『ブロークン・アロー』という映画を見ていたら、
ブロークンアローとは核兵器紛失の暗号だというような
セリフが出てきました。
ブロークン。『broken』は折れた、とか壊れた、とか
いう意味の単語です。
折れた矢ならわかりますが、なぜそれで紛失になるのでしょうか?
とりあえず考えてみると、壊れるシリーズでは『切れる』という
意味にもなるので、もしかしたら
『矢が切れた』→『弾切れ』→『弾がない』
という意味なのかと調べてみたところ、
弾切れは『out of ammunition』でした。
じゃあ、と考えて思いついたのが、『ブロークンハート』、失恋です。
ここで英和辞典を調べてみましたが、
ブロークンが『失う』をあらわすのはこの一語だけ。
息切れの『切れる』も似た感じでしたが、
日本語で、完全に『失う』をあらわすのはこれだけでした。
日本語からなら、その失うが進展したものだと考えれば
どうにか納得できますが、英語だとどう考えて
その意味になっているのかは、なかなか興味深いです。
言葉はなぞだらけです。