また、ここに来たよ…。
君との想い出が、写真の中で、生きている。
遠くに移り住んだ僕には、この季節が訪れても、
もう、君と会うことは出来ない。
テーブルの上に溢れ落ちた、お菓子の欠片を拾うように、
小さな君の花びらを、この手に集めて置けば良かった。
束の間の… 秋の風が、やけに冷たくて、
秋に咲く… 春色の君を、想い出してしまうよ。
君は、冬の入り口を、指し示す花なのに…
僕には、暖かな春色の風を、送ってくれていた。
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その優しさは、今も…
この胸の奥で、
淋しがりやの僕を、そっと、励まし続けてくれているよ。
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この土地に移り住んでから、それまで、当たり前のように見かけた花々を、
まったく… と言って良い程、目にすることが、出来なくなりました。
毎年、冬の季節が近づくと、そんな日常が、ちょっぴり、淋しくなります。
そして、ブログを通して、自分が馴れ親しんだ花々を、拝見できることが、
とても、貴重で、嬉しく感じられます。 (^^)
今回の詩のイメージ画像( 金木犀の写真 )は、
全て、無料写真素材 写真ACさん から、お借り致しました。
素敵な写真を、有難うございました。
皆様も、お立ち寄り下さり、誠に有難うございました。