直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

古代からの嘘

2018年03月27日 | ちょこのひとかけ


日本の古代について調べたのち、現在を見ると、
どうもおかしいという物事をぼちぼちみつけます。

わたしがおかしいと思ったのは地名で、
似た地名のずれっぷりや命名規則、実際につけられている名前などを見ても、
今伝わる歴史とは違う方向性をもっているように見えるものが
すくなからずあります。

これは、日本書紀や古事記など、書き換えられた偽の歴史書ではなく、
本来の歴史書が、現在か現在近くまで
政治の中枢にも残っていると考えるしかなかったのですが、
調べたら別の観点からすでに同じようなことを考えている人がいました。

それを思うと、やはり、西暦600~700年の間に、
すくなくとも一度、旧日本はやられて、
どの程度までかはよくわかりませんが、
かなり深いところまで侵略者に蝕まれたのでしょう。

その大きな理由のひとつは焚書です。
『正しい歴史を示すものはすべて提出しろ、出さないと厳罰に処す』
という命令が出されて、旧日本のものはほぼ焼き捨てられました。
昔から歴史上、焚書が行われるのは支配者が変わったときだけです。
中国だとそこで言葉の変更も行われるのですが、
日本では言語の変更までは行われていません。

古墳も焚書の一環として暴かれ、重要部分は消されたため、
古墳をあけて年代や何かを考えるだけならともかく、
埋葬者はだれかと、古事記や日本書紀を使って
人物を当てはめようとするのはまったく意味がないと思います。

なぜなら、多少の真実は含まれていたとしても、
古事記や日本書紀は、天皇家の俺TUEEEEという妄想を書いた、
日本最古のライトノベルだからです。
メアリー・スーなど実際の人間としては存在しません。

まあ、どこの国の歴史にも嘘だの妄想だのは入っているものですが、
本来の歴史が残っているものならば、知りたいものです。
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