✿ ヤツデ (八ツ手)
ウコギ科、 ヤツデ属、 常緑性低木、 葉が大型で独特の形をしているので目立ちますね。 20cm以上もある大きな葉は艶があり、厚手。 形は文字通り掌状、7つまたは9つに裂けているのが多く、8つに裂けているのは少ないです。 花は晩秋に咲き、関東以西の主に海岸近くの森林周辺に自生するのが多く見られます。
✿ シュツコンソバ (宿根蕎麦)
タデ科、 ソバ属、 別名:ヒマラヤソバ、シャクチリソバ、 宿根性多年草、 中国から薬用として入ってきたのが始めてで、今では林や川沿いなどの半日蔭に野生化しています。 蕎麦の先祖とも言われています。 花は花弁がなく、花弁のように見えるのは5個に深裂した白色の萼片。 直径5~6mmで雄蕊は8本、葯は赤紫色、基部には8個の黄色い蜜腺。 雌蕊は3本で白色半透明です。
撮影地:文京区・小石川植物園