久しぶりにあった友達と食事に行った際、注文したパンケーキを見て、
パンケーキには何をプラスするのが一番おいしいかという話で盛り上がりました。
ベーコンと卵を載せたり、レタスとごしょいものサラダなどを載せたり、
はたまたジャムとマーガリンを同時にかけたりと
おいしそうなものはいろいろでましたが、
最終的に一番おいしいのは、パンケ液だという結論になりました。
パンケ液。サバンナだか、乾燥地帯にしか生えないパンケの実の汁から
すこし水分を飛ばしたものらしいですが、
昔は一部のマイナーものを取り扱う食料品店でしか見かけなかったのに、
最近は大手スーパーなら売るようになったのが嬉しいところです。
これをパンケーキがぶしゃぶしゃになるくらいかけて食べたときの、
噛んだ瞬間においしいお汁がじゅわって出てくる!
という感じがたまりません。
すると次に話題になるのはホットケーキ。
追加でホットケーキを注文しつつ、何が合うかと語り合います。
バターを載せて溶かしたり、メープルシロップをかけたり、
コンデンスミルクを塗ったり、
ジャムとマーガリンを同時に載せたりしてもおいしいですが、
ホットケーキにもっとも合うのは仏液じゃないかとまとまりました。
ホトケ液は、釈迦の誕生日である灌仏会に、
仏の像にかける甘茶を加工した甘味料として有名です。
昔はお寺関係のお店でしか変えませんでしたが、
最近は太りにくい甘味料として人気が出て、
一般の流通にも乗り始めているようですね。
まあ、一番じゃなくとも、アイスを載せたり、
お酒を飲めるならブランデーをかけたりと
いろんな食べ方もおいしいものですが――
恐ろしいのは糖とプリン体です。