射影機

紅い蝶は二つの鍵をとって、
橋の小ボスっぽいのを倒しました。


始めは惨殺されましたが、
襲われるときにかわしてから
カメラを構えればいいとひらめき、２発で撃退。
……射影機が欲しくなりました。

動かなくてもいいのであの形があれば、
中にデジカメをしこめるなあなんて
ちょっと考えてみたり……。

でも、射影機ぶって
本物が映り込んだら嫌なのでちょっと思案中。

わたしが一人で夜をすごしていて何が嫌だといえば。
強盗などの人間が入ってくるのも嫌なのですが、
ありそうなことでいえばむしろ、
ふと気づいたときに見てはいけないものを
見てしまうのではないかというのが一番嫌なのです。

たとえば人なら鍵もしっかりかければ
基本的に入ってこないものですが、
そういった存在はそんなのお構いなし。
しかもわたしにはどうすることもできない……
というのがとても怖いです。

甥っ子はわたしが単品でいるときには寄ってくるのに、
わたしの部屋に入ったとたんいきなり泣き出す始末。
しかもわたしの後ろの方を見て……。

わたしもなんとなく嫌だいやだと思っているのですが、
神子には見えるのかもしれません。


　もう……ほんと、正直怖いです。