立体の複製にシリコン型を作る挑戦中ですが、とにかく進みません。
最近はもう作業自体が苦痛です。
いったい何が嫌なのかと考えながらやってみましたが、
石膏流しもシリコン流しも別に嫌ではありません。
そこでさらに戻ると、ねんどうめに思いあたりました。
とにかく粘土埋めは息が詰まります。
どれだけ時間がかかるものかと、時間をはかりながらやってみると
ひとつを埋めるのに5時間以上かかっていました。
まずは、モノのどこを埋めてどこを出すのかを頭の中で考えます。
それから実際に置き、粘土をくっつけている部分だけ隠し、
はみ出たところをどけるという作業を延々と繰り返します。
それが終わったら空気の流れを考えてランナーの埋め込みです。
ランナーでずれた部分はまた埋めなおして整えて、と
この作業は神経をやられます。
ちらっと見たうまい人の時間配分だと、
粘土埋めは30分となっていたような気がしますが、
そんなものではありませんでした。
ねんどうめはめんどうです。本当につらいです。
このつらさはサフの処理と似たようなものがあります。
あまりにもうんざりしたのでネットに流れていたら、
原型作りで楽しいのは最初だけで、
あとは発狂しそうだというような文を見つけました。
他の人はサフ磨きも粘土埋めも
なんということはなくやっているのかと思いましたが、
嫌になる感じでやっているとわかってすこしほっとしました。
お金も使うし時間も使い、それになにより気を使います。
早く作業を終わらせてほっとしたいです。