
「魔法つかいプリキュア!」第22話「芽生える新たな伝説! キュアフェリーチェ誕生!」の感想です。
~ オープニング前 ~
はーちゃんがいなくなって何日か経ったある日、数学の期末テストで、リコが学年1位となり、クラスは盛り上がりました。
そんな中、学校から離れた森には、ある女の子が。

オープニングが変わりました。
タイトルは「Dokkin♢魔法つかいプリキュア! Part2」。前のオープニングのアレンジバージョンです。歌い手は、前のオープニングと同じく、北川理恵さん。
「フレッシュ」や「スイート」もでしたが、アレンジもののオープニングは良いですね。最終回まで、このオープニングでテンションを上げて、しっかり本編を視聴していきたいものです。
あと、私的に面白かったのは、かなが、巨大化したモフルンに驚いているところですね。
まさか、オープニングで、かなに大ウケするとは思わなかったわ。この調子で、本編でいつか、かなには、魔法使いになりたいと言ってほしいもの。いっその事、プリキュアになるのもアリだと思いますね。(笑)
他にも、「なにソレ? 曖昧キャラ 甘え上手 時々ヤンチャ ヤル時ゃマジ! 妙に強い ギャップが魅力」という歌詞に、「ああ、はーちゃんの事指してるのか」と癒されました。ああ・・・、はーちゃんが可愛過ぎて生きるのが辛い・・・。(お前、ホント、その文書くの好きだな(笑))
オープニング直後の提供画像も変わりました。

~ Aパート ~
一方、魔法界。校長は、魔法の水晶を通じて、ある男と連絡を取っていました。
また、校長は、元の若い姿に戻っていました。薬膳茶のおかげだそうです。
リンクルストーン・エメラルドの反応は、今はないようです。11個のリンクルストーンにより、エメラルドが目覚め、その輝きを宿したはーちゃんが空へと消えていったためです。
男は、ある者が元気にしているかどうかを校長に尋ねました。校長は、ナシマホウ界で良い友に会えて成長していると答えます。
男はそれを聞いて、安心します。

学校が終わって、みらい、リコ、モフルンは、リコが数学の期末テストで学年1位になった事や、魔法界は場所によって季節が異なり、魔法学校は年中春である事を話し、会話を盛り上げますが、はーちゃんがいないために元気がありません。
とりあえず、家に帰って、店の手伝いをする事に。
その後、みらいは、鼻歌まじりに、店の手伝いをしますが、母・今日子は、どこかおかしいと感じます。
リコも家の手伝いをしていました。今日子は、リコには世話になっていると言います。
「リコちゃんと勉強したおかげで、みらいの成績も上がったし。それだけじゃないわ。何かあったんだろうなって。分かるわよ、母親だもの。」
「でも、母親だから、相談できない事もあるよね。リコちゃんにはできてもさ。リコちゃん、みらいと一緒にいてくれて、ありがとう。」
その直後、手伝いが終わりました。
「ありがとう、みらい。まあ、私でも相談に乗れることがあるなら、いつでも乗るからね。リコちゃんもね。」
「はい・・・。」

その夜、リコは、ある事を決断し、部屋を出ようとします。
ドアを開けると、すぐそこには、みらいがいました。みらいは、リコを外に誘います。
その後、みらい、リコ、モフルンは、魔法のホウキで空を飛び、遠くにまで出ました。みらい達は、昼の暑さがウソのような涼しさと、眼下に見下ろす夜景の美しさを感じます。
少しして、みらい達は、池を見下ろせる高台に降り立ちました。
「静かね・・・。」
「それで、どうしたの?」
「リコ・・・。また、はーちゃんを探さない?」
「あれからずっと、探してたでしょ・・・。」
「でも・・・、やっぱり何もしないでいるなんて・・・、ガマンできない・・・。」
「もう探し尽くしたじゃない・・・。本当に・・・、全部・・・。」
「会いたいモフ・・・。はーちゃんに、会いたいモフ・・・!」
「モフルン・・・。」
「私ね、ちょうど2人に話しに行こうと思っていたの。私、魔法界に戻った方がいいかなって思って・・・。」
「そもそもナシマホウ界には、エメラルドを探しに来たのよ。でも、エメラルドは・・・。」
「魔法学校で、勉強して、もっともっと魔法を使えるようになれば、エメラルドだって、はーちゃんだって、見つかるかもしれない。そう思うの・・・。だから・・・。」
「リコ・・・。」

「魔法学校でも、1番になれるくらい頑張るから。」
「リコ、帰っちゃうモフ・・・?」
「ねえ、明日はお休みだし、3人でどこか遊びに行きましょ!」
「うん!」


その翌日、校長は、魔法の水晶から新たなお告げを2つ聞きました。
1つは、忌まわしき災いが蘇り、世界を破壊と混沌へと導こうとしている、というもの。

もう1つは、災いが目覚め、世界に降り立った時、輝きを伴い、強い生命が舞い戻る、というものです。

アイキャッチも変わりました。

チビキャラがアイキャッチに出てくるのは良いですね。子供受けしやすいでしょうし。
~ Bパート ~
「忌まわしき災い」と思われる、ランプに封印された魔人は、魔法界へとワープ。魔法の大樹の事を知っているようです。
魔人は、前話でヤモーがドクロクシーに飛び込む前に切った尻尾から、鋭い力のうねりを感じ、ヤモーを蘇らせました。
復活したヤモーは、ドクロクシーがプリキュアに敗れ、骨となったのを見て、プリキュアへの復讐を誓い、魔法界を出ます。
一方、みらいとリコは、16話でも行ったショッピンングモールで、楽しい時間を過ごしていました。

えーと・・・、これ、何ていうデート?(笑)
しかも、何気に、壁ドンしているのがいましたね。ああ・・・、みらリコでも壁ドンやってほしいなあ・・・。どっちにドンしてほしいかって? どっちでも、おいしく頂けます!(笑)
少しして、公園でおやつタイム。
そんな中、ヤモーが出現し、ヨクバールを召喚しました。
このKY野郎が・・・。貴重なみらリコデートのジャマしやがって・・・。お前のやった事は、万死に値するぞ! という事で、この感想を書き終えたら、ヤモーにお灸を据えるとするか。(「お前が据えられるんじゃね?」とかツッコまないで下さいね(笑))
という事で、みらいとリコは変身。今回は、ダイヤスタイル。
このヨクバールは、ドクロクシーの力が込められたもの。一撃のパワーは、これまでのヨクバールよりも強く、ミラクルとマジカルは、リンクルストーンとリンクルステッキの力で対抗するも、弾き返されます。
「もう・・・、嫌なの・・・。大切なみんなとお別れなんて・・・、嫌なの・・・!」
「ミラクル・・・。」
「はーちゃんは・・・、あなた達を止めるためにいなくなったのよ・・・。私は、絶対にはーちゃんを見つけてみせるって、決めたのに・・・、今度は、それをジャマするの・・・?」
「マジカル・・・。」
その直後、モフルンは、アクアマリンのリンクルストーンをリンクルスマホンにセットし、5話に出てきた空色のスープで口ヒゲをつけます。
「2人を悲しませちゃダメモフ!」
ミラクルとマジカルは、モフルンが5話で「2人が笑っているから、はーちゃんも笑っている」と言っていた事を思い出します。
「笑ってないと、はーちゃんだって、ニコニコで帰ってこられないモフ!」
「モフルン・・・。」
「そうよね・・・。私達が、笑顔じゃないと!」
「うん!」
そして、ミラクルとマジカルは立ち上がり、前に進みます。
「ミラクル・・・。マジカル・・・。」

「ありがとう、モフルン!」
「ありがとう!」

それと同時に、リンクルスマホンが光りました。ミラクルとマジカルが手を繋ぐと、その光はさらに強大になりました。
リンクルスマホンは、ひとりでに動き出し、例の女の子のもとに。リンクルスマホンを手にすると、周りの暗雲が晴れました。
また、この女の子は、エメラルドを持っていました。

女の子は、「キュアップ・ラパパ!」と叫び、エメラルドをリンクルスマホンにセットします。すると、プリキュアに。
「あまねく命に祝福を。キュアフェリーチェ!」


ヤモーはヨクバールに、エメラルドを奪うよう指示。
すると、フェリーチェは前に出て、片手でヨクバールの突進を抑えます。とはいえ、本人は、その強大な力に不思議に感じていますが。
その後、フェリーチェはヨクバールを真上に投げ飛ばしました。ヨクバールは反撃に出ますが、これをフェリーチェが迎え撃ち、ヨクバールを蹴り落とします。
それでも、立ち向かってくるヨクバールに、フェリーチェは「フラワーエコーワンド」を出しました。
これに、リンクルストーン・エメラルドをセットし、「エメラルド・リンカネーション」を放ちます。


技を受けたヨクバールは浄化されました。ヤモーは撤退。この戦いを見ていた魔人もワープします。
それから少しして、リコは、フェリーチェに変身した女の子に、プリキュアになった事や、エメラルドを持っている事などを問います。そんな中、みらいは、この女の子がはーちゃんだと感付きました。
すぐに、女の子は、2人に抱き着きました。

「そう! 私だよ! わ、た、し! はーちゃんだよ!」
「おかえり!」
『はーちゃん!』


今回は、これで終了です。
エンディングも変わりました。
タイトルは「魔法アラ・ドーモ!」。歌い手は、前のエンディングの歌い手であった高橋李依さんと堀江由衣さんに、キュアフェリーチェ役の早見沙織さんが加わりました。CGダンスの振付は、今回も、原ななえさんが担当。
背景画は、前のエンディングの前半部分のような可愛らしさはなく、後半では地球を出して壮大感を演出しているものの、歌詞は、前のエンディングと比べるとファンシーさが感じられ、今回も、女児受け度の高いエンディングに仕上がっていると思います。
次回:「これからもよろしく! おかえり、はーちゃん!」
はーちゃんが、みらい達と同じくらいの女の子になって帰ってきました。みらいもリコもモフルンも、抱き合って再会を喜びます。
大きくなったはーちゃんには、見るものすべてが新しく見え、魔法のホウキで空を飛んでみたかったはーちゃんは、みらいの後ろに乗せてもらって大はしゃぎです。さらに、はーちゃんは、自分のホウキもほしくなって、魔法でカンタンにホウキを出しちゃいます。
そんな中、ヤモーが現れ、リンクルストーン・エメラルドを狙います。ところが、はーちゃんは、変身しようにもできないようで・・・。
次回予告終了直後の提供画像も変わりました。

今回もイラストコーナーはありませんでしたが、はーちゃんの満面の笑みで締め。
ああ・・・、はーちゃんが可愛過ぎて生きるのが(以下略 & 笑)。今後、今のはーちゃんやフェリーチェのイラストが多く出てくる事に期待したいですね。
【まとめ】
前話で消えてしまったはーちゃんは、リンクルストーン・エメラルドの力で「キュアフェリーチェ」に変身し、みらい、リコ、モフルンと再会する事ができました。
という事で、今回で、待ちに待ったキュアフェリーチェが登場。7月に追加されるプリキュアは、変身バンクや技バンクがハデなのが多いですが、フェリーチェについては、ハデさはなかったですね。
じゃあ、地味だったのかと言われれば、そんな事はありません。フェリーチェには、神秘さがあったと思います。
フェリーチェの変身バンクや技バンクは、「成長」をテーマにしているように思いますね。変身バンクにも技バンクにも、花が芽生え、すくすく伸びて花開くという、花のありきたりな、しかし、美しい成長過程をしっかり描いていたところに、素晴らしさを感じました。
もちろん、この「成長」には、はーちゃん自身の成長も含めているでしょう。変身バンクでは明らかに描かれていましたが、技バンクでもあったように思います。
フェリーチェの技「エメラルド・リンカネーション」では、「キュアーアップ!」と叫んで、4回エコーしたところは、はーちゃんの成長を示していたように思いました。
まず、フェリーチェが叫んだところは、はーちゃんのバブバブ期、つまり、4話ラストでのはーちゃんの誕生を示しており、4回エコーした後の部分では、花が芽吹く部分に対応していると思いますね。
1回目のエコーは、はーちゃんのヨチヨチ期。5話で大きくなった姿ですね。4回エコーした後の部分では、芽が伸びていくところに当たるでしょう。
2回目のエコーは、はーちゃんのトコトコ期。11話で成長した姿に当たり、4回エコーした後の部分では、花開くところでしょうね。
3回目のエコーは、今のはーちゃんの姿。4回エコーした後の部分では、開いた花のエネルギーが天に向かって集まるところに当たると思いますね。
最後のエコーは、プリキュアになった姿。外見が大人びている事を考えると、プリキュアになる事も、一種の成長と言えるんじゃないかと思いますね。
そんな訳で、元々成長要素の高い子が、変身バンクや技バンクでも「成長」で感心させてくれたのは、かなり面白かったと思います。
もちろん、今後のはーちゃんの成長にも期待したいもの。外見の成長はもうないにせよ、心的な成長の余地はまだまだ沢山あるでしょう。
みらい、リコ、モフルン、そして、多くの人達の触れ合いから、色んな事を学んで、今を楽しみ、そのたびに、「はーちゃんが可愛過ぎて生きるのが辛い・・・」とコメントするのが楽しみです。(いいかげん自重しろ(笑))
キュアフェリーチェ以外に新たなキャラが登場したのも見逃せないところですね。
まずは、Aパートで校長と話していた男・リアン。(本編に名前は出ていません)
彼は、リコの父親っぽいですね。10話では、リコは、父は考古学者だと言ってましたし、髪の色も紫と、リコを思わせるところがありますし。
どこかの回で親子再会を果たしそうで、期待したいですね。
あとは、ランプに封印されていた魔神・ラブー。(こちらも、本編に名前は出ていません)
コイツについては、Aパートラストで魔法の水晶が言っていた「忌まわしき災い」と思われ、終盤までストーリーに関わってきそうな気がしますね。もしかしたら、コイツが今作のラスボスになる事も? また、魔法界に来た時に、ヤツは留守だと言っていたのも気になるところですね。
今回は、ストーリーが大きく進展して、新要素が多く出た分、気になる要素も多くありましたが、とりあえずは、目の前の1話に注目したいもの。
みらい達と同じくらいの背丈になったはーちゃんが、どのように「今」を楽しみ、成長していくのか、しっかり見ていきたいと思います。
~ オープニング前 ~
はーちゃんがいなくなって何日か経ったある日、数学の期末テストで、リコが学年1位となり、クラスは盛り上がりました。
そんな中、学校から離れた森には、ある女の子が。


オープニングが変わりました。
タイトルは「Dokkin♢魔法つかいプリキュア! Part2」。前のオープニングのアレンジバージョンです。歌い手は、前のオープニングと同じく、北川理恵さん。
「フレッシュ」や「スイート」もでしたが、アレンジもののオープニングは良いですね。最終回まで、このオープニングでテンションを上げて、しっかり本編を視聴していきたいものです。
あと、私的に面白かったのは、かなが、巨大化したモフルンに驚いているところですね。

他にも、「なにソレ? 曖昧キャラ 甘え上手 時々ヤンチャ ヤル時ゃマジ! 妙に強い ギャップが魅力」という歌詞に、「ああ、はーちゃんの事指してるのか」と癒されました。ああ・・・、はーちゃんが可愛過ぎて生きるのが辛い・・・。(お前、ホント、その文書くの好きだな(笑))
オープニング直後の提供画像も変わりました。

~ Aパート ~
一方、魔法界。校長は、魔法の水晶を通じて、ある男と連絡を取っていました。
また、校長は、元の若い姿に戻っていました。薬膳茶のおかげだそうです。


男は、ある者が元気にしているかどうかを校長に尋ねました。校長は、ナシマホウ界で良い友に会えて成長していると答えます。
男はそれを聞いて、安心します。

学校が終わって、みらい、リコ、モフルンは、リコが数学の期末テストで学年1位になった事や、魔法界は場所によって季節が異なり、魔法学校は年中春である事を話し、会話を盛り上げますが、はーちゃんがいないために元気がありません。

その後、みらいは、鼻歌まじりに、店の手伝いをしますが、母・今日子は、どこかおかしいと感じます。
リコも家の手伝いをしていました。今日子は、リコには世話になっていると言います。
「リコちゃんと勉強したおかげで、みらいの成績も上がったし。それだけじゃないわ。何かあったんだろうなって。分かるわよ、母親だもの。」




「ありがとう、みらい。まあ、私でも相談に乗れることがあるなら、いつでも乗るからね。リコちゃんもね。」
「はい・・・。」


その夜、リコは、ある事を決断し、部屋を出ようとします。
ドアを開けると、すぐそこには、みらいがいました。みらいは、リコを外に誘います。
その後、みらい、リコ、モフルンは、魔法のホウキで空を飛び、遠くにまで出ました。みらい達は、昼の暑さがウソのような涼しさと、眼下に見下ろす夜景の美しさを感じます。
少しして、みらい達は、池を見下ろせる高台に降り立ちました。
「静かね・・・。」


「リコ・・・。また、はーちゃんを探さない?」


「でも・・・、やっぱり何もしないでいるなんて・・・、ガマンできない・・・。」



「モフルン・・・。」






「リコ・・・。」






「うん!」




その翌日、校長は、魔法の水晶から新たなお告げを2つ聞きました。
1つは、忌まわしき災いが蘇り、世界を破壊と混沌へと導こうとしている、というもの。




アイキャッチも変わりました。




~ Bパート ~
「忌まわしき災い」と思われる、ランプに封印された魔人は、魔法界へとワープ。魔法の大樹の事を知っているようです。
魔人は、前話でヤモーがドクロクシーに飛び込む前に切った尻尾から、鋭い力のうねりを感じ、ヤモーを蘇らせました。
復活したヤモーは、ドクロクシーがプリキュアに敗れ、骨となったのを見て、プリキュアへの復讐を誓い、魔法界を出ます。
一方、みらいとリコは、16話でも行ったショッピンングモールで、楽しい時間を過ごしていました。



しかも、何気に、壁ドンしているのがいましたね。ああ・・・、みらリコでも壁ドンやってほしいなあ・・・。どっちにドンしてほしいかって? どっちでも、おいしく頂けます!(笑)
少しして、公園でおやつタイム。


という事で、みらいとリコは変身。今回は、ダイヤスタイル。
このヨクバールは、ドクロクシーの力が込められたもの。一撃のパワーは、これまでのヨクバールよりも強く、ミラクルとマジカルは、リンクルストーンとリンクルステッキの力で対抗するも、弾き返されます。
「もう・・・、嫌なの・・・。大切なみんなとお別れなんて・・・、嫌なの・・・!」
「ミラクル・・・。」


「マジカル・・・。」




「笑ってないと、はーちゃんだって、ニコニコで帰ってこられないモフ!」

「そうよね・・・。私達が、笑顔じゃないと!」
「うん!」


「ミラクル・・・。マジカル・・・。」

「ありがとう、モフルン!」
「ありがとう!」



リンクルスマホンは、ひとりでに動き出し、例の女の子のもとに。リンクルスマホンを手にすると、周りの暗雲が晴れました。
また、この女の子は、エメラルドを持っていました。

女の子は、「キュアップ・ラパパ!」と叫び、エメラルドをリンクルスマホンにセットします。すると、プリキュアに。
「あまねく命に祝福を。キュアフェリーチェ!」



ヤモーはヨクバールに、エメラルドを奪うよう指示。
すると、フェリーチェは前に出て、片手でヨクバールの突進を抑えます。とはいえ、本人は、その強大な力に不思議に感じていますが。
その後、フェリーチェはヨクバールを真上に投げ飛ばしました。ヨクバールは反撃に出ますが、これをフェリーチェが迎え撃ち、ヨクバールを蹴り落とします。
それでも、立ち向かってくるヨクバールに、フェリーチェは「フラワーエコーワンド」を出しました。







それから少しして、リコは、フェリーチェに変身した女の子に、プリキュアになった事や、エメラルドを持っている事などを問います。そんな中、みらいは、この女の子がはーちゃんだと感付きました。
すぐに、女の子は、2人に抱き着きました。




『はーちゃん!』



今回は、これで終了です。
エンディングも変わりました。
タイトルは「魔法アラ・ドーモ!」。歌い手は、前のエンディングの歌い手であった高橋李依さんと堀江由衣さんに、キュアフェリーチェ役の早見沙織さんが加わりました。CGダンスの振付は、今回も、原ななえさんが担当。
背景画は、前のエンディングの前半部分のような可愛らしさはなく、後半では地球を出して壮大感を演出しているものの、歌詞は、前のエンディングと比べるとファンシーさが感じられ、今回も、女児受け度の高いエンディングに仕上がっていると思います。
次回:「これからもよろしく! おかえり、はーちゃん!」
はーちゃんが、みらい達と同じくらいの女の子になって帰ってきました。みらいもリコもモフルンも、抱き合って再会を喜びます。
大きくなったはーちゃんには、見るものすべてが新しく見え、魔法のホウキで空を飛んでみたかったはーちゃんは、みらいの後ろに乗せてもらって大はしゃぎです。さらに、はーちゃんは、自分のホウキもほしくなって、魔法でカンタンにホウキを出しちゃいます。
そんな中、ヤモーが現れ、リンクルストーン・エメラルドを狙います。ところが、はーちゃんは、変身しようにもできないようで・・・。
次回予告終了直後の提供画像も変わりました。

今回もイラストコーナーはありませんでしたが、はーちゃんの満面の笑みで締め。

【まとめ】
前話で消えてしまったはーちゃんは、リンクルストーン・エメラルドの力で「キュアフェリーチェ」に変身し、みらい、リコ、モフルンと再会する事ができました。
という事で、今回で、待ちに待ったキュアフェリーチェが登場。7月に追加されるプリキュアは、変身バンクや技バンクがハデなのが多いですが、フェリーチェについては、ハデさはなかったですね。
じゃあ、地味だったのかと言われれば、そんな事はありません。フェリーチェには、神秘さがあったと思います。
フェリーチェの変身バンクや技バンクは、「成長」をテーマにしているように思いますね。変身バンクにも技バンクにも、花が芽生え、すくすく伸びて花開くという、花のありきたりな、しかし、美しい成長過程をしっかり描いていたところに、素晴らしさを感じました。
もちろん、この「成長」には、はーちゃん自身の成長も含めているでしょう。変身バンクでは明らかに描かれていましたが、技バンクでもあったように思います。
フェリーチェの技「エメラルド・リンカネーション」では、「キュアーアップ!」と叫んで、4回エコーしたところは、はーちゃんの成長を示していたように思いました。
まず、フェリーチェが叫んだところは、はーちゃんのバブバブ期、つまり、4話ラストでのはーちゃんの誕生を示しており、4回エコーした後の部分では、花が芽吹く部分に対応していると思いますね。
1回目のエコーは、はーちゃんのヨチヨチ期。5話で大きくなった姿ですね。4回エコーした後の部分では、芽が伸びていくところに当たるでしょう。
2回目のエコーは、はーちゃんのトコトコ期。11話で成長した姿に当たり、4回エコーした後の部分では、花開くところでしょうね。
3回目のエコーは、今のはーちゃんの姿。4回エコーした後の部分では、開いた花のエネルギーが天に向かって集まるところに当たると思いますね。
最後のエコーは、プリキュアになった姿。外見が大人びている事を考えると、プリキュアになる事も、一種の成長と言えるんじゃないかと思いますね。
そんな訳で、元々成長要素の高い子が、変身バンクや技バンクでも「成長」で感心させてくれたのは、かなり面白かったと思います。
もちろん、今後のはーちゃんの成長にも期待したいもの。外見の成長はもうないにせよ、心的な成長の余地はまだまだ沢山あるでしょう。
みらい、リコ、モフルン、そして、多くの人達の触れ合いから、色んな事を学んで、今を楽しみ、そのたびに、「はーちゃんが可愛過ぎて生きるのが辛い・・・」とコメントするのが楽しみです。(いいかげん自重しろ(笑))
キュアフェリーチェ以外に新たなキャラが登場したのも見逃せないところですね。
まずは、Aパートで校長と話していた男・リアン。(本編に名前は出ていません)
彼は、リコの父親っぽいですね。10話では、リコは、父は考古学者だと言ってましたし、髪の色も紫と、リコを思わせるところがありますし。
どこかの回で親子再会を果たしそうで、期待したいですね。
あとは、ランプに封印されていた魔神・ラブー。(こちらも、本編に名前は出ていません)
コイツについては、Aパートラストで魔法の水晶が言っていた「忌まわしき災い」と思われ、終盤までストーリーに関わってきそうな気がしますね。もしかしたら、コイツが今作のラスボスになる事も? また、魔法界に来た時に、ヤツは留守だと言っていたのも気になるところですね。
今回は、ストーリーが大きく進展して、新要素が多く出た分、気になる要素も多くありましたが、とりあえずは、目の前の1話に注目したいもの。
みらい達と同じくらいの背丈になったはーちゃんが、どのように「今」を楽しみ、成長していくのか、しっかり見ていきたいと思います。