和音のコードとはどういうものなのか、
自分用に翻訳しながら勉強していたら、
ふと、一気に理解できました。
完璧にマスターした、という意味ではなく、
今までは何語で話しているのかすら
理解不能だったのが、
理解できる言語として伝わってきた、
というだけの意味です。
小難しいことを言っているように見せながら、
実はなにも大したことなんて
言っていなかったのです。
それなら、大したことないように
書いてくれればよかったのに。
たとえば、ド長調における『ドミソ』。
これはド長調の基本となる和音で、
音として見ると『Cメジャー』、
長調の中での位置を見ると、『I』と
言うことができます。
つまりそれってどういうことなの? と
疑問を持って置き換えを考えてみると、
これは動詞と同じだったのです。
●ド長調の『ドミソ』
ド長調の基本となる和音
音としては『Cメジャー』
長調の中の位置としては『I』
●動詞の『書』
動詞『書く』の語幹
活用はカ行五段
終止形では『書く』
こんなイメージです。
『ドミソ』を動詞としたとき、
『レファラ』も『ミソシ』も、
『書きます』、『書きたい』といった
活用形と同じものにすぎないのです。
そしてコードがつながるのつながらないのを
考えると、英語文法に似ています。
単語が変わると活用も
発音も変わってくるため、
それぞれに記号をつけます。
ド長調の最初の和音をI(アラビア数字では1)、
5番目の和音をV(アラビア数字では5)と
順序数をつけます。
このI、文章において主語と、
終わりの点の役割を持ちます。
Vは文章において動詞のような役割をします。
そう考えて、文章に当てはめてみましょう。
You eat.
=S+V+.
=主語 動詞 .
これをコードに置き換えると、
I→V→I
のこりのメジャーコード、IVは
副詞的な働きをすると考えると、
副詞なので動詞の前に入ります。
I often think. (わたしはしばしば考える)
=S+副詞+V+.
これをコードに置き換えると、
I→IV→V→I
なんてことはありません。
音楽って結局、言葉と同じようなものだったんですねえ。
コードは何かといえば、英語で言うグラマー。
日本語で言う文法。それだけでした。
それをあんな暗号みたいにわけのわからない単語で
さらさらさらさら流すから理解できなかったのです。
コード進行が気持ち悪いと言うのは、
日本語で文法をいいかげんにして話していると
言うのと似たようなもののようです。
でも、どれだけ日本語が正しくても、
流暢に話していても
内容がなければつまらないというのも、
言葉とコード進行とは同じ。
どれだけコード進行が正しくて、なめらかでも
メロディとして見た場合におもしろくなければ
いい曲にはならないのです。
……という感じに
うまく自分の中で整理できて、すっきりしました。
なお、同時進行で考えたもう一つは
明日にまわします。
メジャーな東京弁とマイナー地方弁との
扱いみたいな感じです。
わたしはまだメジャーの一部しかわかりませんが、
メジャーとマイナーは活用が変わるだけで
たぶん文法構造はおんなじになるんじゃないかと
推測しています。
ハ長調は根音がド。ドは和楽ではハです。
わたしは置換がうまくできないので
そのままド長調とあらわします。
コードCのCも素のままではドの意味です。
C和音、つまりド和音をCの一文字で表すので、
ダブルミーニングでわかりづらいです。
ピアノ楽譜なんかだとコードもないし、
見たまま弾けてとても楽です。
正直コードや記号の名前なんて一切知らなくても
意味さえわかれば普通に弾けますし。
テロレロ弾く記号がグリッサンドという
名前だったなんて最近知ったくらいです。
ド長調とはルート音ですかね
楽譜とか不規則過ぎて理解に苦しみます
代理コードなら日本語のほうがわかりやすいです。
たとえば教科書的な書き方では、
わたしは 食べます
= I + V
となりますが、
これをくだけた言い回しにしてみましょう。
オレは 食うぜ
= VI + III
根本の意味は I eat . と同じですが、
置き換えることで言葉の雰囲気が変わります。
代理コードも、そういう感じかなあと
わたしは考えています。
文法と似てますね。
Ⅳが副詞w納得v
それぞれ、I、Ⅳ、Ⅴを性格(キャラで)で表現しているのは見たことありますが、文法で表現したのは初めて見ました。
文系得意な方はわかりやすい説明かと思います^^
代理コードは比喩みたいなもんですかね?^^;