ヤバっ!」


「あれ? 今いたの!」
「ホントに? どこ?」

「本当にいたんだよ! 魔法使いの格好をしたみらいとリコ! あと、はーちゃんにそっくりな子も!」
「この感じ、懐かしいかも・・・。」

ホント、懐かしいですねえ。「魔法つかい」本編で、「魔法使いは絶対いる!」って騒ぎまくっているかなを見て、散々ツッコんでた日々が! という事で、本作でも騒ぎまくって、どんどんツッコませて下さい。(笑)
「まゆみとかな、ずっと会ってないのに・・・。」
「この格好じゃ会えないって!」
「制服着て活動するから、こうなるんでしょ!」

「ケンカはやめるモフ! ひーちゃんが見てるモフ! 子供の前でやめるモフ!」

ケンカ → 夫婦ケンカ、子供 → みらいとリコの間に生まれた子供、と連想したのは私だけではないはず。モフルンさんは、俺らにあらぬ妄想をかき立てる、できるマスコットやでぇ!(笑)
「って、子供じゃないし! もう、お姉ちゃんだもん!」

「ちょっと待った! とにかく今は、ダンパちゃんを探そう! 飼い主さん、ダンパちゃんいなくて寂しがってるよ!」
「そうね。でも、この調子で見つかるとは・・・。」

「大丈夫! 数々の難事件、大事件を解決してきた、魔法ガールみらいに任せて!」

お、そうだな。ここまで大見得切ったら、失敗フラグが立ったようなもの。そして、視聴者達を笑いに巻き込むという、良い流れができたな!(笑)



「これも!」

「ありがとう!」
「ありがとうじゃないでしょ。なんで私が買いに行かされてるの・・・。」
「この格好、目立つから!」

「はあ? 何が、『魔法ガールみらいに任せて!』よ!」
「ケンカはやめるモフ! ひーちゃんが見てるモフ!」

「美味しいな!」

「見てなかったモフ・・・。」

そうか。じゃあ、遠慮なくケンカしちゃって問題ないね! 「スイート」のひびかなのような、ケンカという名のイチャイチャ、見せつけて下さい。(笑)
「ひーちゃんのおやつまで買わされるし・・・。」
「まあまあ。でも、リコのおかげで事件解決だよ!」

「ダンパちゃんが大好きなおやつで、おびき寄せれば・・・。ダンパちゃんのお気に入りの、この公園でね!」


「何か他の手は・・・。」
「こらこら!」

少しして、リコは再び、誰かに追われている気配を感じました。リコは、その気配を追い、魔法で正体を突き止めました。
その正体は、リコの父「リアン」。アイルがひすいを狙っていると知って、ひすいの警護に当たっていました。
「ひすい君もだが、リコの事が心配だったし。」

「ずっと見てたの?」
「猫探し、ご苦労。」
「信用してよ・・・。過保護すぎるし、もう子供じゃないし・・・。」

「たとえ成人しようとも、伝説の魔法使いであろうとも、親から見れば子供だよ。」

「とにかく警護は必要ないわ。」
「しかしだな・・・。『どの口が言うか』か・・・。」

「ひーちゃんは、色々戸惑ってるから、みらいとモフルンとで、そっと見守ってあげたいの・・・。」

「勝手に決めないで!」
「ひーちゃん?」

「守ってとか、お願いしてないし、子供じゃないし!」

「あのね・・・。」
「リコも、今嫌がってたじゃん! 子供って言われて!」
「それは・・・。」

「猫、探しに行く!」
「待ちなさい!」

「離して! リコなんか、大っ嫌い!」


~ Bパート ~
その後、ひすいはアイルと遭遇しました。
ひすいは身の危険を感じましたが、すぐに、みらい達が駆け付けました。そして、ひすいに、透明になるフードを渡して、逃げるよう言います。
直後、アイルは自身のフィールドを展開。怪物を呼び寄せました。

みらいとリコはプリキュアに変身します。今回は、ピンクダイヤスタイル。
ミラクルとマジカルは、リンクルストーンの力を活用して、優位に戦います。
しかし、アイルにとっては想定内。これからが本番だと言わんばかりに、怪物に力を与えます。
「かつてデウスマストに融合されなかった眷属。その眷属が今、僕のしもべと1つになる。」


強力となった怪物から大きなダメージを負うミラクルとマジカル。
すぐに立ち上がろうとした2人でしたが、間にひすいが入りました。
「この物語の結末を教えてあげるよ。」
「ひーちゃん・・・。」

「プリキュア・・・。君達の命は、ここで終わる・・・。」
「ウソモフ!」

「朝日奈みらい。彼女が見たこれから起こる出来事は、実現されていない。そう言いたいのかな?」


「けど、この状況を鑑みて、どう思う?」

「2人がやられるなんて、ウソだ!」
「ウソかどうかは、すぐに分かるよ・・・。」

「逃げて・・・。」
「早く・・・。」
「ひーちゃんだけじゃ嫌だ!」

「モフルン! ひーちゃんをお願い・・・。」
「ミラクル・・・。」

「ひーちゃんは子供じゃない!」
「ダメ・・・。」

「嫌だ!」
「ダメ!」
「ひーちゃんは、何があっても、守るの・・・。だから行って!」


「まるで親子だ。」

[たとえ成人しようとも、親から見れば子供だよ。]

[ひーちゃんは、色々戸惑ってるから、みらいとモフルンとで、そっと見守ってあげたいの・・・。]

[守ってとか、お願いしてないし、子供じゃないし!]


「そろそろピリオドを打とう!」


「いじめるな・・・。」
『ひーちゃん!』

「みらいとリコを、いじめるなー!」





「あっちにいけー!」



「ウソだったんだね・・・。みらいとリコがやっつけられるって!」
「ああ。ウソだ。」

「頑張ったね。今日の目的は果たせた。」








「彼女達に力を与えるとは素晴らしいよ、ひすい・・・。」

その後、アイルは撤退。ひすいは、かなり力を消耗したせいか、気を失いました。
しばらくして・・・、
「見たの・・・。はーちゃん・・・。」

「そっか・・・。きっと、はーちゃんが助けてくれたんだね!」

「キュアップ・ラパパ! 猫よ、見つかって!」
「・・・って、いきなり何!?」

「魔法! あんだけすっごい魔法使えたんだから、猫も出るでしょ!」
「なかなか大雑把モフ・・・。」
「さすがに、その魔法はどうかな・・・。」

「ウソ!?」
「本当にいたモフ!」
「しかも、2階のベランダに!? どうして!?」


「キュアップ・ラパパ! ジュースよ、こい! お菓子もこい!」

「変だな・・・。」
「やっぱり、まぐれモフ・・・。」

「みらい!」
「はいはい・・・。」

「キュアップ・ラパパ! ジュースよ、こい!」
「ええ、オレンジ!? ひーちゃん、りんごがいい!」
「うちにはオレンジしかないし・・・。」

「キュアップ・ラパパ! みらい、買ってきて!」
「ええ!? リコ・・・。」
「もうお使いは嫌!」

今回は、これで終了です。
次回:「流れ行く歳月」
普通では考えられないようなスピードで、日々どんどん大きくなっていくひすい。
周囲の人に怪しまれないよう、みらいとリコは、ひすいを連れて、リコが借りたアパートに引っ越す事にする。
【まとめ】
今話のタイトルは「ひすいの秘密」。
この言葉通り、今話では、ひすいが強力な魔法で怪物を吹き飛ばすシーンがありました。ひすいにはものすごい潜在能力があるように感じていましたが、これが確信に変わりました。
と言っても、ひすいの秘密は、これですべて明かされてはいないでしょう。この子は何者なのか、アイルはこの子の力を使って何をしようとしているのかなど、気になる要素はまだあります。
今話を見終えて特に気になったのは、ことはとの関係性ですね。ひすいが魔法を発動させた時に、ことはが目の前に現れましたが、それはなぜなのか? ことはとひすいが手を合わせた事には何の意味があるのか? ひすいに対して、ますます目が離せなくなってきました。
今回は、ひすいの秘密よりも、親心が大きなポイントとして描かれていたと思いますね。
たとえ成人しようとも、伝説の魔法使いであろうとも、親から見れば子供。リコの父・リアンが言っていた事が、確かにそうだな、と思いましたね。
親からすれば、我が子は、小さい時はもちろんの事、大人になっても、結婚しても、パパやママになっても、高齢者になっても、愛おしくて目の離せない存在。何か嬉しい事があれば自分の事のように嬉しくなりますし、不幸な出来事があれば酷く落ち込む。そういうものなんですよね。
まあ、子からすれば、歳を重ねるにつれて、そんな親心が煩わしく感じるものなんですけどね。
子供の時は、日々成長していき、色んな事ができるようになって、自信に繋がっていきます。そして、親がいなくても1人でどうにかできると思い、親心が過保護だと感じるものです。
とはいえ、自分を気にかけてくれる者達がいるというのは幸せな事。大人になれば、辛い出来事を多く経験するようになりますが、その時には、そういう者達が前を向かせてくれる事もあるでしょう。成長すれば親心が煩わしく感じはするものの、バカにはできない、いや、バカにしてはいけないものなのだと思いますね。
あと、ひすいの反抗期も、今話のポイントだったでしょう。前話までも、子供扱いされたり、ああするな、こうするなと周りから言われた時は怒っていましたが、今話はそれが顕著だったと感じています。
反抗期といえば、はーちゃんにもそんな時がありましたかね。リンクルストーンの力で、はーちゃんが色んな姿に変わった話ですね。
あの時は、みらい達が構ってくれない事に不満を感じて、自分勝手に動き回っていました。その結果、騒ぎになったり、敵に捕まったりで、みらい達に迷惑をかけた事を反省しました。
はーちゃんも反抗期らしいところはありましたけど、今話のひすいほどではなかったですね。その話を除けば、はーちゃんは、人間になった時も含めて、みらい達の言う事を素直に聞いており、手のかからない子だったように感じますね。
まあ、そうは言っても、現実、ひすいのような子は結構いると思うんですよね。
それを「魔法つかい」本編に反映させなかったのは、メイン視聴層が未就学女児だったからでしょう。あまりにも反抗的な態度を見せたり、ワガママに振舞ったりすれば、見ている女の子達は、そんな性格で過ごしても全然問題ないと思ったり、周りに迷惑をかけても謝らなくても大丈夫だと誤解しかねません。女の子達の成長に悪影響が出るでしょう。
一方、本作は、深夜に放映されているアニメ。子供達は眠っている時間であり、それゆえに、ひすいを怒りやすかったり、ワガママな性格にしても大きな影響はないと判断したのかな、と思いますね。
ですが、このままの性格で最後まで通していいとは思っていません。人の気持ちが分かる子に育ってほしいと思いますね。
ひすいの謎は気になるものの、それ以上に、心の成長に注目ですね。それにあたって、みらい達もひすいに対してどう向き合っていくのか、しっかり見ていきたいと思います。
さて、次回は、みらいとリコが、ひすいを連れて、リコが借りたアパートに引っ越すようです。
な、何だと!? という事は、みらリコが同じ部屋で過ごす時間が増えるかもしれないって事!? 添い寝する確率が増えるって事!?
うおおおおお! 甘い匂いが充満しそうな新生活になりそうだぜ! みらリコ、万歳! これはもう、次回は、全力全裸視聴するっきゃねーな!(笑)
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」第4話「ひすいの秘密」の感想です。
~ Aパート ~
ネットに掲載されていた写真に写っていたアイルがエプロン姿だった事、みらいが見たアイルは本棚の前にいた事から、アイルは本屋の者ではないかと、みらい達は考えました。
その直後・・・、
「見せて!」
「勝手に取らないでって言ったでしょ! 子供のスマホの扱いには注意が必要って、ネットにあったわ!」


「なんで、子供はダメなの?」
「ゲームにネットとか、色んな誘惑があるからって、ネットに出てた!」

「ネットネットって、リコの方がネットじゃん!」
「ああ言えばこう言う・・・。反抗期かしら・・・。」


「だから返しなさいって!」

「ねえ、この人・・・。」
「はーちゃんモフ!」
「昔の写真をリコに送ってあげたんだ!」




「やっぱり、はーちゃんとひーちゃん、そっくりモフ!」
「全然似てないし!」
「やっぱり反抗期かな?」


その後、魔法ガールの依頼メールがきました。という事で、みらいは、魔法ガールとして出動する事に。
その時、リコは、誰かに見られている気配を感じました。
今日の魔法ガールの依頼は、10歳の女の子からで、飼っているネコを探してほしいというもの。

「情報も文章もしっかりしてる・・・。」

「ひーちゃんと違うって言うんでしょ!」
「そんな事言ってないし!」
「言わなくても思ってるよ!」

「やっぱり、パンケーキモフ・・・。」
「それを言うなら、反抗期(はんこうき)・・・。」

モフルンさん、1話に1回ボケかましてないかい? なんか、モフルンのボケがあざとく感じてきました。「まだまだニチアサのマスコットには負けんモフ!」と言わんばかりの気概を感じます。(笑)
とりあえずネコを探してみる事に。しかし、そう簡単には見つかりません。
そんな中・・・、
「違ったな、この格好・・・。まさか、こんな地味な捜索をしてるとは思わなかった・・・。」

「目立ってるモフ。」
「魔法ガールって、バレてるんじゃない?」
「大丈夫・・・。人前で魔法使わなければ、バレない、バレない・・・。コスプレ好きな大学生って事で・・・。」

いや、それも大丈夫じゃないだろ。「イタい、イタい、イタい! 美人な女子大生が魔法使いコスプレとか、イタ過ぎる!」って思われそうな気がするよ? まあ、いい歳こいて19年近くも「プリキュア」にハマり続けている私よりは何倍もマシでしょうけどね。(笑)
「そう? あの人、すっごく見てるよ!」



「かな!? まゆみ!?」
「本当だわ!」

「みらいとリコだ!」
「え?」

「ヤバっ!」


「あれ? 今いたの!」
「ホントに? どこ?」

「本当にいたんだよ! 魔法使いの格好をしたみらいとリコ! あと、はーちゃんにそっくりな子も!」
「この感じ、懐かしいかも・・・。」

ホント、懐かしいですねえ。「魔法つかい」本編で、「魔法使いは絶対いる!」って騒ぎまくっているかなを見て、散々ツッコんでた日々が! という事で、本作でも騒ぎまくって、どんどんツッコませて下さい。(笑)
「まゆみとかな、ずっと会ってないのに・・・。」
「この格好じゃ会えないって!」
「制服着て活動するから、こうなるんでしょ!」

「ケンカはやめるモフ! ひーちゃんが見てるモフ! 子供の前でやめるモフ!」

ケンカ → 夫婦ケンカ、子供 → みらいとリコの間に生まれた子供、と連想したのは私だけではないはず。モフルンさんは、俺らにあらぬ妄想をかき立てる、できるマスコットやでぇ!(笑)
「って、子供じゃないし! もう、お姉ちゃんだもん!」

「ちょっと待った! とにかく今は、ダンパちゃんを探そう! 飼い主さん、ダンパちゃんいなくて寂しがってるよ!」
「そうね。でも、この調子で見つかるとは・・・。」

「大丈夫! 数々の難事件、大事件を解決してきた、魔法ガールみらいに任せて!」

お、そうだな。ここまで大見得切ったら、失敗フラグが立ったようなもの。そして、視聴者達を笑いに巻き込むという、良い流れができたな!(笑)





「これも!」

「ありがとう!」
「ありがとうじゃないでしょ。なんで私が買いに行かされてるの・・・。」
「この格好、目立つから!」

「はあ? 何が、『魔法ガールみらいに任せて!』よ!」
「ケンカはやめるモフ! ひーちゃんが見てるモフ!」


「美味しいな!」

「見てなかったモフ・・・。」

そうか。じゃあ、遠慮なくケンカしちゃって問題ないね! 「スイート」のひびかなのような、ケンカという名のイチャイチャ、見せつけて下さい。(笑)
「ひーちゃんのおやつまで買わされるし・・・。」
「まあまあ。でも、リコのおかげで事件解決だよ!」

「ダンパちゃんが大好きなおやつで、おびき寄せれば・・・。ダンパちゃんのお気に入りの、この公園でね!」



「何か他の手は・・・。」
「こらこら!」

少しして、リコは再び、誰かに追われている気配を感じました。リコは、その気配を追い、魔法で正体を突き止めました。
その正体は、リコの父「リアン」。アイルがひすいを狙っていると知って、ひすいの警護に当たっていました。
「ひすい君もだが、リコの事が心配だったし。」

「ずっと見てたの?」
「猫探し、ご苦労。」
「信用してよ・・・。過保護すぎるし、もう子供じゃないし・・・。」

「たとえ成人しようとも、伝説の魔法使いであろうとも、親から見れば子供だよ。」

「とにかく警護は必要ないわ。」
「しかしだな・・・。『どの口が言うか』か・・・。」


「ひーちゃんは、色々戸惑ってるから、みらいとモフルンとで、そっと見守ってあげたいの・・・。」

「勝手に決めないで!」
「ひーちゃん?」

「守ってとか、お願いしてないし、子供じゃないし!」

「あのね・・・。」
「リコも、今嫌がってたじゃん! 子供って言われて!」
「それは・・・。」

「猫、探しに行く!」
「待ちなさい!」


「離して! リコなんか、大っ嫌い!」



~ Bパート ~
その後、ひすいはアイルと遭遇しました。
ひすいは身の危険を感じましたが、すぐに、みらい達が駆け付けました。そして、ひすいに、透明になるフードを渡して、逃げるよう言います。
直後、アイルは自身のフィールドを展開。怪物を呼び寄せました。

みらいとリコはプリキュアに変身します。今回は、ピンクダイヤスタイル。
ミラクルとマジカルは、リンクルストーンの力を活用して、優位に戦います。
しかし、アイルにとっては想定内。これからが本番だと言わんばかりに、怪物に力を与えます。
「かつてデウスマストに融合されなかった眷属。その眷属が今、僕のしもべと1つになる。」


強力となった怪物から大きなダメージを負うミラクルとマジカル。
すぐに立ち上がろうとした2人でしたが、間にひすいが入りました。
「この物語の結末を教えてあげるよ。」
「ひーちゃん・・・。」


「プリキュア・・・。君達の命は、ここで終わる・・・。」
「ウソモフ!」


「朝日奈みらい。彼女が見たこれから起こる出来事は、実現されていない。そう言いたいのかな?」



「けど、この状況を鑑みて、どう思う?」

「2人がやられるなんて、ウソだ!」
「ウソかどうかは、すぐに分かるよ・・・。」


「逃げて・・・。」
「早く・・・。」
「ひーちゃんだけじゃ嫌だ!」

「モフルン! ひーちゃんをお願い・・・。」
「ミラクル・・・。」

「ひーちゃんは子供じゃない!」
「ダメ・・・。」

「嫌だ!」
「ダメ!」
「ひーちゃんは、何があっても、守るの・・・。だから行って!」



「まるで親子だ。」

[たとえ成人しようとも、親から見れば子供だよ。]

[ひーちゃんは、色々戸惑ってるから、みらいとモフルンとで、そっと見守ってあげたいの・・・。]

[守ってとか、お願いしてないし、子供じゃないし!]


「そろそろピリオドを打とう!」


「いじめるな・・・。」
『ひーちゃん!』


「みらいとリコを、いじめるなー!」









「あっちにいけー!」



「ウソだったんだね・・・。みらいとリコがやっつけられるって!」
「ああ。ウソだ。」

「頑張ったね。今日の目的は果たせた。」














「彼女達に力を与えるとは素晴らしいよ、ひすい・・・。」

その後、アイルは撤退。ひすいは、かなり力を消耗したせいか、気を失いました。
しばらくして・・・、
「見たの・・・。はーちゃん・・・。」

「そっか・・・。きっと、はーちゃんが助けてくれたんだね!」

「キュアップ・ラパパ! 猫よ、見つかって!」
「・・・って、いきなり何!?」

「魔法! あんだけすっごい魔法使えたんだから、猫も出るでしょ!」
「なかなか大雑把モフ・・・。」
「さすがに、その魔法はどうかな・・・。」


「ウソ!?」
「本当にいたモフ!」
「しかも、2階のベランダに!? どうして!?」



「キュアップ・ラパパ! ジュースよ、こい! お菓子もこい!」

「変だな・・・。」
「やっぱり、まぐれモフ・・・。」

「みらい!」
「はいはい・・・。」

「キュアップ・ラパパ! ジュースよ、こい!」
「ええ、オレンジ!? ひーちゃん、りんごがいい!」
「うちにはオレンジしかないし・・・。」

「キュアップ・ラパパ! みらい、買ってきて!」
「ええ!? リコ・・・。」
「もうお使いは嫌!」

今回は、これで終了です。
次回:「流れ行く歳月」
普通では考えられないようなスピードで、日々どんどん大きくなっていくひすい。
周囲の人に怪しまれないよう、みらいとリコは、ひすいを連れて、リコが借りたアパートに引っ越す事にする。
【まとめ】
今話のタイトルは「ひすいの秘密」。
この言葉通り、今話では、ひすいが強力な魔法で怪物を吹き飛ばすシーンがありました。ひすいにはものすごい潜在能力があるように感じていましたが、これが確信に変わりました。
と言っても、ひすいの秘密は、これですべて明かされてはいないでしょう。この子は何者なのか、アイルはこの子の力を使って何をしようとしているのかなど、気になる要素はまだあります。
今話を見終えて特に気になったのは、ことはとの関係性ですね。ひすいが魔法を発動させた時に、ことはが目の前に現れましたが、それはなぜなのか? ことはとひすいが手を合わせた事には何の意味があるのか? ひすいに対して、ますます目が離せなくなってきました。
今回は、ひすいの秘密よりも、親心が大きなポイントとして描かれていたと思いますね。
たとえ成人しようとも、伝説の魔法使いであろうとも、親から見れば子供。リコの父・リアンが言っていた事が、確かにそうだな、と思いましたね。
親からすれば、我が子は、小さい時はもちろんの事、大人になっても、結婚しても、パパやママになっても、高齢者になっても、愛おしくて目の離せない存在。何か嬉しい事があれば自分の事のように嬉しくなりますし、不幸な出来事があれば酷く落ち込む。そういうものなんですよね。
まあ、子からすれば、歳を重ねるにつれて、そんな親心が煩わしく感じるものなんですけどね。
子供の時は、日々成長していき、色んな事ができるようになって、自信に繋がっていきます。そして、親がいなくても1人でどうにかできると思い、親心が過保護だと感じるものです。
とはいえ、自分を気にかけてくれる者達がいるというのは幸せな事。大人になれば、辛い出来事を多く経験するようになりますが、その時には、そういう者達が前を向かせてくれる事もあるでしょう。成長すれば親心が煩わしく感じはするものの、バカにはできない、いや、バカにしてはいけないものなのだと思いますね。
あと、ひすいの反抗期も、今話のポイントだったでしょう。前話までも、子供扱いされたり、ああするな、こうするなと周りから言われた時は怒っていましたが、今話はそれが顕著だったと感じています。
反抗期といえば、はーちゃんにもそんな時がありましたかね。リンクルストーンの力で、はーちゃんが色んな姿に変わった話ですね。
あの時は、みらい達が構ってくれない事に不満を感じて、自分勝手に動き回っていました。その結果、騒ぎになったり、敵に捕まったりで、みらい達に迷惑をかけた事を反省しました。
はーちゃんも反抗期らしいところはありましたけど、今話のひすいほどではなかったですね。その話を除けば、はーちゃんは、人間になった時も含めて、みらい達の言う事を素直に聞いており、手のかからない子だったように感じますね。
まあ、そうは言っても、現実、ひすいのような子は結構いると思うんですよね。
それを「魔法つかい」本編に反映させなかったのは、メイン視聴層が未就学女児だったからでしょう。あまりにも反抗的な態度を見せたり、ワガママに振舞ったりすれば、見ている女の子達は、そんな性格で過ごしても全然問題ないと思ったり、周りに迷惑をかけても謝らなくても大丈夫だと誤解しかねません。女の子達の成長に悪影響が出るでしょう。
一方、本作は、深夜に放映されているアニメ。子供達は眠っている時間であり、それゆえに、ひすいを怒りやすかったり、ワガママな性格にしても大きな影響はないと判断したのかな、と思いますね。
ですが、このままの性格で最後まで通していいとは思っていません。人の気持ちが分かる子に育ってほしいと思いますね。
ひすいの謎は気になるものの、それ以上に、心の成長に注目ですね。それにあたって、みらい達もひすいに対してどう向き合っていくのか、しっかり見ていきたいと思います。
さて、次回は、みらいとリコが、ひすいを連れて、リコが借りたアパートに引っ越すようです。
な、何だと!? という事は、みらリコが同じ部屋で過ごす時間が増えるかもしれないって事!? 添い寝する確率が増えるって事!?
うおおおおお! 甘い匂いが充満しそうな新生活になりそうだぜ! みらリコ、万歳! これはもう、次回は、全力全裸視聴するっきゃねーな!(笑)
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。