体験レッスンを通して~
私が思った幼少期へのアプローチ
私は、息子を懐妊するまで高校で音楽の先生をしていました。ヤンチャ君が多かったですが、良い思い出です😉。
ある女子生徒に「先生の子供は幸せだろうな!」と言われた事で勇気をもらいました。
その合間に近所の子にピアノを教え、結婚し、ある🎹先生の元で第2のピアノの先生としてお世話になった時がありました。
教員時代から、お手本となる先生を見つけ自分はこのような展開で教えたい!と自分の中での指導方針がありました。
🎹主先生の元で第2の先生として教えていた時も、何か違うとは感じていました。主先生は意外とルーズな指導(とりあえず丸にして!)で、私はどちらかと言うと、適当には弾かせない派でした😅(それが後にコンクール入賞者実績に繋がったので良かった点ではあります)
それから七国に来て独立~ななゆり先生
主先生の所で使っていた教本をしばらく使用していました。
その中でピティナを通じ、ピアノの先生達の勉強会にも頻繁に顔を出し、休みの日には楽譜屋にいりびたり、ずっと幼少期のピアノ本を研究してました。
その後、「バスティン教本」と雪だるまの「全調が弾ける本」に出会いました🥰
全調を弾く事に特化した教本で、表現力やテクニックの面でも期待される本です。
🍓私の指導展開ワーク編🍓
ピアノの鍵盤広範囲を、五線譜とピアノの鍵盤が一致するよう数年間勉強します。
小学校中学年にもなれば、親の力借りずとも譜読みは自力で生徒達出来ます。こちらはワークとして頭のお勉強。
ピアノの本は、バスティンは楽しい本です。
お母様から補助が難しい子は、新しい宿題曲が出た時は、その日のレッスンで新曲の譜読みをしてしまいます。これで生徒さんは、意味が分かり自宅に宿題を持って帰れるので練習は苦ではありません。たいていの子は、翌週、丸になるようスラスラ弾いてきます🥰
幼児期からバスティンと雪だるま教本を同時展開して学習する事で、「何調」が理解出来るようになり、コード進行を理解するため、伴奏の構造が分かり、譜読みが早く終わります。
そして、その後の表現(音色作り)に入りやすくなります。
当教室は、「ピアノを歌わせること」を目標にしているので、その前の段階の譜読みをいかに早く終わらせるか。そこにも重点をおいて、指導しています。
ピアノを歌わせるには、身体をどう使うか、どの形の指で弾くのか、そこも大切にしています。
体験レッスンでは、初心者の子もいれば、教室移動の子もいらっしゃいます。
特に教室移動の子に関しては、ハ長調とト長調(黒鍵を弾かない)しか弾いたことが無い子が多く、黒鍵の苦手意識は増す傾向にあります。
ショパンは、フラットの調号が多すぎますし、ロマン派の曲は黒鍵を弾く調だらけです。
ソナチネもハ長調、ト長調だらけですが、その後、本格的に大作曲家の曲を弾く時には黒鍵だらけとなります。
私は、生徒達がいつか大人になり難曲に気持ちよくすんなり入れるよう、幼稚園から黒鍵はバンバン弾かせています。
今日も年少さん、黒鍵をたくさん弾いていきました😉
今の時代の教え方と言うのがあります。
ピアノ教本、王道路線でも良いのですが、いかに子供達に楽しく学ばせるか、これが先生の研究かと思います❤
40歳超えてもオシャレでいたい私、そして、古臭くならないよう、色んなアンテナを立て、若い人達と楽しく過ごしたいと思ってます
( ˶ᐢ ᵕ ᐢ˵ )