あけましてございます。
昔は、人間が勝手に決めた一年が変わることに
なんのおめでたいことがあろうかと思っていましたが、
人間が決めたとしても一年の365日をのりこえて、
また元旦に戻ってくることができた、
それがおめでたいことなのだと感じる今日この頃です。
あけたので御節を食べました。
今年はとんでんの御節を買ったらしいです。
考えてみればうちは御節は作らず買っていたので
御節がどういうものか知りません。
というところで、年の初めのためし、とてあけたるお重。
いつものようなわくわくがまったくありませんでした。
なぜわくわくしないのか最初はわかりませんでしたが、
食べていくうちにふと閃きました。
ほぼ全部、お酒のつまみです。
いつもは中華っぽいおせちなので、
たとえばから揚げやエビチリなどが入っていても、
それはおかずです。
でも鮭の切り身やしょうゆ漬けいくら、ホタテの貝柱、
たこの一夜干し、つぶかなにか巻貝的なものの一夜干し
みたいなものはすべてお酒のおつまみ的存在で、
お酒のおつまみ的味付けがなされていました。
百歩譲って炭水化物と一緒に食べるとしても、
お正月といえばお餅です。
お餅にご飯のお供など合いません。
せめておつまみではなく、おかず的な部分で踏みとどまって欲しかったです。
さらに今回、たいていのものを食べられるわたしが
苦手な感じのものが入っていました。
アワビの半干しみたいなものと、こぶ巻きです。
昔から、昆布は好きで食べますが、
こぶまきになるとどうしてもいやな味がしてたまらなかったのですが、
今回なにがいやだったのかようやくわかりました。
中の、身欠きニシンです。
食べながら、「なんか干したニシンを水で戻して
味をつけたような感じ」と言ったら、そのものだったようで。
わたしはあの味は、食べられないこともありませんがすごく苦手です。
食べながら、そういえばかつてアイヌに接触した宣教師、
ジョン・バチェラーは、「干したニシンを戻して煮たものだけは
口に合わない」というようなことを言ってろくに食事もできず
その後久しぶりに食べた缶詰を食べ過ぎておなかを壊したとかいう
話を聞いたことがありますが、多少こんな気分だったのかなあと
しみじみ思ってみました。
新年から新しい節にふさわしく、新しい経験をしました。
せめてキャラはオフラインで見られるようになれば
うれしいですが、難しいんでしょうねえ。
そしてお久しぶりです、お元気でしたか?
今年でトリックスターが終わってしまいますね
自分もテスターだったのでしんみりです
ネトゲが終わるの初なので自分の分身が消えるのが本当にさみしいです