初夏の風に踊らされ、ポプラの綿毛が、空に向かって舞い上がる。ふわぁ〜〜 くるくる〜〜〜細長く伸び続ける、白いリボンのような。ふわぁ〜〜 くるくる〜〜〜螺旋状に回りながら、震える綿毛を。ふわぁ〜〜 くるくる〜〜〜両手で包むように、地上から空へと。やがて、光と溶け合うように 。。その姿を、変えていく 。。ポプラの綿毛は、初夏の知らせ。北の大地に届く、自然界からのメッセージ。