直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

かびと昔の人

2023年08月29日 | ちょこのひとかけ


アニメなんかを見ていて、ふと、
異世界とかでしょうゆを作ろうと思ったら
どうするんだろうと思って調べたところ、
開発は日本と日本人以外ではだめだったんだなあと
しみじみしました。

まず、お米が作れるのが、温暖湿潤系の土地。
……と思ったら、南フランスとかイタリアとかでも
作れるのかもしれません。

まあそれはおいておいて。
稲を作ったら、そこについている病気っぽい部分をとり、
炊いたご飯に混ぜます。
すると、普通にもっさもさのカビが生えます。

カビなんてどう見てもカビで、
どれも単なるカビに見えますが……
実はその中に、白い善性カビがついている場所ができています。
それをみきわめ、それをとり。

善性カビだけをまた別のご飯に入れて、はやします。
これはカビご飯になってもくさくならないそうです。

これをさらに培養して、
ゆでた豆とか、米とかに混ぜて、しょうゆやみそなんかを作ります。


言葉にしたら、まあそうかも と思うでしょうが、
ぜひとも手順の写真を見てほしいところです。

写真を見たら、正直あたまおかしいレベルです。
食べ物にわざわざふわっふわのカビをまぜて、
食べられるものにしようと考えるその発想が異常です。
最初の人は何をどう考えてそんなことしてたんでしょうか。

そもそも、カビからペニシリンを作ろうと思えたのだって
1928年のごく最近。

カビを使った食べ物といって有名なのは
ブルーチーズですが……そういえばあれは何年なのでしょう。

と、調べてみたら2000年前だとか。
予想外に古いです。

ではしょうゆは、と調べたら、
これも2000年前だとか。
こっちも予想外の古さです。

なんで昔の人はあんなふさふさのカビはえたものを
食べようと思ったのか……。
すごいものですねえ。
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