年末から年始にかけて友達に番組の録画を頼まれました。
それも、6時間もかかるものです。
自分で見るものなら、見た後消せばいいだけなので
適当に録画できますが、今回はわたしが録ったあと
DVD-RWに焼いて友達に渡さなくてはなりません。
そこで、めんどくさいながらも初めて録画機の説明書を読みました。
どうもDVD-Rに焼くには6時間ではどんなに画質を落としても
無理そうなので、予約を手動で変更して、
3時間・3時間の二つに分割しました。
そうして録画したあとは、焼く作業です。
番組が一本だけのときは焼くチャプターを指定して
焼ける容量分くらいをいちいち選んでいかなければいけませんが、
番組を二本にわけたのでそれぞれをそのまま焼いていけます。
さっそく超高速ダビング……と選びますが、
デッキにできないと言われました。
なら高速ダビング、と思うとそれもできません。
普通ダビングを選ぶも、それすらだめです。
残ったのは、劣化エンコードダビング。
なんだかよくわかりませんが、ひどい劣化圧縮をかけないと
DVD-Rには入らないのでしょうか。
しかたないのでダビングはやめて移動にして開始すると、
なぜか番組の再生が始まりました。
間違えて再生を押したのかと思いますが、そうではありません。
よく見るとステータスウィンドウに録画マークがでているので、
なんとなく、再生しながら劣化圧縮をして、
番組をコピーしているような感じがします。
……となると。この6時間の番組をコピーするのには、
また6時間かかるということでしょうか。
ばかばかしい。
実にばかばかしいです。
たかが移動に同じ以上の時間がかかるってなんなのでしょうか。
しかもエンコード最中は予約もつぶされるというのもわけがわかりません。
それなら最初の録画設定時に、エンコード劣化させながら
録画できるようにしてくれればいいだけなのに。
これじゃ、録画専用機器と、焼きマシンとで別々の仕組みがなければ
あぶなくておちおち焼いてもいられません。
本当に地上デジタルがらみの規格のばからしさにはうんざりします。
地上デジタル対応ビデオテープデッキみたいなのがあって、
そのまま録画できて、録ったらテープを出して親なり友達なりに
渡すというだけで十分なのに。
地上デジタルのデータの扱いにはもううんざりです。
ガキの使い(6時間くらい)をHDDからBDに焼こうかと思ったら、入らないので編集せにゃならん事に、それでも入らないから圧縮したらなんと焼けるまで6時間掛かるとか、どんだけこんがり焼くつもりなのでしょう!