薄いブルーの衣を重ねるように、いつしか… 悲しみの、澱が出来てしまった。
霙( みぞれ )混じりの雨粒で、いまにも… 心が、打ち砕かれそうだけれど。
誰も、守ってはくれないの。
細胞に留まり続ける、この不安を、スッと手放せたら… いいのに。
あなたは、太陽のように、輝き、愛することを、知っていた。
わたしも、貴女のように、強く、生きることを、願っていた。
いつしか、私は、私の限界を、知ってしまった。
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それは、海の底に、打ち付けられるような、激しい痛みで。
そして、地中深く、留め続けられた両足は、微動だに動かない。
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水面に映る太陽は、輝き溢れていて、美しく揺れている。
この両足の楔さえ、力が出せず、外せない私がいる。
いつまで、海底の砂の中を、這いずり続ければ良いのだろう。
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もがき苦しむ中で、流れる涙は 。。。
海底を漂う… 水流と混ざり合い… また流されて…
私の想いごと… 形を残すことなく… 掻き消されていく…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d4/6b6c96fabeed5f5bfc84ecd5c347a64a.jpg?1631953745)
けれど、私は、諦めない。
自分を信じて、足首に纏わりつく楔を、取り外してみせる。
浮かび始めた身体を、海底から生まれる無数の泡が、
守るように、上へ、上へと、押し上げてくれる。
私は、ただ…
この海の、深淵から、絶えることなく、繋がり続ける水流に、
この、強張った身体を、委ねるだけ。
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緩やかな面持ちで、波間から、浮かび上がった私の口元は、
僅かに、笑っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/36/7ea8884033457a6d5e9c3ce388e692d6.jpg?1631954227)
自分を信じることが、わかった瞬間だった。
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ありがとうございました 。。。の言葉を残して、
ブログを卒業される貴女の幸せを、心から願っております。
愛と感謝を込めて
くぁんみぃ