新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、
オンラインレッスンに切り替えるピアノ教室も増えてきていると思いますが、先生側も生徒さん側も中々言いづらいけど、モヤモヤしている問題があると思います。
中々聞きづらいお月謝問題です。
【生徒さん側】
直接のレッスンを希望しているのに、先生側からオンラインレッスンへの移行をお願いされた。
通常通りのお月謝なの?なんだか納得出来ないわ…
先生にはお月謝減額にならないのか聞きづらい…
と思われている生徒さんもいらっしゃると思います。
【先生側】
直接のレッスン出来なくて申し訳ない。
オンラインレッスンなんて本当はしたくないし、クオリティ下がってしまい通常通りにいかないレッスンなのにお月謝そのままいただいていいのかしら⁉️
と悩んでいらっしゃる方多いのではないでしょうか。
私も当初はオンラインに切り替えて通常通りのお月謝でいいのだろうか…と考えました。
⚫︎直接のレッスンでもうちは大丈夫ですよー!
⚫︎オンラインレッスンはちょっと…
⚫︎オンラインレッスンであればお休みします
初めてオンラインへの切り替えをお伝えした時は、こういったお返事の方もいらっしゃいました。
ですが私の中では
人との接触を極力減らすと言われている状況で、直接のレッスンをするのはどう考えても矛盾しているとしか思えないし、
オンラインレッスンに切り替える以外に最善の方法はないと思っていたので迷いはありませんでした。
「オンラインレッスンを試してみられて、難しいと判断されたらお休みされても結構ですよ。
その場合は返金もさせていただきます。」
とお伝えしました。
その為にはより良い手段を調べなければ…
オンラインレッスンへ移行するまでに調べた時間、見えない労力、相当ありました。
ハッキリ言って通常レッスンの方が遥かに楽なんです💦何倍も…
オンラインレッスンに切り替えて思った事は、
言葉で伝えるスキルが、かなり必要だと言う事です。
通常であれば横で弾いて見せればすぐに理解してもらえる事でも、画面越しに注意を払いながら細かく伝えなければいけません。
年齢の低い生徒さんの場合などは、手を触って、指の形を直したり、姿勢を直してあげたり、手取り足取りのレッスンをしていた子にも言葉で伝える事がかなり多くなってきます。
ある程度の年齢であれば理解できる言葉も幼い子供には理解出来ない。
直接のレッスンであれば問題なく伝えられる事も画面越しだと中々伝わらない事もある。
分かりやすい例えで瞬時に手を変え品を変え伝えなければいけません。
正直大変ですよ😀
【先生側】
⚫︎そこまでしてピアノのレッスンを継続していきたいのか
⚫︎教える事に自分がどれ程の熱意を持っているのか
⚫︎これを機会にそういった事を改めて考えるキッカケになるのではないでしょうか
私はオンラインレッスンでも生徒さん側(保護者側)が納得するレッスンが出来れば通常のお月謝でも問題ないと考えています。
(私は結果的にほぼオンラインレッスンで継続していただけています)
⚫︎お月謝の額を下げてほしいと言われたのであれば、それは先生側のレッスンに満足されていないという事ではないでしょうか
(今までの関係性も関わってくるでしょう)
⚫︎オンラインレッスンに切り替えてまでピアノのレッスンしなくていいや…という方は、元々そこまでピアノに対しての気持ちがなかった方
⚫︎オンラインレッスンへ移行するという事は、保護者の方の協力無しでは難しいです。
⚫︎これまで保護者の方とのコミュニケーションを疎かにしていなかったか…
なども関わってくるかもしれません。
これから先感染拡大が益々広がって、
外出がこれまで以上に難しくなった時には
ピアノレッスンは
休会また退会かオンラインレッスンの2択しかなくなってくると思います。
終息するのは1年〜2年かかると言われています。
それぞれにとって何が大事なのか…
今後色々な事が見えてくるような気がします…