冬コミ、受かりました!(友達が)
せっかくなのでわたしもなにか
置かせてもらおうと思い……文庫本を作ってみました。
内容はこのちょこれいつ、
本館ページに載せてある『ちょこばな』。
前フリは日記の10月01日にありますが、
微妙に製本の練習をしてきたのは、このためです。
あの日以来、帰ってからもひたすら本文を
文庫本サイズにする方法を考えてみたり、
マージンやヘッダ、フッタの研究をしてみたり……
いままで知らなかったワードの行間指定方法を
発見してみたりもしました。
本文ができたあとは、表紙。
どうすればどうなるのかもわからないまま
適当につなげたり切ったりしているうちに、
なんとか形になっていきました。
そしてできたのが、これ。
★画像
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もう寝不足と製本の力作業とで
くたくたのへとへとですが、
できあがったのを見ると、さすがに感慨深いです。
実は色味がわたしのモニタで見たものと
出力したものでは大違いで、
現物は青より紫になっているという
がっかりを経ましたが、
デザインとしてはかわいくできたと思います。
そんなちょこばなはタイトルを変えて、本体600円。
コピー本なんかじゃありません。
全ページ刷りおろし、ホチキスなしのお手製製本です。
初版本にはわたしが撮った羽衣小橋の写真を焼いた、
『はごろもこばCD』がついて
合計1000円を予定しています。
冬コミご来場の際は、
ついでにでも冷やかしにおこしくださいね。
……さて。
かつてはそこらへんの値段を見て、
高いなあと思っていたのですが、
自分でやってみると、冗談じゃないです。
紙代100円に
印刷代が一ページ5円の400円。
表紙の紙は100円で印刷代が40円。
合わせたらすでに640円。
その上製本には一冊2時間はかかるので、
人件費を入れたら大赤字です。
こんなの続けている人は
よっぽど情熱があるんだなあと感心してしまいます。
遠くから見ているとわからないものでも、
自分でやってみてわかるものはあるのですねえ。
※
作ったのは本当ですが、コミケ部分はネタです。