【演劇 Narada...】わたしの役柄は

先日、感動の渦で終了しました
ミュージシャンによる演劇【Narada...】

前回のブログにてレポートしましたが、
あらためまして、ありがとうございましたー！！！


「食堂大西」おっちゃんとおばちゃんです。

◇◇◇◇◇

物語の舞台は1964年の大阪。
私は食堂のおばちゃん役でした。

主人公のナラダが成長するたびに帰ってきてくれる大西食堂。
（ナラダは、成長に合わせ、3人が演じ分け）

ナラダの怪我の手当てに始まり、いつもナラダに優しく接し、
励ましたり諭したり、歌手への道を応援するおばちゃんです。
（演ってるうちに、3人のナラダちゃんが愛しくて、たまらんかったです）

土建屋稼業で粗野だけど人情味あるおっちゃんと結婚して、今は夫婦で食堂を営んでる。
きっと、決して平坦ではなかっただろう人生を歩んできた女性。
とても優しいけど芯はしっかりしていて、おっちゃんを尻に敷きつつ、可愛いところもあったり。

大阪弁で怒るセリフが覚えにくくて、
メモに「わかっとるがな、うるさいなぁ、黙っときなはれ！」
「うるさい！っちゅーのに！気ぃ散るやんか」と大きく書いて、
台本に挟んで持ち歩いていました。電車の中でメモを落とした時は焦った。

今回、お客様から大阪弁を綺麗に発声しておられましたね、と言っていただいたのは意外でしたが、
とても嬉しかったです。



大西のおっちゃんを演じたシンガーNARUMIちゃんがこれまた素晴らしくって、
女性だけど大西のおっちゃんにゲキハマり！
NARUMIちゃんとは今回初めてお会いしたのですが、夫婦漫才に近づけるように何度も息を合わせて、
楽しく大西食堂の絆を深めることができました。

しっくりハマった夫婦役でしたが...
実は、当初は、わたしがおっちゃん役だったのです！！

台本の一部です。
読み合わせリハーサルでは、私は大西食堂おっちゃん役。（ピンクのマーカー）
その後、転身して、おばちゃん役に。（ブルーに）


あらためまして、ご来場くださった沢山のお客様、
最後まで温かく見届けていただき、ありがとうございましたー！！！
ご一緒した素晴らしいミュージシャンの皆さま、ありがとうございましたー！！！

本番で身に着けた割烹着は、私の母が若いころに着ていたもので、
綺麗に真っ白のまま保管してくれていたことに驚き。。。

素晴らしい経験をさせていただきましたー！！