十数年まえだったと思うが桐野夏生さんの「玉萌え」という小説が新聞連載されていて
毎日熱心に読んでいた。 その後映画化もされてキャストが私的には、ジャストで良い映画でした
なぜそんなに関心があったのか当時私は、40代今ならアラフォー世代でしょうか
子どもができたのが、遅かったのでまだまだ育児に手がかかっていました
でもこの連載を読んでいて夫婦ってなんだろう?長く時を一緒に過ごしたのに夫の裏切りは許せない!
しかも本人は(夫)は死んじゃった・・・ でもそのあとの展開が面白く
妻は明るく新しい人生を踏み出すーよかった、よかった
それから長い間じかんがたって忘れていましたが、
青天の霹靂!我が家にも同じような騒動があったのです。 うちの夫は、死んでません。いまだ存命中!
私は新しい人生を踏み出すもなにも、その心もちをどう落とし前を つけたらいいのか、
だいぶ苦しみました。 離婚できたらこれが一番の解決ほうだと思うけど、
経済的に不安です。考えるとあの時も・・・ なんて疑心暗鬼な気持ちでした。
鏡をみると夜叉のような顔がうわー!我ながらこわいよ。
しかし冷静になって考えてみました。夫を愛している?うーんどうかな。
家族愛はあるが、いまいちね・・・ では、何がそんなに怒り傷ついているのか?
裏切り、非誠実、お金、許せない!が堂々巡りなのです。
ほんと日常をどうやって過ごしたか今考えても思いだせない数年でした。
小説のように何か打ち込めるよな事があればいいのだろうけど、もともと私は、コミニュティ不安。
突っ込みいれらると返せない。しょうがないので、家にいて長ーく深ーく考察していました。
結果 所詮、夫婦は他人と言う事にいきつきました。すでにお互いの両親を亡くして、
うるさい親戚もいません。 仲良くしなくてもいいし、連絡のみの会話でもいいじゃん。
私を捨てるなら捨ててみな!罰当たるで!
それぞれの部屋で私は好きな読書、映画配信をみてすごす。夫は何をしてるのか分からないけど。
怒って過ごすと血圧あがるし健康被害になりますしね。許すわけではないが、
あまり考えないようにしました。 普通に会話できるまで時間はかかりましたけど。
あれから数年こうやって文章にできるほど私の中では、整理できているのかしら。
子ども達には、今の時代結婚せんでもえーねんよ。と普通の親とは、真逆の事をいってます。ははは笑