2016.08.25 某知人の25番札所参詣だより
学習ボランティア諸氏は、位置づけとしては島本町教育委員会管轄の「ゆめ本部事業」に登録しています。が、一方、なごみの「学習応援部」とも連携していて、現在2学期の放課後学習会に向けての学習教材を準備しているところであります。
子どもたちは8月25日には2学期の始業式を迎えました。そして9月5日(月)から、いよいよ2学期の放課後学習会が始まる予定であります。この時期には、教材準備はもちろんですが、学習ボランティア自身の「心の洗濯」というか「リフレッシュ」「自己研鑽」なるものが要るように思われます。
そこで、折りよく某知人が四国88箇所めぐりの写真入りの旅日記をLINEで送ってきて、これを拡散してください・・・とのことでしたので、是非このブログに掲載したいと思い立ったようなわけであります。
そこで本題ですが、子どもたちに新鮮な気持ちで2学期からの放課後学習に取り組んで貰うためには、まずは、自分自身の心の準備と修養が必要であります。このお寺は海に近いので大漁と海上安全を祈願する信仰が受け継がれているとのことですが、一方、子どもたちの立場に立って物事を考えると、当然、このお寺については、どんな事を祈願するべきお寺なのか?ということを、自分なりに現地に足を運んだつもりで想像してみました。
それは・・・・・「子どもたちの心身の大きな成長と収穫」、及び「登下校時の安全」であります。
そういった意味で、この度は、たまたま某知人から送られた四国88箇所めぐりというお便りでしたが、それを只単に、「自分の老後の信仰を通じた生きがい」乃至は」個人的な楽しみ・物見遊山」といったごく世間一般の世俗的な意味として捉えるのではなくて、特に地域ぐるみで学校支援をする立場で、教育的な意味をもたせて、バーチャル体験としてこのお寺に参拝している次第であります。
宝珠山 津照寺は、室津港を俯瞰する丘の上にあります。当地では「津寺(つでら)」とも云われています。漁業に関係があり、大漁と海上の安全を祈願するお寺として古い時代から信仰の場所として伝えられています。御本尊である延命地蔵菩薩は、楫取地蔵(かじとりじぞう)とも云われ、その昔、土佐藩の殿様の山内一豊が海難に遭ったとき、安全に舵をとって港まで操縦してくれたのは、実は地蔵菩薩さまであった・・・という伝承が残っています。
室 戸 灯 台
この写真を見ると、雄大で美しい自然を目の当たりにして、さわやかな浜風を受け、心が洗われる気分が伝わります。
某知人様には、この場を借りて貴重な写真を掲載させていただき深く御礼申し上げます。 2016.8.26
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