オリジナル歌5本目の
元となるものがようやく完成しました。
メロディーラインだけはできていて、
ワルツ調子なので簡単に行くだろうと思ったら……。
冗談じゃなく苦痛でした。
メロディーラインができたのが
日本の音景シリーズでおとうふのときですから、
もう何か月か前。
自分でも結構忘れていた上に、
似た旋律が連続して繰り返されるところで
伴奏の動きがどうしてもうまくいかず、
いろんなものに逃げました。
特に今はDS版のドラゴンクエスト5が手元にあって、
そもそもやりたいやら曲から逃げたいやらで
どうにも気が乗りませんでした。
そこで、多少進むまでは寝ないと
毎日決めて曲をすすめたせいで――
今ではすっかり寝不足です。
それが、とうとう!
……長かったです。
いつもはメロディーラインはチェンバロピアノを
使うのですが、今回は前回の失血少女で
イメージがわたしの中にできたので
バイオリンにしてみました。
わたしの中にあった曲の雰囲気に
かなり近くできたと思います。
今回の一番の工夫は伴奏のつけかたです。
どうしても左手のずんちゃっちゃがメロディーに
合わさってくれず、悩みに悩んで、
右手の各小節の第一音をむりやり和音にしてみました。
そこへ左手のずんちゃっちゃを一和音としてぶつけて
音の軋轢を感じるのです。
ただ、これだと単音としてみた場合の響きは良くても
ゲシュタルト的にみると気持ち悪くなることがあるので
何度も確かめました。
キーボードではわたしでももたつくところが、
譜面さえ入力してあれば
機械は間違えずに弾いてくれるので
アナログ作曲のときに比べたら
音のつながりがわかりやすくてよかったです。
そうして作ったあと、聞いてみたら
和音が残っていたほうが華やかに聞こえるので
パートを一つ増やしてそのまま採用。
音の変更のやりかたがよくわかりませんでしたが
なんだかごちゃごちゃやっているうちに
成功したようです。
ここまで伴奏だけで丸三日。ここからミク歌です。