今までタイやヴェトナム、香港、マレーシア、台湾といったアジアの国々を旅行しましたが、
実は1回もアジアの屋台で買って食べたことがありませんでした。
何故かと振り返って考えると、これは多分に親の影響が大きいと思うんです、私。
まぁ、人のせいにするわけじゃありませんが、
小さい頃からお祭りに行ったときとかに
「屋台のものは不衛生だから、買っちゃいけません!!」
この教えだと思うんですよね・・。
「洗い物もバケツの中のお水の中でチャチャっとやってるでしょ、汚いから」と
言われると、そんなに神経質でもなかった私でもなんか気になってしまうという・・・。
いやー三つ子の魂百までって言葉があるけど、ホント恐ろしいですねぇ
こんなことじゃ有事の際に生きていけないですよね、ほんとに。
でも前回、殺風景というか地味な、というか
安いだけでマズそうな店構えのお店なのに食べてみたら反して美味かった経験から
屋台のお店でも食べてみたい、と思ったわけです。
それに気候的に台北はヴェトナムやタイほど暑くないので
食中毒になることはないと思ったわけでして・・・。
ただし、いつものことながらメニューが漢字ばかりで
「ああ鳥だな」「豚だな」「茹で」「焼きか炒め?」など、かなり大雑把なことしか捉えられないので
直接屋台に近寄って見ながら交渉するような感じでした。
この写真の左側には3種類の麺が置いてあり、ワンタンがあったので「ワンタンメン」と言いました。
(通じたかどうかはわからないけど、所謂ワンタンメンが出てきた)
で「こっちはどうする?」みたいな感じで、カタコトの日本語で「豚肉?」と聞かれたので
てっきりワンタンメンに入れる具かと思ったのですが、これが違っていた。(写真はおばちゃんが豚肉を取っているところ)
2品出てきた!
手前がワンタンメンで、後ろにもう一品。
予期しない「豚肉とショウガの炒め物」が出てきて、しめて160元。あわせて600円くらい?
ちょっと騙された感がありましたが、でもこの豚肉の炒め物がすごく美味しかった
いやーワンタンメンよりずっと美味しい
豚肉と大きな薄切りのショウガを一緒に炒めてるのも美味しい理由だと思うけど、
手前のXOジャンが旨いんだな、これが
もう、ビックリしつつペロッと食べてしまいました。
でも胃の大きさは決まっているので、ワンタンメンは最後まで食べられなかったけど。
それから次の日の朝、前日から気になってた薄いクレープみたいな食べ物を買いに行って
ホテルの部屋でコーヒーと一緒に食べたんだけど、写したはずなのに写真が見つからない・・・。
必ず撮っているので、後でアップしておきます。
これもすっごく美味しかったんです。
名称としては「葱狐餅」
ネットで調べてると「狐」なんですけど、ケモノヘンじゃなくてテヘンだったんだよな・・。
クレープと違って液状のタネをフライパンに流し込むのでなく
やわらかいコブシ状のお餅を目の前の機械でペタンコにつぶしてから
そのペタンコの生地を鉄板の上で焼くんです。
で、焼いている過程でヘラで生地をクルクル回しながら空気を含ませて
ふわふわにするんですよ。
これがすっごく香ばしくて美味しいんです
でも砂糖が入ってないので甘味はなく、従ってデザートというわけではありません。
私は卵&チーズ入りの葱狐餅を頼みました。
また台湾に行ったら頼みたいな・・・。
で、周りには美味しい生ジュースのお店も何軒かあります。
生レモンジュースやグアバジュースを飲みましたが、面白いことにどれもみんなタピオカが入ってた。
なんで台湾ってカフェや美味しいジュースのお店が多いんだろ
でも日本は最近、カフェでもチェーン店が多いですよね。
なんか面白味がないっていうか、ね。
自分が行くお店もタリーズとかアフタヌーンティーとかだしな・・・。
そう考えると台北ってホントに楽しい街だなって思いました。
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