はい、どーもー。メゥリリー族(筆者が妄想したオリジナル種族)の姫路鹿之助です。
vtbuer同士の「関連性の面白さ」はたまらないものがあります。
「このvtbuerはあのvtbuerを激ファンで、コラボしたら限界化!」なんての思わずにやけてしまいます。
こういう関連性を掘り下げていくとドンドンと沼へ引き釣り込まれるんでしょうねぇ。
それがホントキモチイイ。
さてさて。
三次元でのドラマや映画などではあまり注目されない事ですが、二次元では個性として数えられる「貧乳」。
いわゆるオッパイの小さい美少女たちの事です。
私はこの「貧乳」は「上手い事やったなぁ」って思っております。
一定の需要もありますし、なによりも「創作物の幅」が広がります。
今回はそんなお話。
作品が飽和して必要となる新表現
二次元で貧乳がどうとか言い出された頃の漫画やアニメは、まだまだ正義の味方系のヒーローと清廉純情なヒロインが中心だったと思います。
ヒーローは男らしくてカッコイイ、ヒロインは男の妄想そのまま。
漫画やアニメを作る人も増えていった頃なので作品がどんどん作られていました。
そして作品が溢れてくると、新しい表現、新しいシーンが必要になります。
ヒロインに人間味
ヒーローがヒロインを怒らせる。
そういうシーンが欲しい時、ヒロインを怒らせるためにヒーローが「ヒロインが怒るような酷いこと」をしたら、ヒーローに対して好感度が下がります。
逆に「ヒーローの好感度が下がらないような小さなイタズラ」でヒロインが怒ったら、ヒロインの心の狭さに呆れます。
そんな時は「貧乳」です。
ヒーローがヒロインのオッパイちいさい系の事をうっかり言ってしまい、ヒロインに怒られる。
全然ヒーローに嫌悪感が沸きません。むしろ好感度の上昇を感じます。
ヒロインがそれで怒ったとしても、しゃーないしゃーないって気分ですし。
おっぱいが大きくなる系の話でヒロインが動揺したり、誘惑に負けて何かに手を出したりとかも可愛いです。
当時の少年系のアニメ・漫画ではどこか人形の様だったヒロインにじんわり人間味が出てきたように感じました。
また貧乳は「誰も悪くない」。
ここもポイントです。
努力をしなかった、怠けた、因果応報。
そんなのでは無いんです。
小さかったから小さい。それだけの話。
何回でも使えるネタで、別の作品でも使え、少しエッチ。
場合によっては貧乳と言うだけでキャラの説明不要。
まさにステータス。
貧乳によって巨乳も生まれる
おっぱい大きい子も自分から大きいことを言い出すなどは難しいですし、大きいと言ったところで、そこから話を広げるのは難しいです。
貧乳キャラが居ない物語で「私、おっぱい大きいです」と言われたところでどうしたものか。
貧乳の子が居ない場合、巨乳の子と言うだけでキャラ立ちさせるのは非常に難しいです。
貧乳の子がいるからこそ、巨乳の子というキャラが「生まれる」んです。
最終的に貧乳が原因で悪いことにはならない
ヒロインのおっぱいが小さいからヒロインと恋人関係にならないとか、小さいから人間的に格下扱いするとか、そういうのは無いんです。
時には大きな問題のように物語に差し込んできますが、物語にはノーダメージの小さな問題。
使い勝手の良さにホントビックリします。
「貧乳」って事が自然発生したのか、誰かが思いついて積極的に取り入れたのかは分かりませんが、上手い事やったなぁって思います。