ムックぶひぶひ日記 いくら盛り

湘南育ちフレブル寄りのボストンテリア「ムック」から、ボストン寄りのフレンチブルドッグ「いくら」にバトンタッチ

ショックな事・・・。

2011-07-04 | ムックの体
実は1ヶ月くらい前から、「ケーー!ケーー!!」という何か喉につかえているような感じの乾いた咳をする事があったムック。
初めての時は朝方。ビックリして飛び起きた。。。
暫くすると治まるので、はじめは何か食べ物が喉に引っかかったのかな?と思っていた。
その咳以外は変わりないし元気もある。そんな事が数回あってからしばらくは何もなく落ち着いていた。
でも最近、夕方の散歩中にも咳が出て・・・。ネットで調べるとドキドキするような内容の病気にばかりヒットする。
先日、病院に行きました。

先生はすぐに「お友達のワンちゃんで咳をしている子はいますか?」と聞いた。私は「いません」
先生はムックの心音を聞いて「雑音がします」と
他にも後肢やデキモノなど、ちょっと心配な個所はみんな診てもらった。
レントゲン、心電図、超音波・・・。随分時間がかかって何だか心配になって、本をめくっているのに全然文字が読めない。


まさかの心臓疾患のひとつ僧帽弁閉鎖不全症という結果だった・・・。

??? 頭の中はハテナでいっぱい・・・。
勉強不足の私は初めて聞いた病名。

早く言えば心臓の弁が壊れていて、呼吸の時に血液が逆流し行ってはいけない所に血が出てあちこちに支障が?みたいな?
先生は本を使って時間をかけて丁寧にひとつづつ説明してくれたのに
私は「ムックに限ってまさか」と内心思っていたので、そんな結果を全く予期してなくて
ペンもノートも持参せず教えてくれた事も曖昧です

その病気は毎日一生薬を飲み続ける。でも薬で完治は無い。食事や運動制限があり、気をつけなければ心不全などは起こりうる。
壊れた弁は戻らないけれど、「弁をそっくり取り替える」手術はある。
それは大学病院でしか出来ないけれど、その手術は難しく成功率も100%ではない。
(もちろんどの手術もそうなんだろうけれど)

私が「じゃあ、もしその手術を受けたとしてもその最中に亡くなってしまう事もあるのですか?」と聞いたら
「そういう事もあり得ます」という先生の言葉・・・。
その答えを聞いた途端一気に現実味が増して、涙がボロボロ出て止まらなくなってしまった・・・
ムックが噛まれた時だってこんなに泣かなかったのになぁ~
内臓系はキツイなぁー・・・しかも心臓だけは避けたかったなぁ・・・なんて。
重病患畜さんの多い病院だけあって先生は慣れてるのか?すっとティッシュBOXを差し出してくれた


でも、ムックはまだ若いし肺水腫も引き起してないので今はその手術はお勧めしないと。
ちなみにやるとしても費用も莫大にかかるそうです。
(3ケタはいってしまうみたいそんな費用を用意できるのだろうか・・・)
投薬で様子を見ていて、そのうち1回大学病院に「やるとしたらどんな様子でどんなタイミングなのか?」などを
聞いてみるのは良いかもしれませんがとの事。

「手術といっても、もう8歳なんですけど・・・」と言ったら
先生はえ?という感じで「8歳は若いですよ!」と言ってくれた。その言葉がこの日一番救われました。



食べ物では特にナトリウム(つまり塩分)に要注意。高血圧になってはいけないのです。
つまり海水なんてもってのほか 海水をたっぷり吸った砂もダメなので砂浜でのボール遊びは禁止
お尻から砂がボロボロなんてトンデモナカッタよ・・・
良かったよー、まだ初期で。一気にブチンとキレて最悪倒れたりしてたかもしれない・・・。
ムックは海に入ったら海水を飲んだりする事もあるので、夏の大好きな入水もできないのか・・・?
もうライフジャケットを着て泳げないの・・・?まぁ、川や湖でやればいいか。



手作りご飯なので、それ用のレシピも病院でコピーをくれた。
ムックは味付きが好きだったから、ほんダシやガラスープの素を少し入れたりしてたんだけど、それも止めなくては。
今まで魚は煮干し以外はなんとなく避けていたんだけど(子供の頃の血液検査で鮪がNGだったから)
アジとかサバとかこの病気に良さそうなので魚もいっぱい取り入れてみようかな。
病院での処方食の選択もあったけど、たぶんムックは95パーセント位食べなそうな確立だし

今年も4月に健康診断と血液検査をして、優秀優良だった。
5月は怪我をして病院に行ったけど、その時も特に問題もなかった(でも、心音は診てもらわなかったかも?忘れたが)
そして5末~6月にこの症状。わからないものですね・・・。
先生に「咳が出てすぐ病院に来ればもっと良くなったのか?」聞いたところ「変わらなかったでしょう」と。
正直、少しだけホッとした・・・。薬は始めてもすぐに咳が止まる事はないそうです・・・。
でも、人間だって病気は急にやってくる事が多いんだもんね。
この病気は上手く付き合って行けば長生きもできるみたいなので、前向きに上手にお付き合いしようと思っています。

なんつって、数日はウジウジしてましたけど
何より、この病院に行った日は涙腺が壊れたみたいで、梅雨らしくジメついた一日になっちゃっいましたけど

でもムックはキセキわんこなので今まで通り、楽しく暮らしてくれるでしょう。
なんなら治らないといわれている弁も自然治癒で治しちゃうよーくらいの勢いで!
私も今まで以上にもっとモット頑張らないと いざという時の為に手術代も貯めなくては。
飼い主が落ち込んでいるとペットに伝わっちゃうしね。ムックは特にそういうのを感じ取るタイプだし。
節電強化の夏なのに、いつも以上に「ぜぇぜぇハァハァ」を避けなくちゃ・・・と、冷えひえグッズもたくさん買い込みました。
この病気の原因は不明らしい。しかも特に小型犬に多いとか?ムックはデカボスのくせに~~ホントに病院が好きなのね

病気を知った日にセールで思わず買ってしまったTシャツ

ムックがスマイルじゃねーよ
今までもいっぱい頑張ったムックだけど、もうひと踏ん張り頼みますよー