なにかのテレビで番組の間かなにかに
おみそしるの作り方、というようなものをやっていてぼんやり見ていたら、
まずは材料を切り、お湯で煮て、最後にみそを溶かして沸騰前に止める
というようなことをやっていて、思わず目を疑いました。
それ、みそを溶かした汁の中にゆでた材料を投入しただけで、
ゆで材料+みその合成品でしかないじゃないですか。
おみそ汁は、みそを使った錬金術というか、
味噌があるから生きるような方法で作るものだとばかり思っていました。
うちでは味噌の味を具にしみこませるために
味噌半分を煮る味噌として具を煮てから、
最後に香り味噌として落として香りが飛ぶ前に火をとめていましたが
あれは特殊な方法だったのでしょうか。
考えてみれば味噌煮込みうどんはわざわざ『味噌煮込み』って
言ってますしねえ。
わたしとしては味噌汁もぶた汁もみそ煮込みうどんも、
みんなみそで煮込んでるのになに言ってるんだろうと思っていましたが、
名前に差異があることを考えると
味噌汁は最後にみそをといて汁だけに味をつけて終わりの
ものなのかもしれません。
まあ、どちらが正しかったのかは 神のみそしるってものですね!