昔のことですが、北海道から本州に入り婿に行った
うちの親戚は冬にふるえていたそうです。
寒いのに家の中の暖房はこたつだけ。
基本的に北海道では家の中は熱気天国なので
秋の装いでアイスを食べたりもできます。
そんなところから移動するので
なにより冬場がつらいわけです。
がまんできなくなった親戚は、
ストーブを買ってきて部屋でつけたとか。
すると。その家の面々が
親戚の部屋に集うようになったそうです。
わたしも入院していた病院から帰ったら、
家の中がしばれているのに驚きました。
病院でも肌寒いと思っていたのに、
家の中はただ寒い、でした。
そのままでは着替えることすらできずに
その親戚と似たような気分をたぶん味わいました。
うちの根っこはどちらかといえば
北海道にあるので、本州のことは
あまりよくわかりません。
でもそこで話題に出たのは、
もしかしたら本州には冬場に
ストーブを焚く風習がなかったのでは?
というものです。
たとえば漫画にしても、よく冬場は
こたつでみかんなどと出てきますが、
本当に暖房器具はそれだけで、
うしろにストーブがあるわけでは
ないかもしれないという話になりました。
昔の北海道はこたつは使わなかったそうですし、
ストーブでお湯をわかしていたり
するめを焼いたりは日常だったので
そういうものかと思っていましたけど、
実は本州は違うのかもしれません。
向こうでは台所が居間の中にあるからとか
そんな推論もありました。
本州のかた、冬にはストーブ使ってました?
もはや遠くなりました。
アイスはいいですねえ。