ぴんとぐらす

Jazz Rock Photo & Essay

クラプトン&ウィンウッド@雨の武道館(最前列という場所)

2011年12月08日 13時27分55秒 | 音楽
さて雨の中期待と興奮で着いた武道館最前列!!

今考えても14,000人もの中でなぜ僕の所に最前列という
とんでもないプラチナチケットが届いたのか分からないし
実際その場所で観てきた事が信じられません

しかしながら
大変貴重な体験談として
武道館最前列という場所がどんな場所だったか
お伝えせねばとおもう次第です
ちなみに僕の場所はセンターよりやや左にずれた
ちょうどスティーブ・ウィンウッドのハモンドオルガンの前あたりでした

最前列!その僕の席の場所には足元になにやら板が敷いてあって
普通の武道館の床ではありませんでした
その板はその下にあるものを守るためなのか
まさかとは思いますが下にある穴がをふさいでいるのか分かりませんが
とにかく板の上なのです
ですから足を踏みならすと結構大きなドン!ドン!という音がします
そして足元から先は普通のアリーナの席よりずいぶん広くとってありました
そこは荷物を置くには最高のスペースで皆さんそうされていました

そして目の前には
おおよそアリーナ最前列の人々が前に行きたいのを長年にわたり撥ね除けてきたと思われる
黒い塗装が所々剥げかり少し歪んだカタチをした1m20cmぐらいの柵があります
その柵に最初は傘やコートなどを掛けている方がおられましたが
後で係の人に注意をされていました(僕もその一人です^^;)

肝心のアーティストの距離感ですが
さすが最前列だけあって近い事は近いんですが
ステージが高いので見上げる感じになります
しかもステージの後ろの方は目の前のスーテージの高さに阻まれて見えない部分も多いです
しかしスタンディング状態になれば視線も上がるので
見える部分も多くなり申し分ない場所だと思います
更には目の前の柵に寄りかかる事が出来るのが
最前列の最大の特権ではないでしょうか

音響面はPAの腕(調整)にもよるとは思いますが
今回の場合最前列でもとても良好でした
武道館はふつうあまり良くないんですけどね
もう何度もココでプラプトンのコンサートをサポートしているスタッフでしょうから
そこの所はツボをつかんでいるのかもしれません
生音もずいぶん聴こえましたが
クラプトンもウィンウッドもフェンダーの100wぐらいの小さなコンボアンプだったですし
クリーントーンも多かったですから
実際のボリュームもフルテンという事ではなかったと思います

そして僕がなにより感動したのは実は照明です
最前列という事はいつもとは違って
人の頭越しに観なくてもいいわけで
つまりアーティストとの間に人の頭の影が無いわけです
その事が不思議な臨場感を生むのです
例えばウィンウッドが歌った
我が心のジョージア(Georgia On My Mind)では
ウィンウッドに当てられたカクテル光線が僕の所にも当たっていて
同じ揺らぐ光の中で演奏を聴いている不思議な感覚だったし
Voodoo Chileではクラプトンに後ろからピンスポットが当たっていて
クラプトンを抜けた光が僕の視線の真正面でシルエットになったクラプトンが
演奏しているというこれまた不思議な感覚でした
この曲は演奏時間も長かったしクラプトン、ウィンウッドそれぞれに1ピンスポットのみ
演奏中ずっと同じスポットの中に身を置く事の嬉しさを噛み締めていました

と 少々いやずいぶんと自慢げな事を
書きましたがお許し下さい

明日は本編のお話をしたいと思います

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (be)
2011-12-08 17:06:57
最前列本当に羨ましいです!!
生音が聴こえましたか!!すごいですね!

私も照明に感激しました!
終わりに近づいた頃はなんだか礼拝堂にいるような気持ちでした。
返信する
beさんへ (mukunohige)
2011-12-08 18:05:19
Voodooでの目玉は印象的でしたね あとガットはタムまでしか見えなかったんですが音はほぼ生で聴こえてましたよ^^
返信する

コメントを投稿