直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
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塩作りと海と水車

2020年08月10日 | ちょこのひとかけ

最近、塩作りについてぼんやり考えています。
ようやく概念と手順については多少理解できました。

とりあえず、穴がある一番樽に大量の海水をため、天日で蒸発させ
2/10くらいに減ったら穴を開放して、残りの水を二番樽へ。
この水を落としやすくするために、一番樽はすこし段差のある
上の方に置かなくてはいけません。

二番樽の水がどれくらい減ったら塩ができるのかわかりませんが、
それが塩で、全部蒸発させる前に、
残りの水は三番樽へ移さなくてはいけません。
この三番樽の水がにがり。蒸発させたらにがり結晶がとれるはず。

時間がかかってもいいなら、海水を天日で蒸発させればいいだけですから
現代だってビルの屋上なんかで塩作りができるはずです。

……と思ったのですが、考えてみれば。
水なんて重いものを、どれだけどこに運ぶのか、というのが
結構な問題であることに思い至りました。

水は低きに流れるというのですから、
水がたまっている海はもっとも低い場所です。
これを、せめて一番樽の高さまであげなければ、
塩作りははじまりません。

とりあえず、海辺に竹かなにかで巨大なシーソーを作り、
人力でぎったんばっこん持ち上げて、
筒の中に海水を通してくみ上げられるだろうか、
と考えるところで中断していました。

が、このまえふと、足踏み式の汲み上げ水車というものを目にしました。
そういえば、海かどこかで、昔の人が
水車を足で踏んでまわしている写真か絵を見たことがありました。
もはや昔すぎて覚えてはいませんが、
もしかしたらあれは、塩作りのために水を汲み上げていたのかもしれません。

というところで、昔の世界か異世界に行って塩を作るなら、
足踏み水車で水を汲み上げるのが早そうだ
という感じにおちつきました。
ただ、海辺からは離れられず、設備もそれなりに必要になるため、
こっそり作って使うなり売るなりするのは難しそうです。

現代なら、電動ポンプとパイプ設備が配置できるなら、
ビルの屋上ででもソーラークッカー的な物を使って
なるべくエコに塩作りができそうな気はしました。

わたしが海辺に住んでいて、今小学生だったら、
塩作りしてみて、手順や問題点をまとめて
自由研究として出せそうです。
でも、逆に、いまだと海辺の水なんて
塩作っても口に入れられないほど
汚れてたりするんですかねえ……
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