分家ヤースケ伝

『本家ヤースケ伝』との相互補完になります。⇒http://blog.goo.ne.jp/goodmiwatya

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2012-02-05 18:47:05 | 日記
ちょっと古くなるが将棋の話題である。米長名誉棋聖がPC界最強と言われる「ボンクラ-ズ」との対戦で負けてしまった。このボンクラーズは1秒間に1万3千手を読むというのである。尤もこの数には普通の将棋指しなら見向きもしない手(中終盤に勝負とは無関係な端の香車を上がったりするとか)も含まれるからそんなに気にすることもない。あそ。米長氏の局後の感想では66手目に自分に見落としがあり、以後粘ったけれども133手にて投了ということである。1月14日のことだった。私事、私は今から40年以上も昔のことになるが、米長さんには一度だけ将棋を教えて貰ったことがある。手合は二枚落ち(上手が飛車と角の大駒両方を抜いて指すというハンデ戦)だった。私は必勝の局面を作った、と思ったが、米長氏の次の一手で投了となった。師は「あ、頓死しちゃった」と笑って言い、それが私の戴いた唯一の感想となった。「頓死」とは王手をかけられた側が逃げ方を誤って詰まされることを言う。つまり私の受けが正しかったなら、下手の勝ちは不動だったのである。米長先生はそのような「試験問題」を出して下さったわけである。今思い返しても残念だ。あそ。 . . . 本文を読む