顕妙寺副住職 日野教仁上人がこの度、日蓮宗法華経寺大荒行堂に再入行して成満しました。
日蓮宗大荒行堂は、毎年11月1日から翌年2月10日までの100日間、日蓮宗大荒行堂が開設されます。この修行には全国から約100名の僧侶が挑戦します。全ての日蓮宗の僧侶に課せられる修行ではなく、秘法を身につけたいと自らが志して挑むものです。この修行を終えた僧侶だけが、日蓮宗の御祈祷を行うことができます。
荒行堂では、毎朝2時に起床、寒水に身を清める水行を1日7回行い、お堂の中でひたすらお経の読誦と写経を続けます。
麻の清浄衣(死に装束)を着用し、足袋をはくことは許されず、常に素足で修行します。食事は朝夕2度の白粥、家族や友人と連絡を取ることも許されず、もちろん、テレビや新聞から情報を得ることもできません。
寒さと飢えと睡魔に耐えながら、外界から完全に遮断された環境で、ひたすら修行を続けることによって、力を習得するのです。
2月10日 午前6時出行(前日泊でお迎えに出向きました)
2月11日 帰山式準備
2月12日 帰山式(日蓮宗宮城県寺院関係者及び当山壇信徒がお迎えしました。)
「2月10日」
「2月11日」
「2月12日」
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