分家ヤースケ伝

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放射能汚染はどこまで?

2011-08-21 14:58:41 | 時事

原発から100キロ 会津若松から18万ベクレル

【政治・経済】

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2011年8月18日 『日刊ゲンダイ』掲載

「東京でも至急調査が必要」と専門家

<雨水升の汚泥から>

 福島第1原発から西へ約100キロ地点で、1キロあたり約18万6000ベクレルの放射性セシウムが検出された。
 現場は、福島地裁会津若松支部の敷地内の雨水升(うすいます)。16日、福島地裁が発表したのだが、政府がコンクリートなどで遮蔽して保管することを求 める基準の1キロあたり10万ベクレルを大幅に超えている。それだけでも恐怖だが、会津若松は、福島県でも原発のある浜通りとは山岳地を隔てて汚染が少な いとされていた地域だけに深刻だ。
 会津若松支部では、汚染された汚泥が見つかった雨水升と、敷地内で比較的線量の高かった升の2カ所を立ち入り禁止にしている。敷地内には他にも雨水升は 十数カ所あるが、いずれも1マイクロシーベルト以下だった。福島地裁は「いまは検査機関に数字の再検査をお願いしている」というが、同じ敷地内でこれほど 濃淡が極端だと不気味な話だ。

 今回がたまたまなのか。どこまで調査すべきなのか。京大原子炉実験所助教の小出裕章氏がこう言う。
「(会津で高濃度セシウムが検出されたことは)当然だと思います。側溝など汚染が濃縮される場所はどこでも調べるべきです。東京でも今回レベルはあると思います。本来なら日本全国を調べる必要があります」
 汚染もここまで拡大してくると、もはや除染もままならない。小出氏が続ける。
「掃除をしたところで、今はどうしようもない状況です。子どもが触れるところであれば、掃除するべきですが、そうでなければそのままにしておくのもひとつの手です」
 高濃度汚染された汚泥を安全に取り除く方法も、捨てる場所もないのが現実なのだ。自宅の玄関前の側溝や、さらには雨水升まで丹念に掃除するキレイ好きの人もいるが、当分は作業を中止した方がいい。
(写真:除染作業を進める福島県郡山市)

小鳩グループで急浮上 小沢総理 松野代表の超ウルトラC

【政治・経済】

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2011年8月18日 『日刊ゲンダイ』掲載

不毛の代表選に激震

<「総・代分離」で小沢首班指名が可能>

 民主党内最大勢力の小沢・鳩山グループで「独自候補」を立てるべきという主戦論が浮上してきた。擁立するのは松野頼久元官房副長官(50)。そして驚きは、小沢一郎元代表の“復権”とセットであることだ。

「いつでも捨て石になる」
 松野は周辺にこう決意を語っているという。4期生で閣僚経験のない松野だが、鳩山内閣時代に官邸は知っている。3期生で大臣4カ月の馬淵が出馬するくらいだから十分、有資格者だ。
「松野さんは、小沢・鳩山グループの結束を大事にし、草刈り場になってはならない、という気持ちが強い。そして、小沢さん、鳩山さんという経験豊富なベテ ランが力を発揮できる環境をつくるべきだとも思っている。そのためなら、自分が捨て石になってもいいという覚悟なのです」(鳩山グループ議員)
 大マスコミは、民主党代表選が最終的に「野田VS.鹿野」の戦いになるとか言っているが、それを期待する国民はゼロ。そこで松野が代表になり、即座に小 沢の党員資格停止を解いて、幹事長に就けるというプランを、周辺はまじめに考え始めているのだ。小沢を副総理兼復興担当大臣にしてもいい。
「それだけではありません。原発対応や震災復興、官僚の使い方など、小沢さんに本当のリーダーシップを発揮してもらうためには、やはり総理をやってもらうべき。ズバリ『総・代分離』です」(小沢グループ議員)
 この閉塞状況を打開するため、松野擁立の先に「小沢総理」のウルトラCも描かれているというのだ。
 党員資格停止の小沢は代表選には出られないものの、国会の首班指名で選ばれることには何の妨げもない。松野が代表選で「自分が代表になり、小沢さんを総 理にする」と総・代分離を打ち出す。小沢と鳩山がこのシナリオに同意し、動けば、両グループ合計170人の圧倒的な党内最大勢力だけでなく、勝ち馬に乗り たい旧民社系や旧社会党系の50人も雪崩を打つ。代表選で松野が勝てば、民主党は党議拘束をかけ、首班指名で「小沢」と書くようにすればいいのである。
 国民世論の小沢待望論の高まりもある。10月に初公判の小沢裁判は「無罪確実」というのが専門家の一致した見解だ。
「『小沢さんは無罪を勝ち取ってから来年の代表選に出馬』という声があるが、震災復興の重要な1年間を再び無能首相に任せていいのか。小沢総理―松野代表で国難を乗り切ると宣言すれば、国民の支持も得られると思います」(前出の小沢グループ議員)
 このウルトラCなら、いまの気の抜けた代表選の構図が一変するのは間違いない。
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復興増税反対 議員連盟発足へ

8月21日 4時27分 動画あり twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

民主党や自民党などの有志の国会議員が、震災復興の財源を確保するための臨時増税に反対する立場から、超党派の議員連盟を発足させることになりました。

この議員連盟は、民主党の松野元官房副長官や自民党の塩崎元官房長官、それに国民新党の下地幹事長 ら、有志の国会議員およそ10人が呼びかけ人となっています。この議員連盟では、震災復興の財源を巡って、政府が大規模な臨時増税を検討していることや、 自民党執行部が所得税や法人税を一定期間引き上げざるをえないとしていることについて、安易な対応で認められず、反対するとしています。そして、財源を確 保するためには、経済成長を実現して税収の増加を図ることや、歳出の削減を優先すべきだとして、政策の提言に向けて議論を進めていくとしています。松野氏 や塩崎氏らは、今月23日に準備会合を開き、今後の活動方針などについて協議したうえで、与野党の議員に参加を呼びかけて、近く議員連盟を発足させること にしています。

 

 



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