-水色革命- Photo blog

2005年11月6日に写真家になろうと思ったnakamaniの作品とか活動とかカメラや写真についてとか…。

フィルムスキャナ EPSON F-3200

2005-07-27 11:41:31 | カメラ/レンズ
先週末に引っ越しを完了しましたなかまにです皆さんこんにちは。
はい、そんなわけで引っ越しのどさくさに紛れ…立ち退き料を使い込みフィルムスキャナを購入しました。

PENTAX645を購入してから、銀塩写真をどうデジタル化するものか考えてたわけです。
35mmなら現像出すとき「ついでにCDに焼いてとくれ」と注文してしまえばわりかし安価にデジタルデータ化できてしまうわけですが、おいらが行った現像所でブローニーフィルムをCDに焼くと「1カット500円」とか言われてしまったためあえなく断念。

そうすると現実的にはスキャナを購入するしかないわけですね。
当初は普通のいわゆるフラッドヘッド型のスキャナでいいやと思っていたわけですが、プリントを取り込むだけでなくポジを直接スキャンしたいとも考えていたので、そうするとフィルムスキャンができるものでないといけなくなります。
さらに、おいらの銀塩は645のブローニー。
必然的にスキャナも高スペックのものになってきます。

某量販店でキヤノンのポロシャツを着た兄ちゃんをつかまえ、スキャナについてアレコレ質問。ブローニーをスキャンできる機種で一番安いのは25,000円くらいでありました。
でも機能的にはやはり5万円前後の機種の方がいいと勧められます。
その後エプソンのスキャナもちょいと見て一旦その場を離れ、書籍のコーナーへ。そこで見つけた「写真好きのためのスキャン大全」みたいな本にちょうど今見たスキャナのこととか載ってましてしばし立ち読み。
その中で「やはりフィルムスキャナの方が一歩上か」みたいな感じで載っていて、その後スキャナコーナー…というか写真関連のコーナーに行ってフィルムスキャナを物色。
結局、ブローニーもスキャンできる機種で手の出せるのはこのEPSONのF3200しかなかったわけですね。
金額は6万円弱でフラッドヘッドよりは若干割高になりますが、もう心を決めてあっさり購入です。

と書くと仕方なくF3200にしたように見えますが、実はフラッドヘッドにするとスペース取るしなあ…とか思っていたので、コンパクトなF200は見た瞬間けっこうお気に入りだったりしたのでした。

そんなわけで、東京地方に震度4強の地震が発生した直後にも係わらずがんばってスキャナを持って帰ってきました(実話)。

さっそく愛用のmacに接続して遊んでみます。
せっかくなので、先日プリントをスキャンしたものと比べてみました。

F-3200でネガからスキャン


現像時に同プリしてもらったものをスキャン


プリントをスキャンしたものは、スキャナ自体が4年以上前の機種であるため、もともとの性能がちょっと悪かったりもします。
下の写真の白が強く出ているのは、プリントする際にオペレータさんが補正してくれた関係もあるんでしょうね。上の写真はスキャン時の自動補正以外はノーレタッチです。
個人的には、上の写真の色も結構好きです。


F-3200でネガからスキャン


現像時に同プリしてもらったものをスキャン


こちらも色がけっこう違いますね~。
こうやって見ると、ネガから直接スキャンしたものはイエローの傾向がちょっと強いのでしょうか。ただ、並べてしまうと下の写真がちょっと不自然な感じに見えてしまいますね。




最後もネガから直接スキャンした写真です。これはお気に入りの一枚。
全体的な雰囲気がいい感じじゃないでしょうか。

一応ポジも取り込んでみたんですが、今のとこポジはちょっと失敗した感じの写真が多いので、ポジについてはこれからもっと勉強してチャレンジしてみたいと思います。

というわけで、フィルムスキャナを入手し、これからますます銀塩の方に傾いてしまいそうなnakamaniでした。

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