直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

ボルボルボルボルボルボルボル

2011年03月02日 | ちょこのひとかけ


ボルがななつでボルシチ~。

テレビを見ていたらボルシチの話が出てきました。
血のような赤色だったのでワインかなにかかと思ったら、
ビートを使っているのだそうです。
ビートと言えばどんなものかよく知りませんが、
いつぞや社会の授業で耳にした、砂糖だいこんのことでしょう。
まさかそんな面白げなものを使って
ボルシチが作られているとは思いもしませんでした。

そんなこんなでいろいろしたあとで、
最後にスメタナを入れるとか。
そう聞いて、頭の奥に味がわいてきます。
その味は水っぽくて川っぽくて、
どこかモルダウの流れを思わせるような――

って、スメタナって『モルダウの流れ』の作曲者じゃ?

思い違いだろうと調べてみたところ、
本当にモルダウの流れの作曲者はスメタナでした。
そしてボルシチに入れるのもスメタナでした。
スメタナは親に『チーズ』と名前をつけられたのかと思いましたが、
ロシア人でなくチェコ人だったらしいので関係ないようです。

たとえばロシア人がモルダウの流れを聞いて、
作曲者を習ったとき、スメタナと聞いてどう思うのでしょうか。
「あのボルシチに入れるチーズの!」
などと思うのでしょうか。

もしベートーベンが『コンビニベントウ』という名前だったら、
年末に『交響曲第9番』が流れるごとに、
「コンビニベントウの第9!」
なんて言われて笑われる気がします。

ところ変われば言葉も変わるわけで、
その変わった言葉の中でちょうど相手にとっても
意味が通じる変な言葉になる確率はそう高くない気がします。
そんな低確率に入ってしまったら……。
外国で名宣るのは恐ろしいものがあります。
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2 コメント

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Unknown (あまね)
2011-03-03 03:59:07
揚げパンはありましたが、
ボルシチなんてあったんですね。国際的です。
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Unknown ()
2011-03-02 12:31:02
ボルシチと揚げパン、懐かしい給食を思い出しました。
返信する

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