要点1「振り向き」
試合が決まる重要点に振り向きがある。今回は、この振り向きについて解説する
。振り向きは、めくり攻撃、回り込み、飛び越えステップ、小ジャンプ動作からレバーが瞬間的に逆方向になる事である。
エビ本にも載っていない重要要素「振り向き」
1:概要
自キャラが立ち状態、しゃがみ状態かで振り向き判定が異なる。振り向き判定とは、相手と自分の立ち位置が逆になったかを決める中心軸を越えたか否かを決める判定である。
自キャラが立ち状態の時、食らい判定は奥になるため振り向きは遅れる。反対にしゃがみ状態の時には食らい判定は前に出ているため振り向きは早めになる。
2:めくり攻撃に対する振り向き
相手がめくり攻撃を打つ時には、しゃがみから立ちになると中心軸が早めに切り替わるので早く自キャラは振り向いてくれる。そのため、通常技の追撃が間に合う事がある。
反対に立ち状態のままだと、相手は遅くめくり、このまま通常技を出しても自キャラは正面見のままなので空振りしてそのままコンボに繋がれてしまう危険性がある。
次に回り込みに対する振り向きについて解説する。
3:回り込みに対する振り向き
回り込みについても、立ち・しゃがみによる振り向きは影響大である。特に後述するコマ投げによる振り向きを持っているキャラはとにかく使えるので重要となる。相手からの回り込みに自キャラがしゃがみ状態の方が裏回りされやすい。しかし、それを逆手に取って早めに振り向かせておくことは出来る。この辺は前転性能でも変わる。
4:ステップによる裏回り
エビ本482ページにあるステップで高度の列が14以上のキャラはダウン中の相手を飛び越えて裏回り出来る。ダウン中のため前途した立ち、しゃがみの影響を受けにくい。
尚、時々、裏回り直後はなかなか振り向かずここでバックステップをするとそのまま相手の裏回りとなることがある。
空中で必殺技を持つタイプや、空中技でダウンを取れる技、回り込みで裏回り直後に技を出すと振り向き判定よりも技の硬直が優先され振り向かずにその場に留まる。その先行入力中にバックステップを素早く入力すれば相手の裏回りができる。前方ステップでは裏回れないキャラでも裏回りができる。
5:振り向き基本編
振り向きアパカ系は、1P側の時に6231+PorKで無敵昇竜を持つキャラ(運次第のダンや無敵時間が短いキャラは除外)である。しかし、実際には632(1)+PorKの方が出しやすい。この場合、( )の中にある数字の時に機械処理として相手がめくった状態の必要がある。
振り向きコマ投げは、これまた山崎や庵など632146+PorKの技である。この技は、一見扱い難いように見えるが・・・
6321(4)長押し+PorKで、相手の前転などに合わせるとおどろくほど簡単に決まったりする。逆にカプコン系のユンやモリガンなどは、投げスカリモーションになって正向きになりやすいコマ投げなのだ。
ちなみに、このコマ投げを相手のめくり攻撃に対する前キャン技として昇華したテクニックも存在したが今回は割愛する。
6:振り向き応用編
振り向きスパコン系は、めくり攻撃や裏周り攻撃に対しての対抗手段である。リュウの23623+Pの真空波動拳の場合。23632(1)+Pで出る事になる。Lv2以上が対空になる技を持つキャラはとにかく大事。