年々ひどくなる生理痛が特徴
子宮内膜症
子宮内膜症という病気を簡単に解説すると「子宮内膜という子宮の内腔を覆っている赤ちゃんのためのベットとなる膜が、子宮の中以外で増えてしまう病気」です。
一番多いのは30代の女性ですが、20代くらいから注意が必要! ナンと月経のある女性のうち10人に1人は子宮内膜症とも言われています。
エストロゲン(女性ホルモン)依存性の病気なので、月経がある数が多ければ多いほど(つまり妊娠・出産が減り、初潮年齢が早くなるほど)発育してしまいます。ですから、患者数も急増中&若年化中。なんと昭和40年代に比べると患者数は3倍にも増えているといわれています。
また、環境ホルモン(ダイオキシン)の影響もいわれています。(ダイオキシンは体のなかで女性ホルモンと似た働きをするので子宮内膜症が増える原因になるといわれているのです。)
「年々ひどくなる生理痛」が一番の特徴! 9割のヒトに月経痛があるといわれます。*1鎮痛剤が効かなくなるほどひどくなることもあります。また、「性交痛」「不妊」なども特徴です。