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本日、午前中は、浪江町請戸小学校近辺の「希望の牧場」などをセンターの宮前さんの案内で視察をしました。大震災、原発事故から2年7カ月が過ぎたにもかかわらず、何一つ復興が進んでいないことを実感しました。
浪江には、昨年もボランティアに来たお宅のそばにも行ってきましたが、ここも昨年のままという実態です。
午後からは、打越仮設を訪問し、11月2日の「原発なくせ福島集会」のお誘いと原発ゼロ署名などを持って訪問。「埼玉からボランティアに来ました。」というと何人かの方と対話になりました。
「家は高台にあるので、一見した外観では、そのままでも、実際には雨漏りもしており、2年半にわたって住まずに空けているので、このまま、住むことはできない。」と話してくれた方がいました。
また、他の家では、「息子は、東京電力に勤めているので署名はできません。」と言われました。
このように対話をすることができましたが、住民は、原発の問題だけでもとても複雑な感情を持っていると感じる一日でした。
また、報告したいと思います。