一小応援団 和(なごみ)

和(なごみ)は、学校・PTA・地域が協力し合い、子どもたちの安全確保や健全育成に取り組む団体です

放課後学習会での児童の成長と変化

2015-03-03 12:08:56 | なごみ学習応援部

 3月2日(月)の放課後学習会は、1時50分よりはじめました。いつものように、時刻きっちりにA君が教室に入ってくるなり、「先生、きょうは、すぐ勉強を始めるからプリント頂戴!」と催促してきました。また、Bさんは、「きょうは、◎△先生にみてほしいから、放課後学習会が始まるのを待っててん。」とうれしいことを言ってくれました。

 実は、前回は、この子たちは漢字の筆順や7や8の段の九九が不十分だったり、L、dl、mlの単位換算でまごついたりしていましたので、きちんと定着できるように、担任の先生のほうでもフォローをお願いしたいと申し上げていたのです。具体的には、毎回の学習会で、指導後、反省会を持って、こういった個々の子どもの様子とやり取りを全員分、毎回、逐一連絡ノートに書いておいて、放課後に担任の先生に見てもらうような体制をとっています。其れに対して、担任の先生から、翌日、本人への励ましや指導が入るシステムを採用しているわけであります。

 その上、その日は、ボランティアがフルメンバー揃って一対一の個別指導が出来ましたので、いつもよりは指導が行き渡って、みんなそれなりに聞いてくれて、算数の計算や漢字の書き取りの宿題はもちろんのこと、それ以外のボランティア作成の学習プリントもほぼ完全に出来たというわけであります。

 そういう取り組みの積み重ねが実ったのか、冒頭に書いたような子どもの学習態度の良い変化や成長が見られるようになってきたのではないかと思われます。

 この1年間を振り返ると、毎週月曜、水曜の放課後の2回だけのささやかな放課後学習会ではありましたが、このように、この小学校では、担任の先生と学習ボランティアがきめ細かく連携をとって、個々の児童の課題に迫る指導を日常的に行ってきましたので、ボランティア諸氏にとっては、子どもたちの心身の健やかな成長に少しでも役立てたのだなという、ささやかな喜びを感じた次第でございます。また、ゆめ本部で集約した保護者・児童のアンケート結果でも、おおむね学習会に参加させてよかったという評価をいただいておりますことを申し添えます。


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