手乗り蝶の訳

GR-DIGITAL2 1:1

前にもとても親密になったアサギマダラのお話はしましたが
これは私が特別な人間でしかもとても良い人で更に蝶とお話が出来るから
というわけでは残念ながらありません(笑)
これはアサギマダラが私の手の汗からミネラル分を補給しようとしているからなのです
もともと私は手がウエットな方でギターを弾けば弦がすぐ錆びるし
携帯の液晶画面はすぐに指紋だらけになるし
ハードボイルドな映画を見ればすぐに手に汗握るし
仕事でレジに立つ時も何もしなくてお札をさっさと指で数えられます
(同僚は少し指を湿らせないと数えにくいみたいなんです）
そうゆう意味では私は特別な人間なのかも知れませんが
そんな私の手は長距離飛行に沢山のエネルギーを使うアサギマダラにとっては
格好のミネラル補給地になったようですね

でこの時少し分かった事があるんです
この時私の手に最初にアサギマダラがやってきたのは
この場所で撮影を始めてから１時間ほどしてから
そして更にそれから１時間ほどの間に
８～１０頭ほどのアサギマダラが私の手にやってきました
そして私はその場を約３時間ほど離れて別の場所に行っておりました
で帰りにその場所が気になったので再び戻ると
アサギマダラは５分もしないうちに手にやって来ました
同種の花がある程度かたまって咲いている狭い範囲の林の中なので
そこにいる蝶は先ほど変わらない個体だと思われます
要するに私の手に一度とまった蝶は私を
貴重なミネラルを補給源だと認識してまた戻ってきたようなんです

これが証拠
といえば頼りないのですが
とりあえず後何日か私の掲載写真を見てくださいな


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