友達と遊んでいるときにネットを見ていたら、
『ビデオカードを最後に買ったのは?』という文をみかけました。
とりあえず友達に、「ビデオカードを最後に買ったのはいつ?」と話を振ってみて、
わたしも疑問だった、聞いたことのあるビデオカードって
そもそもなんだっけねえという話をします。
考えあった結論として、ブルーレイのデッキにさして衛星放送を見られるようにするあれか、
病院でテレビを見られるようにするあれか、
ビジネスホテルでアダルトビデオを流しているチャンネルを
見られるようにするカードだろうというところまで絞り込んでリンクを開いてみて、
思わず変な声をあげました。
ビデオカード。ビデオを見るカードではなく、映像を表示させるカード、
つまりグラフィックボードでした。パソコンの。
なんでそんなことに思い至らなかったのかととても驚きましたが、
意識の隙間に単語が入ってしまったのかもしれません。
最初にバイアスがかかるとその後の考えは曲がってしまうという
まさにいい見本です。
でもその後おちついて考えてみると、わたしはビデオカードなんて
言ったことがないからじゃないかと思い至りました。
けれど、ついでに日記を検索してみたら2回ほどヒットしました。
言ったことがない単語というわけではありませんでした。
でも、日付は2008年と古く、ビデオカードと書いたあとに
特に意識せずグラフィックボードも出てきているので、
やっぱり圧倒的にグラフィックボードの方が単語としてなじみがあったようです。
最近はグラフィックボードがグラボと略されるのはききますが、
ビデオカードがビデカなんて略されるのは聞いた気がしません。
個人的にはグラフィックボードのほうが通る名前の気がしますが、
今でもビデオカードの名称は普通に使われているようでした。
考えてみると、あれはカードというよりは板だし、
マザーボードをマザーカードと呼ばないように、
基板だからやっぱりカードでなくてボードではないのかと思います。
業界ではどちらの単語が多く使われているのか、ちょっと興味を持ちました。
サウンドボード専門店、サンボ