【稚内】宗谷海峡43キロを交代しながら泳いで渡ることを目指し、ロシア・サハリン島を出発した遠泳愛好家らが22日、稚内市に到着した。途中、潮の流れが速かったため、宗谷岬の約15キロ手前で水泳を断念し、ボートでのゴールとなったが、ロシア、日本、中国、南アフリカの4カ国計36人の選手たちが友情のリレーをつないだ。
ロシア寒中水泳協会が主催し、日ロの出入国手続きのため《1》サハリン最南端のクリリオン岬から宗谷海峡の中間点《2》中間点から宗谷岬まで―の2回に分けて実施。前半の18日はサハリン付近で水温が5度と厳しい条件だったものの、予定通り泳ぐことができた。
後半は20日、サハリンから5隻のヨットやプレジャーボートに分乗して中間点まで移動した後、21日朝からゴールを目指した。暖流の影響か水温は18度と温かめ。波も比較的穏やかで、選手たちは15分ずつの交代で順調に南下を始めた。だが宗谷岬まで約15キロの地点で東向きの強い潮流にぶつかり、並走の船もろとも押し流された。日没が迫ったため、21日夕方に水泳を取りやめた上で、ボートで稚内沖に避難し、22日午前に港に上陸した。
ロシア寒中水泳協会が主催し、日ロの出入国手続きのため《1》サハリン最南端のクリリオン岬から宗谷海峡の中間点《2》中間点から宗谷岬まで―の2回に分けて実施。前半の18日はサハリン付近で水温が5度と厳しい条件だったものの、予定通り泳ぐことができた。
後半は20日、サハリンから5隻のヨットやプレジャーボートに分乗して中間点まで移動した後、21日朝からゴールを目指した。暖流の影響か水温は18度と温かめ。波も比較的穏やかで、選手たちは15分ずつの交代で順調に南下を始めた。だが宗谷岬まで約15キロの地点で東向きの強い潮流にぶつかり、並走の船もろとも押し流された。日没が迫ったため、21日夕方に水泳を取りやめた上で、ボートで稚内沖に避難し、22日午前に港に上陸した。