✿ フクバイチゴ (福羽苺) 明治31年、フランスから取り寄せた種を育て、苗を選抜して作られた日本初の国産イチゴ。 それまでの外来種に比べて肉質、早生で冬にも実をつける特徴を持っています。 当初は「御苑イチゴ」「御料イチゴ」と呼ばれ皇室のみに献上される門外不出のイチゴでした。 その後、全国の農家に広まり、昭和30年頃まで各地で盛んに栽培されていました。 フクバイチゴを基に品種改良が進められて、今のイチゴの原点として新宿御苑で大切に守り育てられています。
✿ テラスベリー (桜黄(おうか) 散歩中の店先に鉢植されていました。 帰って調べても詳しい説明がないので分かりません。 実が大きく甘味が強いそうです。
✿ ホオズキ (鬼灯) ホオズキはナス科の多年草で淡い黄色の花を6月~7月頃に咲かせます。 この開花時期に合わせて日本各地で「ほおずき市」が開催されます。 果実はホオズキ人形や中味をくり抜いて口で音を鳴らし、昔は子供の遊びに使われていました。 これも、行灯仕立のまま置いてありましたのでほおずき市で買って来たのでしょうね。
撮影:新宿区・新宿御苑、他