今日はなんだか曇り空で寒い。もうずいぶんバイクには乗らずになぜか自転車でいろいろなところを走っています。座って風を受けるよりこいでた方が身体も暖まるし筋力も鍛えられますからね。
さてそんな中、寒いので暖かくして自分の部屋で図書館で借りてきた本を読んでいました。それがこちら
昨年6月に87歳で亡くなった


梁石日(ヤン・ソギル)さん。土曜日の早朝にNHKでやっている「あの人に会いたい」で梁石日さんが取り上げられました。このひとの本を最初に読んだのは「タクシー狂騒曲」で大阪から借金で夜逃げしてきて3日間公園で食事もとらずにいて新聞広告で見たタクシー運転手募集でその後10年間タクシー運転手をしていたという自伝です。父親をモデルに書いた「血と骨」が有名ですがまだ読んでません。わたくしより20歳くらい上の在日朝鮮人という立場の過酷な状況を教えてくれます。「月はどっちに出てる」という映画は彼の本が原作です。過酷な人生を淡々と表現する姿に圧倒されます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます