気づいたら、夏期講習に参加していました。
大教室の後ろの方にもびっしりと立ち見で人がいて、
わたしもそこにいました。
国語らしい授業をしているのですが、
後ろのほうで声はほとんど聞こえません。
でも周りの人はテキストを開いて、
熱心に聴いています。
わたしは、というと。
テキストを見ようとするのにテキストもなく、
このままじゃ今度のテストに落ちてしまう、と
冷や汗をだらだらと流しながら
その場で固まっていました。
これ、いつまで続ければ合格して、
この状況から抜け出せるんだっけ? と
考えるのですが、どうしても抜け出せそうに
ありません。このまま一生こんなものかと
考えていたら、絶望して気が遠くなるようでした。
……という感じの夢で、起きました。
起きたあともしばらくは自分の状況がわからずに、
早くテスト勉強しなきゃ、
早く勉強しなきゃとあせっていました。
でも、なんの?
そこでようやくそれが夢で、
別にテスト勉強しなくてもいいんだということに
気づいたわけです。
その後、思い返してみてようやく、
あれは受験前の夏期講習あたりの夢だったと
わかりました。
気がつけば、もう夏も終わりです。
そのせいであんな夢を見たのでしょうか。
もう、ほんとに絶望的なくらい怖かったです。